デイリー杯2歳ステークス 傾向と過去データ

デイリー杯2歳ステークス 傾向と過去データ

デイリー杯2歳S 開催情報

開催日 2025年11月15日(土)
格付け GⅡ
競馬場 京都競馬場
距離 芝1600m(外)
出走条件 2歳
負担重量 馬齢(牡馬・セン馬56kg、牝馬55kg)
1着賞金 3800万円

過去データ(10年)

デイリー杯2歳S 注目データ

馬番3番・10番に注意

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-0-1-6 14.3% 14.3% 28.6%
2枠 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
3枠 2-1-2-3 25.0% 37.5% 62.5%
4枠 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
5枠 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
6枠 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
7枠 0-1-1-9 0.0% 9.1% 18.2%
8枠 1-4-1-6 8.3% 41.7% 50.0%

※京都開催のみのデータ

小頭数で行われることが多いレースなので枠の内外はそれほど意識する必要はありませんが、京都開催の7年分ではでは馬番3番が(2-1-2-2)、10番が(0-2-1-1)とこの2つの馬番が複勝率70%台。2023年は馬番3番だった10番人気のナムラフッカーが3着に入っています。今年も登録は12頭なので3番・10番は人気問わず押さえておくのが良いかもしれません。

キャリア3戦以上は相手まで

キャリア
着度数
勝率
連対率
複勝率
1戦 4-3-2-14 17.4% 30.4% 39.1%
2戦 6-3-3-16 21.4% 32.1% 42.9%
3戦~ 0-4-5-35 0.0% 9.1% 20.5%

過去10年の優勝馬は全てキャリア2戦以下で、またいずれも前走1着馬。前走新潟2歳Sで1着だったセリフォス、中京2歳Sで1着だったアドマイヤマーズと前走がオープンクラスでも2着以下だった馬は2~3着までです。

またキャリア2戦以下で前走1着×今回3番人気以内に支持されると(9-3-2-10)という成績です。

3~4月生まれに好走馬が多い

生月
着度数
勝率
連対率
複勝率
1月 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
2月 1-1-2-17 4.8% 9.5% 19.0%
3月 5-8-2-26 12.2% 31.7% 36.6%
4月 4-1-4-15 16.7% 20.8% 37.5%
5月 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%

これ以前に行われる2歳重賞では早生まれになる馬が有利になることが多いのですが、デイリー杯2歳Sでは3~4月生まれの出走・好走が多いのが特徴です

特に牝馬は3月生まれが(2-2-0-5)、それ以外の月は(0-0-0-11)と好走馬は全て3月生まれでした。

デイリー杯2歳S 傾向と注目馬

デイリー杯2歳S 傾向

point

馬番3番・10番の複勝率が高い

point

キャリア2戦以下+前走1着馬が中心

point

3~4月生まれの成績が良い

デイリー杯2歳S 注目馬

キャンディード

4月生まれの牡馬でキャリア2戦・前走は重賞に昇格した中京2歳Sで1.19.4の2歳レコードで優勝しています。前走タイム・3着以下との着差からも能力は高そうで、京都と同じく直線平坦の小倉の新馬戦を勝っていることもポイント。京都は中央場の中でもクセがあるコースなので、小倉での実績が裏付けになります。

カヴァレリッツォ

中京の新馬戦では5馬身差の楽勝でしたが、この時の上がりは2位に0.7秒差の内容。今回はC.デムーロ騎手への乗り替わりになりますが、海外競馬はこの時期シーズン外ということもあり外国人騎手の重賞勝ちが最も多いのが11月。C.デムーロ騎手もつい先日ファンタジーSを勝っています。

グッドピース

前走新馬戦ではラスト3F33.2の末脚で快勝。この時の2着馬メイプルハッピーは未勝利戦を勝ち上がっているのでまずまずのレベルと言えそうです。こちらも3月生まれと過去の傾向からは買いやすいものの、キングマン産駒は芝だと東京・中京・阪神が得意で京都はやや苦手としているので血統的にはあと一歩か。

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