富士ステークス 傾向と過去データ

富士ステークス 傾向と過去データ

過去データ(10年)

富士S 注目データ

内枠はやや苦戦

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
2枠 1-0-1-15 5.9% 5.9% 11.8%
3枠 1-0-0-16 5.9% 5.9% 5.9%
4枠 2-1-2-12 11.8% 17.6% 29.4%
5枠 3-1-0-15 15.8% 21.1% 21.1%
6枠 0-3-0-17 0.0% 15.0% 15.0%
7枠 0-2-6-14 9.1% 36.4%
8枠 2-3-0-18 8.7% 21.7% 21.7%

4枠より外から好走している馬が多く、1~3枠は苦戦しています。1~3枠で優勝した3頭中2頭はソングライン、ダノンプラチナとGⅠ連対実績のある3歳馬でした。 また6~8枠は2~3着馬が多く出ていますが、馬体重500kg以上×6~8枠が(0-6-1-19)。馬体重500kg未満×6~8枠は(2-2-5-30)と2着に500kg以上・3着に500kg未満の馬が入ることが多いのが特徴です。

上位人気に支持された馬が強い

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2番人気 6-2-2-10 30.0% 40.0% 50.0%
3~4番人気 3-7-2-8 15.0% 50.0% 60.0%
5番人気~ 1-1-6-103 0.9% 1.8% 7.2%

1着に1~2番人気、2着に3~4番人気、3着に5番人気以下が入ることが多く人気通りに収まりやすいレースです。 5番人気以下で3着以内に入った8頭は父ディープインパクト系が3頭、父キングカメハメハ系が4頭とこの2系統で大半を占めています。また8頭中6頭は同年の東京マイル重賞(安田記念、ヴィクトリアマイル、NHKマイルC、東京新聞杯)に出走していました。

高齢馬は苦戦

年齢
着度数
勝率
連対率
複勝率
3歳 3-1-3-26 9.1% 12.1% 21.2%
4歳 5-4-1-22 15.6% 31.3% 23.4%
5歳 2-3-6-36 4.3% 10.6% 23.4%
6歳以上 0-2-0-37 0.0% 5.4% 5.4%

5歳までは複勝率は変わりませんが6歳になるとガクンと落ちます。5番人気以内に支持された馬は7頭(全て6歳馬)いましたが下記のような成績です。

  • 1番人気2着 ソウルラッシュ
  • 4番人気6着 ピースワンパラディ
  • 4番人気6着 ワグネリアン
  • 1番人気9着 サトノアーサー
  • 5番人気17着 ロジクライ
  • 4番人気2着 イスラボニータ
  • 5番人気8着 フルーキー

2着に入ったソウルラッシュ、イスラボニータに共通しているのは【同年のマイラーズCで優勝】【前年のマイルCS2着】【富士Sで連対した実績がある】という点でした。

富士S 傾向と注目馬

富士S 傾向

point

1~3枠はやや苦戦

point

上位人気に支持された馬が強い

point

6歳以上は直近1年でのマイル重賞実績が無いと厳しい

富士S 注目馬

ジャンタルマンタル

安田記念、NHKマイルCと東京マイルGⅠでは2戦2勝。今回は59kgを背負いますが上位人気に支持されることは恐らく間違いなく、人気馬が強いというレースの特徴にも合っています。今年の登録馬を見るとシンフォーエバーくらいしか逃げ馬がいないので、今まで通りの先行抜け出しの形でレースを進められそうです。

ガイアフォース

データで紹介したソウルラッシュ、イスラボニータと比べると直近のマイル実績という部分では物足りませんが、東京コース・また高速馬場を非常に得意としています。今年はジャンタルマンタル、ソウルラッシュが59kgを背負い、4~5歳馬でマイルGⅠ級という馬もいないのでチャンスはありそうです。

マジックサンズ

2歳時の3戦は道悪・冬場と時計のかかる馬場でしたが皐月賞では大外18番から上がり最速で6着、NHKマイルCでは1分31秒7で2着とキャリアは浅いながら高速馬場適性の高さを見せています。NHKマイルCで3着以内に入った馬はロジリオン、ダノンスコーピオンなどこのレースも相性が良く、支持も集めそうなのでデータからもお勧め。

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