阪急杯 傾向と過去データ

阪急杯 傾向と過去データ

阪急杯(GⅢ)は2026年2月21日(土)に阪神競馬場・芝1400mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

阪急杯 開催情報

開催日 2025年2月21日(土)
格付け GⅢ
競馬場 阪神競馬場
距離 芝1400m
出走条件 3歳以上
負担重量 別定(57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 4300万円

過去データ(10年)

高松宮記念の前哨戦として行われており、優勝馬には高松宮記念の優先出走権が与えられます。ただし近年の高松宮記念は香港スプリント・シルクロードSからのローテが主で、阪急杯を使ってきた馬は複勝率は高くありません。

  • レシステンシア(2021年1着) → 2021年高松宮記念2着
  • インディチャンプ(2021年4着) → 2021年高松宮記念3着
  • クリノガウディー(2020年7着) → 2020年高松宮記念4着(1着降着)
  • ミスターメロディ(2019年7着) → 2019年高松宮記念1着
  • ミッキーアイル(2016年1着) → 2016年高松宮記念2着

高松宮記念で好走した馬から見ると阪急杯では必ずしも好走している必要はありませんが、ミスターメロディは阪急杯で1番人気。クリノガウディー・インディチャンプは3番人気なので、高松宮記念を見据えるなら阪急杯で3番人気以内に支持された馬に注目です。

阪急杯 注目データ

逃げ・先行馬は外枠からの好走が多い

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-2-1-11 6.7% 20.0% 26.7%
2枠 1-0-3-12 6.3% 6.3% 25.0%
3枠 0-3-1-13 0.0% 17.6% 23.5%
4枠 1-1-0-15 5.9% 11.8% 11.8%
5枠 0-0-1-17 0.0% 0.0% 5.6%
6枠 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
7枠 3-0-1-19 13.0% 13.0% 17.4%
8枠 1-2-2-19 4.2% 12.5% 20.8%

※阪神開催のみのデータ

枠順では内外で成績に差はありません。脚質×枠順を見ると、1コーナー3番手以内で通過した逃げ・先行馬は1~4枠だと(1-1-1-9)・5~8枠は(4-1-3-12)と外枠の方が成績が良いのが特徴です。特に今年は登録時点では逃げ馬が例年よりも多いため、これらの馬の枠順にも注目です。

近2走で4角3番手以内の経験がある馬

  • アサカラキング
  • アルテヴェローチェ
  • グロリアラウス
  • スリールミニョン
  • ソンシ
  • ディアナザール
  • マイネルチケット
  • マサノカナリア
  • メイショウチタン
  • レイベリング
馬券への活かし方

登録18頭中10頭が2走以内に4角先団での競馬をしています。想定上位人気のディアナザール・ソンシ・マイネルチケットもこれに含まれるため前半のペースは平均以上で流れそうですが、この3頭は何が何でも逃げるという馬ではなく逃げ候補だとメイショウチタン、スリールミニョンあたりか。ハイペース前提で組み立てるなら、馬券的には差し馬を軸にして外枠の先行馬を相手・紐に押さえるという買い方もありです。

5歳馬は人気問わず好成績。4歳・7歳は前走5着以内○

年齢
着度数
勝率
連対率
複勝率
4歳 2-2-1-23 7.1% 14.3% 17.9%
5歳 4-4-5-34 8.5% 17.0% 27.7%
6歳 2-2-2-40 4.3% 8.7% 13.0%
7歳~ 2-2-2-39 4.4% 8.9% 13.3%

複勝率では5歳馬優勢ですが5番人気以内なら4~7歳まで差はなく、5歳馬は人気薄の好走が多い分成績を押し上げています。前走6着以下からの好走が多いのは5歳馬で、次いで6歳馬。

4歳馬は前走6着以下だと(1-0-0-13)、7歳以上馬は前走6着以下だと(0-0-1-35)と成績を落としています。4歳馬×前走6着以下で優勝したのは2021年のレシステンシア、7歳以上馬×前走6着以下で3着に入ったのは2018年のレッドファルクス。2頭とも前走がマイルCS・またGⅠ馬でした。

4歳・7歳以上で前走6着以下

  • アルテヴェローチェ
  • スリールミニョン
  • ダディーズビビッド
  • メイショウソラフネ
  • メイショウチタン
  • ヤンキーバローズ
馬券への活かし方

上位人気に推されそうな馬ではヤンキーバローズが4歳馬で前走6着以下というデータに該当し、実績的にも巻き返すのは厳しそうです。また成績の良い5歳馬ではソンシが人気の一角、人気薄ではナムラアトム・マサノカナリア・グロリアラウス・ララマセラシオンが挙げられます。この中ではナムラアトムはナムラクレアの半弟になる血統。ナムラクレアは高松宮記念で引退予定だけに、ここを勝つと姉弟対決が実現する可能性も。

前走3番人気以内だった馬が好成績

前走人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
3番人気以内 3-6-5-21 8.6% 25.7% 40.0%
4番人気以下 6-4-5-115 4.6% 7.7% 11.5%

前走で3番人気以内に支持されていた馬は複勝率40%と成績が良く、前走が条件戦でも重賞でも成績は安定しています。特に前走ハンデ戦で3番人気以内だと(2-2-3-4)複勝率63.6%まで上がります

一方前走で4番人気以下だった馬は前走の格が高い方が成績も良く、前走3勝クラス・オープン特別で4番人気以下だった馬は(1-1-1-47)複勝率6.0%と不振。

前走3番人気以内

  • アサカラキング
  • ディアナザール
  • マイネルチケット
馬券への活かし方

今回人気を集めそうなディアナザール、マイネルチケットの両4歳馬は前走で連対しているので軸候補としては申し分ありません。アサカラキングは前走ハンデ戦で3番人気以内とより複勝率の高いデータに該当し、また昨年(京都開催)・一昨年とこのレースでは2年連続で2着に入っているので高配当狙いならこの馬からか。

阪神芝1400m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠5- 8- 7- 82/1024.9%12.7%19.6%
2枠9- 9- 8- 84/1108.2%16.4%23.6%
3枠11- 7- 14- 85/1179.4%15.4%27.4%
4枠12- 6- 9- 93/12010.0%15.0%22.5%
5枠8- 9- 7-102/1266.3%13.5%19.0%
6枠12- 8- 10-105/1358.9%14.8%22.2%
7枠9- 16- 5-126/1565.8%16.0%19.2%
8枠7- 10- 13-135/1654.2%10.3%18.2%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
モーリス5- 3- 6-28/4211.9%19.0%33.3%
ロードカナロア4- 5- 1-51/616.6%14.8%16.4%
リアルスティール4- 2- 2-11/1921.1%31.6%42.1%
ブリックスアンドモルタル4- 0- 2- 8/1428.6%28.6%42.9%
キズナ3- 4- 4-22/339.1%21.2%33.3%
ハービンジャー3- 0- 2-12/1717.6%17.6%29.4%
ジャスタウェイ3- 0- 1-12/1618.8%18.8%25.0%
エピファネイア2- 4- 4-29/395.1%15.4%25.6%
キタサンブラック2- 3- 2-16/238.7%21.7%30.4%
ミッキーアイル2- 2- 1-20/258.0%16.0%20.0%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト6- 4- 5-45/6010.0%16.7%25.0%
キングカメハメハ4- 4- 3-37/488.3%16.7%22.9%
フジキセキ3- 3- 2-19/2711.1%22.2%29.6%
ダイワメジャー2- 1- 4-25/326.3%9.4%21.9%
ダンスインザダーク2- 1- 1-16/2010.0%15.0%20.0%
グラスワンダー2- 1- 0- 3/ 633.3%50.0%50.0%
ブライアンズタイム2- 0- 2- 5/ 922.2%22.2%44.4%
シンボリクリスエス2- 0- 1-18/219.5%9.5%14.3%
クロフネ2- 0- 1-19/229.1%9.1%13.6%
ステイゴールド2- 0- 0-10/1216.7%16.7%16.7%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
川田将雅8- 3- 1-10/2236.4%50.0%54.5%
松山弘平6- 6- 1-26/3915.4%30.8%33.3%
鮫島克駿5- 5- 5-29/4411.4%22.7%34.1%
岩田望来5- 3- 5-30/4311.6%18.6%30.2%
吉村誠之助4- 0- 0-17/2119.0%19.0%19.0%
松若風馬3- 3- 3-20/2910.3%20.7%31.0%
横山典弘3- 1- 1- 8/1323.1%30.8%38.5%
菱田裕二3- 0- 4-21/2810.7%10.7%25.0%
団野大成2- 5- 4-24/355.7%20.0%31.4%
菅原明良2- 1- 0- 2/ 540.0%60.0%60.0%

阪急杯で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 逃げ・先行馬は外枠優勢
  • 5歳馬中心、4歳または7歳以上は前走5着以内から
  • 前走で3番人気以内に支持されていた馬が好成績

これらの阪急杯のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

カンチェンジュンガ

point

昨年の優勝馬で阪神でもセントウルS優勝の実績

逃げ・先行馬が多く展開が向きそう

レース間隔が空いた方が成績が良い

昨年は京都開催だった阪急杯を勝ち、秋はセントウルSでママコチャ・トウシンマカオを差し切って優勝。セントウルSは前半3Fが33.0秒と速いペースでしたが今回も開幕週で逃げ・先行馬多数とペースが流れそうなので差し脚質のこの馬には願ってもないメンバー構成になりそう。6歳馬で前走GⅠとは言え2桁着順だったことは割引きですが、阪神重賞勝ちの実績があるのでそれほど下げる必要はありません。

マイネルチケット

point

4歳馬で前走睦月Sでは2番人気2着

マイル重賞での好走実績あり

レコード馬場だと血統的にあと一歩

4歳馬で前走睦月Sでは2着、またこのレースでは2番人気に支持されていたことはデータからも推せる材料です。阪急杯で1分19秒台の決着になるとマイル実績馬が食い込んでくることが多く、過去にサウジアラビアRC3着やシンザン記念4着の実績がある点が評価できます。ただ豊明Sでは4着に敗れているようにレコード級の時計になると血統的にもあと一歩届かない可能性が高いので2~3着候補か。

グレイイングリーン

point

高速の阪神芝1400mはベストコース

7歳以上でも前走4着なので押さえられる

ハイペースが予想される今回は紐で面白そう

大穴候補ですが昨年の阪神Cは4着、そして過去にも阪急杯では4着・5着、阪神Cでも4着がもう一度あります。特筆すべきはいずれも2桁人気だったということ。今年の登録馬の中では持ち時計も上位でこのコースで前傾ラップになれば確実に追い込んできます。追い込んで5着前後という可能性は高いものの、3連複の3列目なら展開次第で食い込んでくるかもしれません。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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