菊花賞 傾向と過去データ

菊花賞 傾向と過去データ

過去データ(10年)

菊花賞 注目データ

Aコース最終日で内が荒れている可能性が高い

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 0-0-0-16 0.0% 0.0% 0.0%
2枠 3-1-0-12 18.8% 25.0% 25.0%
3枠 1-0-0-15 6.3% 6.3% 6.3%
4枠 0-1-1-14 0.0% 6.3% 12.5%
5枠 0-2-1-13 0.0% 12.5% 18.8%
6枠 1-2-0-13 6.3% 18.8% 18.8%
7枠 2-1-4-16 8.7% 13.0% 30.4%
8枠 1-1-2-20 4.2% 8.3% 16.7%

※京都開催のみのデータ

昨年は1~4着馬が2桁馬番、2023年も1着が17番のドゥレッツァ・3着が14番のソールオリエンスと外枠からの好走馬が増えています。長距離なのでロスの少ない内枠が有利なイメージはありますが、例年はAコースの後半・今年はAコース最終日に行われるため内ラチ沿いの芝状態は悪くなってきていると思われます。

前走逃げ・先行していた馬の勝率が低い

前走4角
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2番手 1-2-2-29 2.9% 8.8% 14.7%
3~5番手 0-2-4-29 0.0% 5.7% 17.1%
6~10番手 6-3-1-45 10.9% 16.4% 18.2%
11番手~ 1-1-1-16 5.3% 10.5% 15.8%

※京都開催のみのデータ

前走で逃げ・先行していた馬は2~3着にはよく入っていますが勝率は低く、2015年のキタサンブラック(前走セントライト記念で4角1番手+1着)を最後に優勝から遠ざかっています。

また前走上がり2位以内だった馬が(7-4-5-43)・3位以下だった馬は(1-4-3-76)。前走上がり3位以下で優勝したのも同じくキタサンブラックなので、近年の流れからは【前走4角6番手以下×上がり2位以内だった馬】が頭で狙いやすいということになります。

前走条件戦は2200mだった馬のみ

前走クラス
着度数
勝率
連対率
複勝率
GⅠ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
GⅡ 6-5-5-76 6.5% 12.0% 17.4%
GⅢ 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
OP 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
条件戦 1-2-3-34 2.5% 7.5% 15.0%

※京都開催のみのデータ

オークス直行も多い秋華賞に比べて、菊花賞では前走神戸新聞杯が(4-2-3-43)・セントライト記念が(2-2-2-29)と前哨戦を一叩きされるのが基本です。前走GⅡは3着以内が(6-4-4-26)。4着以下が(0-1-1-50)と前走好走馬が中心です。

また前走が条件戦だった馬は前走2200mが(1-2-3-5)、2200m以外は(0-0-0-29)と3着以内に入っているのは前走2200mだった馬のみ。改修後も前走日本海Sだったヘデントールやドゥレッツァ、前走が茶臼山高原特別だったアドマイヤテラと新潟・中京の2200mを使ってきた馬が結果を残しています。

菊花賞 傾向と注目馬

菊花賞 傾向

point

Aコース最終日で外枠有利になる可能性が高い

point

前走差していた馬(4角6番手以下×上がり2位以内)の勝率が高い

point

前走トライアル(3着以内)か2200mの条件戦(1着)だった馬が中心

菊花賞 注目馬

エリキング

前走神戸新聞杯では2番人気で優勝。4角7番手の位置取りから上がり32.3秒の末脚で差し切り勝ちと強い内容でした。2歳時に京都2歳Sも勝っており、母父が欧州で実績のあるハイシャパラル(サドラーズウェルズ系)なのでパンパンの良馬場よりも少し時計のかかる芝の方が合いそうです。今年はAコース最終日に行われることもこの馬にとっては追い風に。

エネルジコ

青葉賞優勝のあとはダービーを回避して新潟記念で2着。あまり例が無いローテではありますが、2018年のブラストワンピースが新潟記念優勝→菊花賞4着に入っているのでローテのみで割り引く必要はなさそう。ルメール騎手はアーバンシック、ドゥレッツァで菊花賞を連覇と長距離なら断トツで信頼できる騎手です。

マイユニバース

前走が2500mの条件戦であることは割引きですが武豊騎手への乗り替わりになることは大きな魅力。秋華賞のエリカエクスプレスや宝塚記念のメイショウタバルなど武豊騎手の逃げはペースが絶妙なので後ろも下手に動きづらく、不良馬場のあずさ賞を勝っているので展開・馬場状態からは気になる存在です。

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