金鯱賞 傾向と過去データ

金鯱賞 傾向と過去データ

金鯱賞(GⅡ)は2026年3月15日(日)に中京競馬場・芝2000mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

金鯱賞 開催情報

開催日 2025年3月15日(日)
格付け GⅡ
競馬場 中京競馬場
距離 芝2000m
出走条件 4歳以上
負担重量 別定(57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 6700万円

過去データ(10年)

金鯱賞は大阪杯のステップレースとして開催されており、1着馬には大阪杯の優先出走権が与えられます。

  • クイーンズウォーク(2025年1着) → 2025年ヴィクトリアマイル2着
  • プログノーシス(2024年1着) → 2024年クイーンエリザベス2世C2着
  • レイパパレ(2022年2着) → 2022年大阪杯2着
  • デアリングタクト(2021年2着) → 2021年クイーンエリザベス2世C3着

大阪杯までの間隔は中2週と詰まっているため有力馬がこのローテを歩むことは多くはなく、近年は香港のクイーンエリザベス2世Cを目指す馬が増えています。また金鯱賞→大阪杯のローテで好走しているのはポタジェ、レイパパレ、アルアイン、ステファノスなどディープ産駒(母父米国産)が多いのが特徴です。

金鯱賞 注目データ

馬番3~6番×馬体重500kgが好調

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
2枠 0-1-0-11 0.0% 8.3% 8.3%
3枠 3-1-0-8 25.0% 33.3% 33.3%
4枠 1-1-3-10 6.7% 33.3% 33.3%
5枠 2-0-3-12 11.8% 11.8% 29.4%
6枠 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
7枠 0-4-1-15 0.0% 20.0% 25.0%
8枠 2-1-1-17 9.5% 14.3% 19.0%

3~5枠の複勝率がやや高めですが比較的小頭数になることも多く、馬番では3~6番が(7-2-5-26)と優勝馬を多く輩出しています。また馬体重も別のデータで触れますが、馬番3~6番×馬体重500kg以上は(6-1-5-5)と特に馬格がある馬が内寄りに入ったら大きく評価できます。

前走時の馬体重が500kg以上だった馬

  • アーバンシック
  • ヴィレム
  • キングズパレス
  • クイーンズウォーク
  • ジューンテイク
  • ドゥラドーレス
  • ホウオウビスケッツ
馬券への活かし方

昨年1~2着のクイーンズウォーク、ホウオウビスケッツや重賞で4戦連続2着のドゥラドーレス、京都記念を勝ったジューンテイク、菊花賞馬アーバンシック、白富士Sでは1.57.1で2着だったヴィレムと今年の有力馬は馬格がある馬が多いので、この中で馬番3~6番に入ったら軸・または1着候補として検討したい所です。

馬格がある逃げ・先行馬が強い

馬体重
着度数
勝率
連対率
複勝率
459kg以下 0-2-0-11 0.0% 0.0% 15.4%
460~499kg 2-5-3-59 2.9% 10.1% 14.5%
500kg以上 8-3-7-26 18.2% 25.0% 40.9%

500kg以上の馬格を持つ馬の成績が非常に良く、2021年に10番人気で優勝したギベオン・2017年に13番人気で3着に入ったスズカデヴィアスと穴馬でも押さえられます。

枠順データで馬番3~6番の成績が良いと書きましたが、それ以外のデータでは馬体重500kg以上×1コーナー4番手以内が(6-3-2-12)複勝率47.8%・5番手以下は(2-0-5-14)複勝率33.3%。5番手以下で優勝したのは2020年のサートゥルナーリア、2017年のヤマカツエースでどちらも1番人気でした。

また500kg未満の馬は前走6番人気以下だと(0-0-0-38)・前走6着以下だと(0-1-1-37)と前走で上位人気・上位着順だった馬から。

馬体重500kg以上の逃げ・先行馬

  • ジューンテイク
  • ヴィレム
  • ホウオウビスケッツ

馬体重500kg未満で前走5番人気以内・5着以内だった馬

  • シェイクユアハート
馬券への活かし方

ジューンテイク、ヴィレムは前にも行けますがメンバー次第な部分もあり、昨年2着の実績もあるホウオウビスケッツが逃げる可能性が高そうです。クイーンズウォーク・ドゥラドーレスは基本的に差しタイプですが、1番人気に推されたら特に問題ありません。

また前走時の馬体重が500kg未満の馬で前走5番人気以内・5着以内を満たすのはシェイクユアハートのみ。馬体重の増減次第ではドゥラドーレスもこれに該当する可能性はあります。

1番人気馬は堅実

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1人気 6-3-1-0 60.0% 90.0% 100.0%
2~3人気 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0%
4~5人気 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
6~10人気 1-4-5-39 2.0% 10.2% 20.4%
11人気~ 0-0-2-25 0.0% 0.0% 7.4%

過去10年(中日新聞杯1年分を含む)では1番人気の複勝率は100%と堅実です。中穴が2~3着に入ることはありますが、1着は基本的に人気馬から。また特徴的なのは6番人気馬で2020年以降(0-0-5-1)。ダイワキャグニー、ポタジェ、アラタ、ヨーホーレイク、キングズパレスと6番人気馬が3着によく入っているので、3連単・3連複の3列目にお勧めです。

1番人気候補

  • クイーンズウォーク
  • ドゥラドーレス

6番人気候補

  • アーバンシック
  • ジューンテイク
  • ヴィレム
  • ディマイザキッド
  • ホウオウビスケッツ
馬券への活かし方

想定ではクイーンズウォーク・ドゥラドーレスが人気を分け合う形ですが、昨年優勝の実績などクイーンズウォークの方が不安要素は少ないか。ドゥラドーレスはテンがあまり速くないので位置取り的に割引きになります。

6番人気候補は混戦なのでとりあえず当日の人気を見てチェックする形で良いと思いますが「先行馬」「6歳馬」「乗り替わり」になる馬が多く、全て満たすのはホウオウビスケッツ。

中京芝2000m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠37- 36- 33-270/3769.8%19.4%28.2%
2枠40- 46- 32-275/39310.2%21.9%30.0%
3枠33- 34- 33-307/4078.1%16.5%24.6%
4枠43- 28- 33-322/42610.1%16.7%24.4%
5枠36- 39- 34-342/4518.0%16.6%24.2%
6枠44- 35- 42-356/4779.2%16.6%25.4%
7枠27- 38- 50-437/5524.9%11.8%20.8%
8枠42- 47- 44-439/5727.3%15.6%23.3%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト28- 31- 22-130/21113.3%28.0%38.4%
ハービンジャー23- 14- 14-136/18712.3%19.8%27.3%
ハーツクライ19- 17- 10-152/1989.6%18.2%23.2%
エピファネイア18- 24- 18-144/2048.8%20.6%29.4%
キズナ17- 17- 21-132/1879.1%18.2%29.4%
ルーラーシップ14- 9- 9-122/1549.1%14.9%20.8%
ロードカナロア14- 8- 1- 66/ 8915.7%24.7%25.8%
ドゥラメンテ13- 15- 19-123/1707.6%16.5%27.6%
モーリス11- 7- 12- 70/10011.0%18.0%30.0%
キタサンブラック9- 13- 17- 59/ 989.2%22.4%39.8%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト35- 23- 29-205/29212.0%19.9%29.8%
キングカメハメハ16- 13- 20-109/15810.1%18.4%31.0%
ハーツクライ11- 5- 9- 59/ 8413.1%19.0%29.8%
サンデーサイレンス9- 0- 2- 40/ 5117.6%17.6%21.6%
シンボリクリスエス8- 4- 11- 63/ 869.3%14.0%26.7%
スペシャルウィーク7- 3- 8- 52/ 7010.0%14.3%25.7%
アグネスデジタル7- 0- 4- 37/ 4814.6%14.6%22.9%
ホワイトマズル6- 4- 0- 15/ 2524.0%40.0%40.0%
ゼンノロブロイ6- 3- 2- 43/ 5411.1%16.7%20.4%
Unbridled's Song6- 3- 1- 25/ 3517.1%25.7%28.6%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
川田将雅38- 22- 14- 38/11233.9%53.6%66.1%
松山弘平27- 18- 15- 95/15517.4%29.0%38.7%
岩田望来23- 12- 10- 84/12917.8%27.1%34.9%
坂井瑠星17- 10- 12- 68/10715.9%25.2%36.4%
武豊11- 4- 5- 48/ 6816.2%22.1%29.4%
西村淳也9- 9- 5- 66/ 8910.1%20.2%25.8%
ルメール9- 7- 4- 19/ 3923.1%41.0%51.3%
団野大成7- 8- 6- 74/ 957.4%15.8%22.1%
岩田康誠7- 3- 6- 33/ 4914.3%20.4%32.7%
鮫島克駿6- 10- 13- 78/1075.6%15.0%27.1%

金鯱賞で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 馬番3~6番の優勝が多い
  • 500kg以上の逃げ・先行馬、500kg未満は前走5番人気以内・5着以内だった馬
  • 1番人気の複勝率100%、6番人気が3着に入ることが多い

これらの金鯱賞のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

クイーンズウォーク

point

昨年優勝の実績

540kg前後の馬格

川田騎手×中内田厩舎は中京芝2000m重賞で圧倒的な成績

昨年の優勝馬でコース適性は問題無し。また想定1番人気なので軸に向いています。牝馬ながら540kg前後の馬格を持ち、基本的には差し寄りの脚質ですが昨年は4角3番手の競馬とある程度位置を取る競馬もできます。川田騎手×中内田厩舎はプログノーシス、アートハウスなどこのコースの重賞成績は抜群で、川田騎手は中京芝2000mの重賞は2022年ローズSのアートハウスから8連勝中です。

ヴィレム

point

左回りの2000mの経験豊富

520kg前後の馬格

好走馬が多い白富士Sローテ

2走前のウェルカムSでは1.57.6、前走白富士Sでは1.57.1と高速馬場を得意としており、白富士Sはジャックドール、ギベオン、ポタジェと好走馬が多いローテでもあります。戦績からも左回りの2000mは経験豊富ですし、馬格があるので前で競馬ができればチャンスはあります。ただ想定時点では騎手未定になっているので騎手次第か。

ホウオウビスケッツ

point

昨年2着の実績

馬格がある逃げ馬

想定7~8番人気と妙味あり

昨年の金鯱賞ではクイーンズウォークにハナ差の2着でしたが斤量差は昨年の2kgから今年は1kgになります。天皇賞・秋は超スロー、ジャパンCは距離の壁にハイペースと敗因ははっきりしているので自分でペースを作れそうな今回は見直し可能。馬格もありこの中京コースでこそ狙いたい馬です。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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