共同通信杯 傾向と過去データ

共同通信杯 傾向と過去データ

共同通信杯(GⅢ)は2026年2月15日(日)に東京競馬場・芝1800mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

共同通信杯 開催情報

開催日 2025年2月15日(日)
格付け GⅢ
競馬場 東京競馬場
距離 芝1800m
出走条件 3歳
負担重量 馬齢重量(牡馬・せん馬57kg、牝馬55kg)
1着賞金 4100万円

過去データ(10年)

共同通信杯は皐月賞のトライアルではありませんが、皐月賞までの間隔や東京芝1800mというコース設定など皐月賞・ダービーに直結しやすく、このレースの好走馬から多数のGⅠ馬を輩出している出世レースです。

  • マスカレードボール(2025年1着) → 2025年天皇賞・秋1着
  • ジャスティンミラノ(2024年1着) → 2024年皐月賞1着
  • ジャンタルマンタル(2024年2着) → 2024年NHKマイルCなどGⅠ3勝
  • ジオグリフ(2022年2着) → 2022年皐月賞1着

上に挙げた以外にもエフフォーリア、シャフリヤール、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、スワーヴリチャード、ディーマジェスティがこのレースで3着以内に入り後にGⅠを勝っています。特に皐月賞・ダービーと春のクラシックに向けて最も重要なレースになります。

共同通信杯 注目データ

外枠×末脚を使える馬○

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
2枠 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
3枠 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
4枠 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
5枠 1-2-0-10 7.7% 23.1% 23.1%
6枠 3-0-2-10 20.0% 20.0% 33.3%
7枠 1-2-3-11 5.9% 17.6% 35.3%
8枠 1-2-2-13 5.6% 16.7% 27.8.%

過去10年では最大でも12頭立てとフルゲートになることはないため、外枠でも問題ありません。東京コースだけに末脚勝負になりますが、前走上がり2位以内だった馬が(8-5-5-40)・3位以下だった馬が(1-5-5-29)と優勝馬を探すならまずは前走の上がり順位が重要になります。

また前走上がり2位以内だった馬が1~4枠に入ると(2-2-1-18)ですが、5~8枠にはいると(6-3-4-22)と外枠の成績が良いのが特徴です。ただし1~4枠で優勝した2頭はダノンキングリー・スワーヴリチャードとどちらもダービーで2着に入っているので、この縛りで内枠から優勝した馬がいたらダービーでも高く評価できます。

前走上がり2位以内

  • ゴバド
  • サトノヴァンクル
  • サノノグレーター
  • ディバインウインド
  • ベレシート
  • ラヴェニュー
  • ロブチェン
馬券への活かし方

登録11頭中7頭が前走上がり2位以内と半数以上を占めていますが、やはり注目はキャリア1戦でホープフルSを制したロブチェン。他には新馬戦の内容が圧巻だったラヴェニュー、葉牡丹賞をレコード勝ちしたサノノグレーター、新馬戦でゾロアストロに完勝しているディバインウインドあたりが支持を集めそうなので、この4頭の中で外寄りの枠に入った馬は単系の馬券で狙えます。

前走2000mだった馬の優勝が多い

前走距離
着度数
勝率
連対率
複勝率
1500m以下 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
1600m 1-5-1-24 3.2% 19.4% 22.6%
1800m 1-3-4-12 5.0% 20.0% 40.0%
2000m 8-2-5-32 17.0% 21.3% 31.9%
2200m以上 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

前走で2000mのレースを使っている馬の優勝が多く、前走1600mで優勝したのは2019年のダノンキングリー・前走1800mで優勝したのは2017年のスワーヴリチャードと枠順でも触れた2頭。

また2000mでも中山が(3-0-1-4)・東京が(5-1-2-19)、阪神・京都の2000mだと(0-1-2-9)と関東の2000mを使ってきた馬が優勝候補です

前走2000m

  • サノノグレーター(中山)
  • ベレシート(阪神)
  • ロブチェン(中山)
馬券への活かし方

今年は前走2000mを使っている馬が少なく、関東の2000mを使っているのはサノノグレーター・ロブチェンの2頭。どちらも前走上がりは2位以内だったので、枠順データと併せてどちらか1頭が外寄りの枠に入ればその馬を1着固定で買うのがベター。

3月生まれ

生月
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2月 2-5-6-27 5.0% 17.5% 32.5%
3~4月 8-4-4-37 15.1% 22.6% 30.1%
5月~ 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%

複勝率では1~2月・3~4月はほぼ変わりませんが、3~4月生まれの優勝が多く特に3月生まれは(7-2-2-19)。また1~2月生まれで3着以内に好走した13頭中、後にGⅠを制したのは2022年2着のジオグリフのみ。

対して3~4月生まれで3着以内に入った16頭中、後にGⅠを制したのは実に9頭。春のクラシックを占う重要なレースだけに、3~4月生まれ(特に3月生まれの馬には注目したい所です。

3~4月生まれ

  • イージーライダー
  • ガリレア(4月)
  • ゴバド
  • サノノグレーター
  • ストロングエース
  • ラヴェニュー
  • リアライズシリウス
  • ロブチェン(4月)
馬券への活かし方

3~4月以外の生まれになるのはサトノヴァンクル、ディバインウインド、ベレシートの3頭。3月生まれで人気を集めそうなのはサノノグレーター、ラヴェニュー、リアライズシリウスで4月生まれだとロブチェン。今年の有力馬は3~4月生まれが多いので、ここで3着以内に入った馬は次走以降のGⅠでも忘れずに。

東京芝1800m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠12- 22- 19-187/2405.0%14.2%22.1%
2枠20- 21- 14-190/2458.2%16.7%22.4%
3枠18- 18- 17-204/2577.0%14.0%20.6%
4枠30- 20- 16-207/27311.0%18.3%24.2%
5枠21- 28- 28-216/2937.2%16.7%26.3%
6枠18- 20- 28-245/3115.8%12.2%21.2%
7枠31- 27- 28-254/3409.1%17.1%25.3%
8枠31- 24- 29-278/3628.6%15.2%23.2%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ドゥラメンテ17- 16- 9- 88/13013.1%25.4%32.3%
エピファネイア16- 17- 13- 98/14411.1%22.9%31.9%
キズナ12- 13- 15- 42/ 8214.6%30.5%48.8%
モーリス12- 11- 6- 48/ 7715.6%29.9%37.7%
ロードカナロア11- 12- 10- 47/ 8013.8%28.8%41.3%
キタサンブラック11- 6- 5- 42/ 6417.2%26.6%34.4%
リアルスティール8- 4- 8- 37/ 5714.0%21.1%35.1%
レイデオロ7- 5- 4- 32/ 4814.6%25.0%33.3%
シルバーステート6- 5- 6- 54/ 718.5%15.5%23.9%
ハービンジャー5- 8- 4- 51/ 687.4%19.1%25.0%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト15- 14- 15-121/1659.1%17.6%26.7%
キングカメハメハ13- 18- 14-102/1478.8%21.1%30.6%
マンハッタンカフェ7- 4- 2- 33/ 4615.2%23.9%28.3%
ルーラーシップ5- 6- 1- 24/ 3613.9%30.6%33.3%
ステイゴールド5- 5- 0- 44/ 549.3%18.5%18.5%
ハーツクライ5- 3- 4- 41/ 539.4%15.1%22.6%
Galileo5- 1- 3- 7/ 1631.3%37.5%56.3%
Frankel4- 3- 3- 7/ 1723.5%41.2%58.8%
ロージズインメイ4- 3- 2- 18/ 2714.8%25.9%33.3%
Fastnet Rock4- 0- 1- 7/ 1233.3%33.3%41.7%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール30- 18- 18- 30/ 9631.3%50.0%68.8%
戸崎圭太21- 22- 11- 53/10719.6%40.2%50.5%
横山武史12- 9- 13- 50/ 8414.3%25.0%40.5%
レーン11- 5- 2- 14/ 3234.4%50.0%56.3%
モレイラ11- 4- 2- 5/ 2250.0%68.2%77.3%
津村明秀9- 8- 6- 62/ 8510.6%20.0%27.1%
川田将雅6- 8- 6- 8/ 2821.4%50.0%71.4%
松山弘平6- 3- 6- 25/ 4015.0%22.5%37.5%
横山和生6- 2- 6- 53/ 679.0%11.9%20.9%
菅原明良5- 16- 10- 66/ 975.2%21.6%32.0%

共同通信杯で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 前走上がり2位以内×5~8枠の成績が良い
  • 前走2000mだった馬の優勝が多い
  • 3~4月生まれで好走した馬は、以降のGⅠでも期待

これらの共同通信杯のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ロブチェン

point

前走中山芝2000m(ホープフルS優勝)

ダービー向きの血統

松山騎手の継続騎乗

前走ホープフルSではキャリア1戦馬ながら上がり1位の末脚で差し切りGⅠ制覇。中穴人気だったことやワールドプレミアの初年度産駒と未知の部分が多いこともあり想定でも抜けた人気ではありませんが、前走が中山芝2000m・4月生まれなど優勝馬の条件はクリアしています。血統も母父ストームキャット系はキズナ、ダノンキングリーと同じなので血統からは春のクラシック向き。松山騎手とのコンビでダービーまで期待したい所です。

サノノグレーター

point

前走中山芝2000mをレコード勝ち

マイル経験あり

優勝馬が多い3月生まれ

前走葉牡丹賞では1.58.2と2歳レコードで優勝。この日は時計が出やすい芝でしたが2着馬に3馬身差の内容は評価できます。今年は関東の2000mを使っているのがロブチェンとこの馬しかおらず、また優勝馬が多い3月生まれでもあります。想定では6番人気くらいですがディーマジェスティも6番人気でこのレースを勝っています。またマイルの新馬戦では上がり33.9秒(2位馬の上がりは35.1秒)と断トツの末脚で、マイルでも走れるスピードは魅力です。

ラヴェニュー

point

新馬戦のラップが秀逸

ホープフルSでも上位人気想定だった

優勝馬が多い3月生まれ

ホープフルSでは上位人気が予想されていましたが熱発で回避。新馬戦では前半の800m通過は49.5秒とスローでしたが、そこから11.6-11.5-11.6-11.3-11.2と後半1000mは57.2秒。2歳戦としては非常に優秀な内容で数字だけならGⅠ級。戸崎騎手がサウジカップデーのため乗り替わりになるのは割引きですが、3月生まれということもありデータからはここで好走できれば次走以降も楽しみです。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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