京都大賞典 傾向と過去データ

京都大賞典 傾向と過去データ

過去データ(10年)

京都大賞典 注目データ

6~8枠は苦戦

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-1-0-6 22.2% 33.3% 33.3%
2枠 1-0-1-9 9.1% 9.1% 18.2%
3枠 1-1-3-7 8.3% 16.7% 41.7%
4枠 2-2-0-8 16.7% 33.3% 33.3%
5枠 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
6枠 0-1-0-13 0.0% 7.1% 7.1%
7枠 1-1-1-13 6.3% 12.5% 18.8%
8枠 0-1-2-14 0.0% 5.9% 17.6%

※過去10年中京都で開催された8年分の枠順データです。

3枠の複勝率が41.7%、1枠と4枠も複勝率33.3%と内枠の成績が良く6~8枠は苦戦しています。6~8枠で2着以内に入った馬は以下の4頭です。

  • グローリーヴェイズ(日経新春杯1着)
  • ダンビュライト(京都記念1着)
  • ディープボンド(京都新聞杯1着)
  • サウンズオブアース(菊花賞2着)

6~8枠で連対した4頭は京都芝2200m以上のGⅠで2着以内・またはGⅡで1着という実績を持っていました。

前走がGⅠだった馬が中心

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
GⅠ 5-7-6-25 11.6% 27.9% 41.9%
GⅡ・GⅢ 3-2-3-53 4.9% 8.2% 13.1%
OP・条件戦 2-1-1-21 8.0% 12.0% 16.0%

前走がGⅠだった馬は複勝率41.9%と成績が良く、特に前走が宝塚記念だった馬は(4-4-6-14)。また宝塚記念で9番人気以内に支持された馬は(4-4-5-7)で複勝率は65.0%まで上がります。1桁人気に支持されていれば着順は不問で昨年2着のディープボンドは前走宝塚記念では8番人気7着でした。

父サンデーサイレンス系の優勝が多い

父系統
着度数
勝率
連対率
複勝率
サンデー系 6-2-5-52 9.2% 12.3% 20.0%
ミスプロ系 1-4-3-15 4.3% 21.7% 34.7%
その他系統 1-2-0-12 6.7% 20.0% 20.0%

※過去10年中京都で開催された8年分の枠順データです。

京都開催の8年中5年でディープインパクト産駒が優勝しており、父が非サンデーサイレンス系で優勝した2頭は2015年のラブリーデイ(京都記念1着)、ドレッドノータス(京都2歳S1着)と京都重賞勝ちのある馬でした。

昨年は1着シュヴァリエローズがディープインパクト産駒、2着ディープボンドはキズナ産駒、3着メイショウブレゲはゴールドシップ産駒でした。2023年もディープインパクト産駒のプラダリア産駒が1着、ディープボンドが2着と改修後も父サンデーサイレンス系が他を圧倒しています

京都大賞典 傾向と注目馬

京都大賞典 傾向

point

内枠有利、外枠は京都重賞で実績がある馬

point

前走GⅠだった馬(特に宝塚記念)が強い

point

父サンデーサイレンス系が優勢

京都大賞典 注目馬

ショウナンラプンタ

今年の登録馬では目黒記念勝ちのアドマイヤテラ、阪神大賞典勝ちのサンライズアースとレイデオロ産駒の2頭が支持を集めそうですが、ショウナンラプンタは父サンデーサイレンス系で前走宝塚記念と上に挙げた好走データに該当します。宝塚記念で11番人気と低評価だったのはマイナス要素ですが、天皇賞・春3着など京都重賞でも好走しており初重賞制覇も期待できます。

ディープモンスター

7歳馬ですが目黒記念4着から小倉記念・新潟記念で3着。昨年はチャレンジCでも2着に入っているように直線平坦コースを得意としています。ディープインパクト産駒ということで昨年のシュヴァリエローズのように人気薄でも激走の可能性があり、浜中騎手は過去10年では(0-4-1-3)と1着こそありませんが相性が良いレースです。

ドゥレッツァ

父はミスプロ系のドゥラメンテですが2023年の菊花賞優勝の実績を持ちます。宝塚記念では9着に敗れましたが4番人気に支持されたことはデータ上強調できます。昨年のジャパンCでもドウデュースと僅差の2着に粘るなど2400mの距離なら巻き返しの可能性はあります。

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