ダービー卿チャレンジトロフィー 傾向と過去データ

ダービー卿チャレンジトロフィー 傾向と過去データ

ダービー卿CT(GⅢ)は2026年4月4日(土)に中山競馬場・芝1600mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

ダービー卿CT 開催情報

開催日 2026年4月4日(土)
格付け GⅢ
競馬場 中山競馬場
距離 芝1600m
出走条件 4歳以上
負担重量 ハンデキャップ
1着賞金 4100万円

過去データ(10年)

ダービー卿CTは中山芝1600mで行われる古馬のハンデキャップ重賞です。2022年は3連単55万馬券・2020年は3連単41万馬券と中山巧者が穴をあけることもあり、ハンデ戦だけに高配当も期待できるレースです。

  • エエヤン(2024年8番人気2着) ← 2023年ニュージーランドT1着
  • タイムトゥヘヴン(2022年11番人気1着) ← 2021年ニュージーランドT2着
  • ボンセルヴィーソ(2020年13番人気2着) ← 2017年ニュージーランドT3着
  • ストーミーシー(2018年9番人気3着) ← 2016年ニュージーランドT2着

人気薄で注目したいのは同時期に行われるニュージーランドTでの好走実績。中山マイルでは東風SやニューイヤーS・若潮Sなど3勝クラス・オープン特別も多く行われておりこれらのレースの好走馬が人気を集めやすく上に挙げた馬はいずれも近走不振というレースが続いていたことで人気を落としていますが、やはり重要なのは同じ季節であるということ。

ダービー卿CT 注目データ

真ん中から内有利・6~8枠は2着まで

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-1-1-15 10.5% 15.8% 21.1%
2枠 4-2-0-13 21.1% 31.6% 31.6%
3枠 0-2-3-14 0.0% 10.5% 26.3%
4枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
5枠 3-2-2-13 15.0% 25.0% 35.0%
6枠 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0%
7枠 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0%
8枠 0-0-2-17 0.0% 0.0% 10.5%

Bコース替わりの土曜日に開催されることが多いため、内枠から真ん中前後までが好枠で6枠以降・馬番だと11番以降は2着までという結果が続いています。6~8枠は(0-3-3-53)ですが、2着に入った3頭はロゴタイプ(4番人気)、プリモシーン(3番人気)、カテドラル(4番人気)なので外枠は人気馬なら2着・人気薄なら3着までという買い方が無難です。

また5枠は3勝を挙げていますが最後に優勝したのは2021年のテルツェットでそれ以降は1~4枠が4年連続優勝しています。2025年のトロヴァトーレ(レイデオロ産駒)、2023年のインダストリア(リオンディーズ産駒)、2022年のタイムトゥヘヴンと父キングカメハメハ系で1~4枠に入った馬が近年よく優勝しています。

父がキングカメハメハ系の馬

  • ゾンニッヒ
  • タイムトゥヘヴン
  • ブエナオンダ
  • レガーロデルシエロ
馬券への活かし方

上に挙げた4頭の中では今年の京都金杯を勝っているブエナオンダが最も人気を集めそうですが、やや小柄な馬体なので前走東京新聞杯(15着)時と同じ58kgのハンデはやや厳しいかもしれません。

レガーロデルシエロは東風S3着と前走好走していますがこちらは除外対象なので出走できれば。ゾンニッヒ・タイムトゥヘヴンはそれぞれダービー卿CTでの好走実績を持っていますが共に8歳馬なので馬券的には紐までか。

前走から斤量増になる馬は不振

斤量
着度数
勝率
連対率
複勝率
斤量増 1-2-0-31 2.9% 8.8% 8.8%
同斤量 3-5-5-40 5.7% 15.1% 24.5%
斤量減 6-3-5-55 8.7% 13.0% 20.3%

ハンデ戦なので斤量は重要なポイントになり、斤量増になる馬は複勝率が低いのが特徴です。斤量増で3着以内に入った3頭はトロヴァトーレ、ジャスティンカフェ、ロゴタイプの3頭でいずれも4番人気以内の支持を受けていました。ロゴタイプは当時中山で行われていた朝日杯FS・そして皐月賞と中山でGⅠ2勝の実績がありました。トロヴァトーレとジャスティンカフェは2番人気以内の支持を受けており、騎手がそれぞれモレイラ騎手・ルメール騎手とトップジョッキーが騎乗していました。

今回斤量増になる馬

  • イミグラントソング
  • ケイアイセナ
  • ジュンブロッサム
  • ダディーズビビッド
  • ファーヴェント
馬券への活かし方

想定では1番人気のファーヴェントが今回斤量増になります。横山武騎手は有馬記念でコスモキュランダを2着に持ってくるなど得意なコースですが、ファーヴェント自身が初の中山になることもあり過信はできません。他にも今年重賞4勝の津村騎手が騎乗するケイアイセナ、昨年のニュージーランドTの優勝馬イミグラントソング、2年前の富士Sではソウルラッシュを破っているジュンブロッサムと悩ましい所が斤量増。データからは強くは推せないので相手評価までという形です。

優勝候補は5番人気以内

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0%
3~5人気 6-4-4-16 20.0% 33.3% 46.7%
6~10人気 0-2-3-45 0.0% 4.0% 10.0%
11人気~ 1-2-0-53 1.8% 5.4% 5.4%

過去10年のうち9年は単勝5番人気以内に支持された馬が優勝しています。2桁人気で優勝したのは2022年のタイムトゥヘヴンで前年のニュージーランドT2着馬でした。また年齢で見ると4~5歳馬が(9-6-9-52)・6歳以上は(1-4-1-74)で6歳以上で優勝したのは2020年のクルーガー(4番人気)。またタイムトゥヘヴン・クルーガーはどちらも父がキングカメハメハ系という共通点もあります。

5番人気以内が予想される4~5歳馬

  • ファーヴェント
  • ミニトランザット
  • ブエナオンダ
  • シリウスコルト
  • レガーロデルシエロ
馬券への活かし方

斤量増のファーヴェント、除外対象のレガーロデルシエロを除くとミニトランザット、ブエナオンダ、シリウスコルトの3頭は軸・または1着候補向きです。まず真ん中から内寄りの枠に入ることが優勝条件になるのであとは枠次第になります。

また過去10年の優勝馬を別の角度から見ると、乗り替わりが8勝・関東馬が7勝・馬体重480kg以上が8勝を挙げています。ミニトランザットは0個・ブエナオンダは乗り替わりの1個・シリウスコルトは関東馬・馬体重480kg以上の2個に該当し、シリウスコルトが有力候補というデータになりました。

中山芝1600m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠31- 28- 26-236/3219.7%18.4%26.5%
2枠24- 24- 24-260/3327.2%14.5%21.7%
3枠34- 20- 27-259/34010.0%15.9%23.8%
4枠36- 27- 31-266/36010.0%17.5%26.1%
5枠28- 33- 18-293/3727.5%16.4%21.2%
6枠20- 24- 28-310/3825.2%11.5%18.8%
7枠14- 21- 30-325/3903.6%9.0%16.7%
8枠18- 29- 20-332/3994.5%11.8%16.8%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ロードカナロア19- 18- 11- 98/14613.0%25.3%32.9%
シルバーステート15- 15- 11- 74/11513.0%26.1%35.7%
モーリス12- 8- 11- 98/1299.3%15.5%24.0%
キズナ11- 9- 8- 50/ 7814.1%25.6%35.9%
エピファネイア8- 9- 11- 87/1157.0%14.8%24.3%
イスラボニータ7- 8- 5- 45/ 6510.8%23.1%30.8%
ディープインパクト7- 2- 2- 29/ 4017.5%22.5%27.5%
リオンディーズ7- 0- 1- 49/ 5712.3%12.3%14.0%
ルーラーシップ6- 5- 5- 42/ 5810.3%19.0%27.6%
スワーヴリチャード6- 5- 3- 34/ 4812.5%22.9%29.2%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト20- 17- 21-176/2348.5%15.8%24.8%
キングカメハメハ14- 14- 11-102/1419.9%19.9%27.7%
Shamardal6- 6- 2- 16/ 3020.0%40.0%46.7%
マンハッタンカフェ6- 5- 9- 48/ 688.8%16.2%29.4%
フジキセキ6- 4- 2- 34/ 4613.0%21.7%26.1%
ブライアンズタイム6- 3- 2- 19/ 3020.0%30.0%36.7%
ハーツクライ5- 7- 3- 60/ 756.7%16.0%20.0%
タイキシャトル5- 2- 7- 37/ 519.8%13.7%27.5%
アグネスタキオン5- 0- 4- 38/ 4710.6%10.6%19.1%
エンパイアメーカー4- 1- 2- 8/ 1526.7%33.3%46.7%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール21- 11- 10- 42/ 8425.0%38.1%50.0%
戸崎圭太20- 19- 11- 72/12216.4%32.0%41.0%
横山武史16- 11- 15- 68/11014.5%24.5%38.2%
菅原明良11- 9- 15- 91/1268.7%15.9%27.8%
佐々木大輔10- 6- 5- 57/ 7812.8%20.5%26.9%
大野拓弥10- 5- 8- 78/1019.9%14.9%22.8%
田辺裕信9- 9- 4- 62/ 8410.7%21.4%26.2%
津村明秀8- 16- 5- 78/1077.5%22.4%27.1%
横山和生8- 10- 6- 59/ 839.6%21.7%28.9%
北村宏司7- 3- 6- 47/ 6311.1%15.9%25.4%

ダービー卿CTで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 枠は内から真ん中まで、6~8枠は2~3着止まり
  • 今回斤量増になる馬は苦戦
  • 5番人気以内×4~5歳馬の勝率が高い

これらのダービー卿CTのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

シリウスコルト

point

上位人気に支持されそうな5歳馬で馬格もあり

前走と同斤量

東京新聞杯の内容、過去の中山実績から期待

5歳馬で上位人気が想定され、斤量は前走と同じ58kg。500kg台の馬格を持つ関東馬と好走ポイントはひととおりクリアしています。前走東京新聞杯は久々のマイル戦だったことや東京新聞杯は近年好メンバーが揃いやすいレースということを考えると、先行して5着という結果は十分評価できる内容でした。中山外回りは初めてですがホープフルSで9番人気6着、弥生賞で9番人気3着と3歳時は中山で人気以上の好走を見せており、隠れ中山巧者という可能性も考えられます。

ファーヴェント

point

上位人気に支持されそうな5歳馬で馬格もあり

斤量増になる以外は好走ポイントはクリア

ハーツクライ産駒の成長力

今回斤量増という部分はデータ的には大きく割引きになりますが、それでも前走京都金杯が56kgで今回57kgとブエナオンダ、シリウスコルトなど他の有力馬と比べると恵まれています。5歳馬で人気上位・500kg以上の馬格・乗り替わりと斤量以外は優勝候補として申し分ないデータが揃っていますし、世代では東スポ杯3着など将来を嘱望されていた馬。ハーツクライ産駒は本格化すると戦績も安定するタイプが多く、ここを勝てれば秋はGⅠでも期待できます。

レガーロデルシエロ

point

登録時点では除外対象

父ロードカナロア・母父マンハッタンカフェは中山○

高速馬場にも対応可、血統的には中山の道悪はこなせる

登録時点では除外対象なので強くは推せませんが、父がキングカメハメハ系・母父がマンハッタンカフェという血統は非常に良く、例えば京成杯AHを59kgで勝ったソウルラッシュを筆頭にテーオーロイヤル・クロミナンス・ディオなど距離問わず中山は相性が良い血統です。東風Sでは1.32.2と速い時計にも対応していますが血統からは道悪もいけるので、出走できれば相手候補の1~2番手に挙げたい馬です。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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