マーチステークス 傾向と過去データ

マーチS(GⅢ)は2026年3月29日(日)に中山競馬場・ダート1800mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに
を初心者の方にも分かりやすく解説します。
マーチS 開催情報
| 開催日 | 2025年3月29日(日) |
| 格付け | GⅢ |
| 競馬場 | 中山競馬場 |
| 距離 | ダート1800m |
| 出走条件 | 4歳以上 |
| 負担重量 | ハンデキャップ |
| 1着賞金 | 3800万円 |
過去データ(10年)

マーチSはダートのハンデ重賞のためGⅠ級の馬の参戦は多くありませんが、毎年のように人気薄が好走し固い決着は少なく高配当が狙えるレースです。
過去10年では3連単の最低配当でも500倍、10万円前後の配当が多く基本的に荒れます。1~2番人気のどちらかが3着以内に入ることは多いのですが、10番人気前後の大穴馬も毎年のように馬券に絡んでくるため非常に難解なレースです。
マーチS 注目データ
近年は6枠優勢、人気薄は母父米国産×馬番4~6番・10~12番
| 1枠 | 1-1-1-15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
| 2枠 | 3-1-2-13 | 15.8% | 21.1% | 31.6% |
| 3枠 | 0-0-3-16 | 0.0% | 0.0% | 15.8% |
| 4枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
| 5枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
| 6枠 | 3-2-2-13 | 15.0% | 25.0% | 35.0% |
| 7枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
| 8枠 | 0-3-1-15 | 0.0% | 15.8% | 21.1% |
2枠・6枠は複勝率が30%台ですが2枠は2020年以前に好走馬が多く、近年は6枠が人気・穴馬関係なくよく3着以内に入っています。また5番人気以内に支持された馬は1~5枠が(1-3-3-21)・6~8枠は(4-4-3-11)と軸に向いているのは外枠の人気馬です。
一方10番人気以下の穴馬は(1-2-4-59)ですが、馬番4~6番が(1-0-3-8)・10~12番が(0-2-1-11)とこの2つの範囲に固まっています。また10番人気以下で3着以内に入った7頭の共通点ですが、7頭全てが母父の生産国が米国の馬でした。特にミスプロ系は2022年12番人気2着のケンシンコウ、2017年10番人気1着のインカンテーションと勝ち負けまで狙えます。
母父の生産国が米国の馬
馬券への活かし方
ダート戦だけあって母父米国産も多いのですが、今年は登録24頭中11頭でした。この中でミスプロ系はコレペティトール、スナークラファエロ、チュウワクリスエス、ヴァルツァーシャルの4頭。フルゲート16頭なのでさすがに除外馬が出てからの検討がいいと思いますが、人気馬も基本的には母父米国産が優勢なのでプロミストジーン、チュウワクリスエス、ヴァルツァーシャル、ブレイクフォースあたりは軸候補としても検討できます。
4歳馬は不振、5~6歳馬が中心
| 4歳 | 0-2-1-25 | 0.0% | 7.1% | 10.7% |
| 5歳 | 4-3-3-20 | 13.3% | 23.3% | 33.3% |
| 6歳 | 4-4-4-43 | 7.3% | 14.5% | 21.8% |
| 7歳~ | 2-1-3-36 | 4.8% | 7.1% | 14.3% |
人気に推されやすいのは4歳馬ですが、最も成績が悪いのも4歳馬というレースです。ただ2025年のロードクロンヌ・2024年のミトノオーとここ2年は4歳馬も3着以内に入っているので消しまでではありません。またその前に4歳で好走したバスタータイプも含め、この3頭も母父が米国産でした。
馬券としては5~6歳馬を中心に考えるのが良く、6番人気以下の中穴も4歳が(0-0-0-10)・5~6歳が(4-3-3-50)・7歳以上が(1-0-2-32)と5~6歳が最も馬券になっています。
4歳馬
馬券への活かし方
4歳馬では想定でも人気を集めているプロミストジーン、チュウワクリスエスはどちらも母父米国産。軸向きではないものの馬券に組み込むには問題ありません。また上位人気馬で5~6歳なのはオメガギネス、サンデーファンデー、アクションプランですがこの3頭は母父が米国以外の生産です。
例えば2022年1着のメイショウハリオ(母父マンハッタンカフェ)や2022年3着のヒストリーメイカー(母父バブルガムフェロー)、2018年1着のセンチュリオン(母父ホワイトマズル)など母父が内国産・欧州産でも走ってはいるのですが、3着以内に2頭以上入ることは少ないので過信はできません。
前走4角3番手以内が1着候補・4番手以下は2~3着候補
| 3番手以内 | 8-2-3-35 | 16.7% | 20.8% | 27.1% |
| 4~8番手 | 2-2-7-46 | 3.5% | 7.0% | 19.3% |
| 9番手以下 | 0-5-1-43 | 0.0% | 10.2% | 12.2% |
前走での位置取りが前になるほど複勝率も上がります。位置取り別に特徴を見ると前走4角3番手以内だった馬は今回偶数枠に入ると(7-1-0-16)と勝率が高いのが特徴。また前走1秒前後負けていても巻き返しての優勝が多く見られます。
次に前走4角4~8番手ですが、前走で5番人気以内だった馬が(1-1-6-24)と3着が多いのが特徴です。また5~6歳馬が(2-1-6-22)で特に5歳馬は(2-0-3-4)と好成績。
最後に前走4角9番手以下ですが、偶数枠が(0-5-1-20)と3着以内に入ったのは全て偶数枠の馬。その中でも10番・12番・14番と外枠からの2着が多いのが特徴です。また前走で1秒以上負けていると(0-0-0-22)なので前走での着差は0.9秒差まで。
前走4角3番手以内
前走4角4~8番手×5~6歳馬
前走4角9番手以下×0.9秒差以下
馬券への活かし方
1着候補の前走4角3番手以内は枠順が決まらないと判断できないので省略します。前走4角4~8番手だった5~6歳馬はオメガギネス、マンマリアーレの2頭ですがマンマリアーレは除外対象なのでオメガギネスが残ります。
前走4角9番手以下で前走0.9秒差以内に絞ると9頭が残りますが、除外対象を除くとコレペティトール、ショウナンライシン、ハピ、ペイシャエス、ヴァルツァーシャルの5頭に絞られます。
中山ダート1800m コースデータ
枠順成績
| 枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 40- 39- 42-585/706 | 5.7% | 11.2% | 17.1% |
| 2枠 | 54- 43- 44-613/754 | 7.2% | 12.9% | 18.7% |
| 3枠 | 35- 48- 56-649/788 | 4.4% | 10.5% | 17.6% |
| 4枠 | 58- 57- 68-649/832 | 7.0% | 13.8% | 22.0% |
| 5枠 | 50- 54- 68-692/864 | 5.8% | 12.0% | 19.9% |
| 6枠 | 61- 75- 61-685/882 | 6.9% | 15.4% | 22.3% |
| 7枠 | 73- 66- 55-693/887 | 8.2% | 15.7% | 21.9% |
| 8枠 | 82- 69- 58-687/896 | 9.2% | 16.9% | 23.3% |
種牡馬成績
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ホッコータルマエ | 21- 19- 16-152/208 | 10.1% | 19.2% | 26.9% |
| ドレフォン | 19- 21- 20-157/217 | 8.8% | 18.4% | 27.6% |
| ルヴァンスレーヴ | 16- 12- 13- 58/ 99 | 16.2% | 28.3% | 41.4% |
| シニスターミニスター | 12- 14- 10-107/143 | 8.4% | 18.2% | 25.2% |
| リオンディーズ | 12- 9- 12- 80/113 | 10.6% | 18.6% | 29.2% |
| ヘニーヒューズ | 11- 14- 8-103/136 | 8.1% | 18.4% | 24.3% |
| ジャスタウェイ | 11- 8- 9- 90/118 | 9.3% | 16.1% | 23.7% |
| ナダル | 11- 6- 8- 32/ 57 | 19.3% | 29.8% | 43.9% |
| レイデオロ | 10- 5- 2- 38/ 55 | 18.2% | 27.3% | 30.9% |
| リアルインパクト | 9- 9- 6- 68/ 92 | 9.8% | 19.6% | 26.1% |
母父成績
| 母父馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 26- 17- 17-239/299 | 8.7% | 14.4% | 20.1% |
| エンパイアメーカー | 16- 15- 5- 87/123 | 13.0% | 25.2% | 29.3% |
| ディープインパクト | 16- 11- 14-163/204 | 7.8% | 13.2% | 20.1% |
| ダイワメジャー | 15- 18- 7-134/174 | 8.6% | 19.0% | 23.0% |
| ハーツクライ | 14- 10- 11-136/171 | 8.2% | 14.0% | 20.5% |
| マンハッタンカフェ | 11- 12- 9-113/145 | 7.6% | 15.9% | 22.1% |
| フジキセキ | 10- 12- 12-111/145 | 6.9% | 15.2% | 23.4% |
| ブライアンズタイム | 10- 5- 6- 52/ 73 | 13.7% | 20.5% | 28.8% |
| クロフネ | 9- 23- 20-205/257 | 3.5% | 12.5% | 20.2% |
| サンデーサイレンス | 9- 9- 9- 63/ 90 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
騎手成績
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 横山武史 | 39- 24- 20-145/228 | 17.1% | 27.6% | 36.4% |
| 戸崎圭太 | 37- 29- 24-119/209 | 17.7% | 31.6% | 43.1% |
| 横山和生 | 34- 14- 22-116/186 | 18.3% | 25.8% | 37.6% |
| ルメール | 22- 20- 12- 44/ 98 | 22.4% | 42.9% | 55.1% |
| 三浦皇成 | 18- 20- 11-121/170 | 10.6% | 22.4% | 28.8% |
| 田辺裕信 | 15- 18- 12-106/151 | 9.9% | 21.9% | 29.8% |
| 菅原明良 | 13- 16- 22-197/248 | 5.2% | 11.7% | 20.6% |
| 石川裕紀人 | 13- 9- 12-112/146 | 8.9% | 15.1% | 23.3% |
| 丹内祐次 | 12- 19- 12-179/222 | 5.4% | 14.0% | 19.4% |
| 津村明秀 | 12- 17- 13-121/163 | 7.4% | 17.8% | 25.8% |
マーチSで勝つための攻略ポイントまとめ
過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。
これらのマーチSのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。
チュウワクリスエス
4歳馬なので過去のデータからは強くは推しづらいのですが、ここ2年は4歳馬が3着以内に入っているためそこまで下げずに評価しています。前走アレキサンドライトSでは2着馬に3馬身半差の勝利。ルヴァンスレーヴ産駒はコース相性も良く、母父も米国産のサウスヴィグラスです。ハンデも有力馬に58kg以上が多い中56kg。同じ4歳馬のプロミストジーンと比べると馬格も500kg弱と他有力馬に比べるとデータ的には若干買いやすいです。
ヴァルツァーシャル
2年前のマーチS優勝馬で、その時と同じく師走S・ポルックスSを好走して臨むローテになります。前走ポルックスSでは斤量60kgと酷量でしたが上がり最速で2着に入り、中山適性の高さを改めて証明しました。こちらも父・母父共に米国産と血統も良く、長期休養を挟んでいるためキャリアで見れば6歳馬とさほど変わりません。
ブレイクフォース
前走総武Sでは6番人気でしたが差し切って優勝。昨年のマーチSも11番人気で4着に入るなど中山は相性が良いコースです。母父サンデーサイレンスもキタノヴィジョン、ロワジャルダンが2桁人気で3着に入るなど穴要素もあり、乗り替わりですが横山武騎手は近年のコース成績でも上位です。
※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。