武蔵野ステークス 傾向と過去データ

武蔵野S 開催情報
| 開催日 | 2025年11月15日 |
| 格付け | GⅢ |
| 競馬場 | 東京競馬場 |
| 距離 | ダート1600m |
| 出走条件 | 3歳以上 |
| 負担重量 | 別定(3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減) |
| 1着賞金 | 4000万円 |
過去データ(10年)

武蔵野S 注目データ
真ん中前後の枠に好走馬が多い
| 1枠 | 0-0-0-18 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2枠 | 2-2-1-14 | 10.5% | 21.1% | 26.3% |
| 3枠 | 1-0-1-18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
| 4枠 | 1-2-4-13 | 5.0% | 15.0% | 35.0% |
| 5枠 | 0-2-1-17 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
| 6枠 | 4-1-2-13 | 20.0% | 25.0% | 35.0% |
| 7枠 | 1-2-0-17 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
| 8枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
1枠は人気馬でも3着以内がありませんが、5番人気以内×2~8枠はそれほど成績は変わりません。6番人気以下は1~3枠が(0-2-1-40)、4~6枠が(2-3-4-30)、7~8枠が(1-0-1-23)と4~6枠に好走馬が多いのが特徴です。
また馬体重500kg未満の馬は1~5枠が(0-2-5-45)、6~8枠が(4-4-2-27)と1着になっているのは外枠で1~5枠だと2~3着止まりです。
前走は地方か東京のオープン特別
| 地方 | 6-4-0-22 | 18.8% | 31.3% | 31.3% |
| JRA重賞 | 0-2-2-31 | 0.0% | 5.7% | 11.4% |
| オープン特別 | 4-3-5-63 | 5.3% | 9.3% | 16.0% | 条件戦 | 0-1-1-10 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
前走が地方だとマイルCS南部杯・ジャパンダートダービーの他にもテレ玉杯オーバルスプリント、サマーチャンピオン、白山大賞典と様々なレースから好走馬が出ていますが、目安は前走4着以内。
前走がオープン特別だとグリーンチャンネルCだった馬が(3-0-4-30)と好走馬が多く、1400~1600mを使ってきた馬が中心です。前走JRA重賞だとエルムSやシリウスSなど距離短縮になることが多いので2~3着止まりです。
関東馬は不振
| 美浦 | 1-1-1-42 | 2.2% | 4.4% | 6.7% |
| 栗東 | 9-9-9-85 | 8.0% | 16.1% | 24.1% |
関東で開催される重賞にもかかわらず関西馬の成績が非常に良く、関東馬は大苦戦しています。優勝したのは2015年のノンコノユメ(ユニコーンS・ジャパンダートダービー優勝)、2着に入ったのは2022年のレモンポップ(東京ダート6戦無敗)、3着は昨年のペリエール(ユニコーンS優勝)といずれも東京で実績のある馬でした。
武蔵野S 傾向と注目馬
武蔵野S 傾向
武蔵野S 注目馬
オメガギネス
前走は相性の良いグリーンチャンネルCで、60kgの斤量を背負いながら4馬身差をつけての1着と素晴らしい内容でした。近走はJRA重賞で負け続きでしたが昨年のフェブラリーSで1番人気に支持されたこともあるように、東京が最も実力を発揮できるコース。斤量も57kgと前走から軽くなり、また関西馬であることなど他の登録馬と比べても武蔵野Sの好走馬に近い部分が多く初重賞制覇の可能性は十分。
ビダーヤ
フォーエバーヤングと同じ矢作厩舎のリアルスティール産駒ですが、リアルスティール産駒はダートだと東京競馬場の成績が最も良く、この馬自身も春の鎌倉S・欅Sを連勝しています。ダートでは1400mを主に使われているので距離延長が若干不安ではありますが、川田騎手騎乗ということもあり手腕に期待。
コスタノヴァ
関東馬ですが今年のフェブラリーS優勝を含め東京では6戦無敗と東京実績レモンポップ・ノンコノユメと遜色ありません。ただGⅠ勝ちがある分斤量が59kgになり、また前走マイルCS南部杯ではゲートを出なかったことが気になります。想定では1番人気に推されていますが、前走内容と人気を考慮すると軸にするのはやや怖いか。