中山牝馬ステークス 傾向と過去データ

中山牝馬ステークス 傾向と過去データ

中山牝馬S(GⅢ)は2026年3月7日(土)に中山競馬場・芝1800mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

中山牝馬S 開催情報

開催日 2025年3月7日(土)
格付け GⅢ
競馬場 中山競馬場
距離 芝1800m
出走条件 4歳以上牝馬
負担重量 ハンデキャップ
1着賞金 3800万円

過去データ(10年)

中山牝馬Sはヴィクトリアマイルの前哨戦として位置づけられており、昨年優勝のシランケドがヴィクトリアマイルで3着に入っています。ハンデ戦だけに荒れる事も多く2022年には3連単173万馬券が飛び出しています。

  • シランケド(2025年1着) → 2025年ヴィクトリアマイル3着
  • スルーセブンシーズ(2023年1着) → 2023年宝塚記念2着
  • ランブリングアレー(2021年1着) → 2021年ヴィクトリアマイル2着

他にも昨年2着のホーエリートはステイヤーズSで優勝、2024年3着のシンリョクカは新潟記念で優勝するなど近年はここで好走した牝馬がその後牡馬相手の重賞でも健闘するパターンが増えています。

中山牝馬S 注目データ

内枠の成績がやや低く、差し馬は外枠優勢

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 0-0-1-15 0.0% 0.0% 6.3%
2枠 2-0-1-13 12.5% 12.5% 18.8%
3枠 0-0-3-17 0.0% 0.0% 15.0%
4枠 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
5枠 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
6枠 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0%
7枠 2-4-0-14 10.0% 30.0% 30.0%
8枠 3-2-0-15 15.0% 25.0% 25.0%

スタート後すぐに1コーナーを迎えるため揉まれやすい内枠の成績が悪く、真ん中から外寄りに好走馬が多いのが特徴です。人気馬は内枠でもそこまで割引きではありませんが、6番人気以下は1~4枠が(0-0-5-44)・5~8枠が(3-4-1-45)と内枠の人気薄は3着まで。

また脚質で見ると1コーナーを5番手以下で通過した馬は1~4枠が(1-0-6-45)・5~8枠が(6-7-2-40)。先行できる馬は枠順不問ですが、差し馬は1~4枠に入ると3着まで・5~8枠に入れば1~2着で狙えるという形です。

前走1角5番手以下

  • アンゴラブラック
  • アンリーロード
  • ヴァルキリーバース
  • クリノメイ
  • ステレンボッシュ
  • パラディレーヌ
  • ビヨンドザヴァレー
  • フレミングフープ
  • ボンドガール
  • レディヴァリュー
馬券への活かし方

予想人気でも上位の支持を集めそうなアンゴラブラック・パラディレーヌは枠順が鍵になりそうです。アンゴラブラックはある程度前で競馬ができるので内枠でも番手につけられそうなら買えますが、パラディレーヌは基本的に前半は控えるタイプなので、内枠なら紐までという評価です。

良馬場だと差し有利・道悪だと前有利

4角3番手以内
着度数
勝率
連対率
複勝率
良馬場 0-2-1-22 3.7% 11.1% 14.8%
道悪 2-3-2-9 12.5% 31.3% 43.8%

3月に入ると雨が増えてきますが、中山牝馬Sでは馬場状態によって脚質の有利不利が変わります。良馬場では逃げ馬の複勝率が低く差し馬優勢。逆に道悪では逃げ馬の成績が良く差し馬はやや不振と馬場状態で傾向が逆になります。

また前走4角3番手以内だった馬は・前走4着以内だと(2-2-3-17)・前走5着以下は(2-0-0-15)と前走好走馬優勢。人気別で見ると4番人気以内に推された場合は(0-0-2-9)・5~9番人気が(4-1-1-7)・10番人気以下は(0-1-0-16)になるので、逃げ馬を狙うなら「中穴で前走4着以内だった馬」が狙い目になります。

前走4角3番手以内

  • エセルフリーダ
  • エリカエクスプレス(前走12着)
  • テリオスララ
  • ニシノティアモ
  • レーゼドラマ
馬券への活かし方

まず今回前に行く馬の中で支持を集めそうなエリカエクスプレスですが、前走エリザベス女王杯では12着とデータからは強くは推せず。ニシノティアモもどちらかと言えば人気を集めそうなので、このデータからはエセルフリーダが最も近そうです。ただし逃げ・先行馬を推せるのは道悪時なので、良馬場なら上に挙げた5頭は軽視でも良さそうです。

優勝馬は54kg以下に多い

ハンデ
着度数
勝率
連対率
複勝率
54kg以下 9-6-5-88 8.3% 13.9% 18.5%
55kg以上 1-4-5-34 2.3% 11.4% 22.7%

過去10年ではハンデ55kg以上で優勝したのは2021年のランブリングアレーのみ。55kg以上の実績馬は2~3着が多いのが特徴です。また前走クラス別だと前走GⅢ組が5勝・前走オープン特別組が2勝・前走3勝クラス組が3勝を挙げており前走GⅠ・GⅡだった馬は(0-2-1-13)と2着止まりです。

前走GⅠ・GⅡ

  • ヴェルキリーバース
  • エリカエクスプレス
  • ケリフレッドアスク
  • ステレンボッシュ
  • パラディレーヌ
  • ビヨンドザヴァレー
馬券への活かし方

エリカエクスプレス・パラディレーヌはそれぞれGⅠで2着に入った実績があるのでハンデも背負わされそうです。アンゴラブラックは中山金杯で55kgを背負っているのでこれより軽くなることはなさそうで、ニシノティアモは前走54kgで福島記念を勝っているのでこちらも55kg以上か。

馬連や3連複の軸ならアンゴラブラック、ニシノティアモあたりが比較的ポイントを押さえていますが、上位人気馬が軒並み55kg以上のハンデを背負いそうなので、この辺りを2着付けで1着にハンデの軽い馬を置くのも面白そうです。

中山芝1800m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠10- 18- 8-109/1456.9%19.3%24.8%
2枠12- 8- 19-114/1537.8%13.1%25.5%
3枠10- 7- 19-125/1616.2%10.6%22.4%
4枠11- 16- 16-126/1696.5%16.0%25.4%
5枠11- 15- 10-142/1786.2%14.6%20.2%
6枠17- 14- 14-145/1908.9%16.3%23.7%
7枠22- 15- 13-148/19811.1%18.7%25.3%
8枠13- 13- 7-175/2086.3%12.5%15.9%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
キズナ10- 6- 4-34/5418.5%29.6%37.0%
ロードカナロア5- 8- 4-32/4910.2%26.5%34.7%
ドゥラメンテ5- 6- 4-40/559.1%20.0%27.3%
モーリス5- 5- 1-34/4511.1%22.2%24.4%
リアルスティール5- 4- 2-18/2917.2%31.0%37.9%
ハーツクライ5- 2- 2-30/3912.8%17.9%23.1%
エピファネイア4- 6- 5-47/626.5%16.1%24.2%
ゴールドシップ4- 5- 4-66/795.1%11.4%16.5%
キタサンブラック4- 2- 4-20/3013.3%20.0%33.3%
ハービンジャー4- 1- 4-33/429.5%11.9%21.4%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト9- 11- 6- 77/1038.7%19.4%25.2%
キングカメハメハ5- 6- 3- 47/ 618.2%18.0%23.0%
スペシャルウィーク4- 1- 2- 18/ 2516.0%20.0%28.0%
ハーツクライ4- 1- 1- 22/ 2814.3%17.9%21.4%
クロフネ4- 0- 2- 22/ 2814.3%14.3%21.4%
ダイワメジャー3- 4- 6- 15/ 2810.7%25.0%46.4%
ルーラーシップ3- 2- 2- 15/ 2213.6%22.7%31.8%
アグネスタキオン3- 1- 3- 23/ 3010.0%13.3%23.3%
Kendargent3- 1- 1- 4/ 933.3%44.4%55.6%
ジャングルポケット3- 1- 1- 16/ 2114.3%19.0%23.8%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
横山武史14- 7- 7-32/6023.3%35.0%46.7%
戸崎圭太12- 8- 7-42/6917.4%29.0%39.1%
ルメール12- 8- 6-15/4129.3%48.8%63.4%
津村明秀5- 6- 7-38/568.9%19.6%32.1%
菅原明良4- 5-11-47/676.0%13.4%29.9%
横山和生4- 5- 2-36/478.5%19.1%23.4%
三浦皇成4- 3- 3-24/3411.8%20.6%29.4%
丹内祐次4- 0- 4-44/527.7%7.7%15.4%
柴田大知3- 4- 0-31/387.9%18.4%18.4%
M.デムーロ3- 1- 2- 8/1421.4%28.6%42.9%

中山牝馬Sで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 内枠の複勝率が低く、特に差し馬は内枠だと3着止まり
  • 良馬場だと差し有利・道悪だと逃げ有利
  • 54kg以下かつ前走GⅢ以下だった馬の優勝が多い

これらの中山牝馬Sのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

アンゴラブラック

point

前走中山金杯では55kgを背負い2着

中山経験豊富

ハンデが重くなりそうなので2~3着の可能性は高い

前走中山金杯ではカラマティアノスの2着に入りましたが、ハンデは同じ55kgなので斤量を考えると最も強かったのはこの馬。キャリアは浅いものの中山での好走が多く戸崎騎手が引き続き騎乗できることはプラス。脚質もある程度の位置で競馬ができるので、馬場状態もそれほど気にならずデータからは軸候補として推奨できます。

フレミングフープ

point

前走時のハンデ54kg・前走GⅢと優勝を狙えるデータ

差しタイプなので良馬場で買い

枠は1~4枠なら3着候補・5~8枠なら連対候補

今年は上位人気馬がハンデを背負わされそうですが、前走小倉牝馬Sでは54kgを背負い5着と前走ローテ・ハンデからは優勝候補として挙げられます。脚質的には差し寄りなので道悪ならやや低めの評価・良馬場なら本命としても考えられます。また脚質からは5~8枠が欲しい所で、内枠なら相手まで。

パラディレーヌ

point

GⅠ好走・またフラワーCで2着の実績

岩田望騎手の継続騎乗

差し馬なので良馬場×外枠が欲しい

前走エリザベス女王杯からのローテ、またハンデが重くなりそうなので2着狙いまでが無難ですが、秋華賞3着やフラワーC2着の実績を持ちます。血統からもキズナ産駒はコンクシェルやアブレイズなど人気より走っており、岩田望騎手の継続騎乗になることも評価できます。差し馬なのでフレミングフープと同じく上の着順を狙うなら良馬場×外枠の時。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

TOP