日経賞 傾向と過去データ

日経賞 傾向と過去データ

日経賞(GⅢ)は2026年3月28日(土)に中山競馬場・芝2500mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

日経賞 開催情報

開催日 2025年3月28日(土)
格付け GⅡ
競馬場 中山競馬場
距離 芝2500m
出走条件 4歳以上
負担重量 別定(4歳56kg/5歳以上57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 6700万円

過去データ(10年)

日経賞は天皇賞・春の前哨戦として開催されており、1着馬には天皇賞・春の優先出走権が与えられます。

  • タイトルホルダー(2022年1着) → 2022年天皇賞・春1着
  • ワールドプレミア(2021年3着) → 2021年天皇賞・春1着
  • カレンブーケドール(2021年2着) → 2021年天皇賞・春3着
  • スティッフェリオ(2020年3着) → 2020年天皇賞・春2着

天皇賞・春のステップレースとしては阪神大賞典に比べると見劣りします。タイトルホルダー・ワールドプレミアが日経賞をステップに天皇賞・春を制しましたがこの2年は天皇賞・春が阪神での代替開催。京都開催での天皇賞・春では苦戦傾向にあります。

日経賞 注目データ

前走5着以内×5~8枠が優勝候補、1~4枠は相手評価

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
2枠 1-1-2-11 6.7% 13.3% 26.7%
3枠 1-0-0-15 6.3% 6.3% 6.3%
4枠 0-4-3-9 0.0% 25.0% 43.8%
5枠 1-1-3-13 5.6% 11.1% 27.8%
6枠 2-3-1-12 11.1% 27.8% 33.3%
7枠 2-0-1-16 10.5% 10.5% 15.8%
8枠 2-1-0-17 10.0% 10.5% 15.8%

真ん中の4~6枠の複勝率が高く1枠・8枠から3着以内に入ったのは人気馬です。4枠は特に道悪では(0-2-3-1)と成績が良いのが特徴です。また2021年以降は馬番10番までが(4-5-5-36)・11番以降が(1-0-0-16)と外枠は苦戦しています。

もう1つ枠関連のデータですが、前走で5着以内だった馬は日経賞で1~4枠に入ると(0-4-4-20)・5~8枠は(7-4-2-19)と優勝馬は外枠に多いのが特徴です。1~4枠で優勝しているのはウインマリリン(AJCC6着)、タイトルホルダー(有馬記念9着)、メイショウテッコン(日経新春杯9着)の3頭です。逆に前走6着以下は内枠に優勝馬が多く、6~8枠×前走6着以下だと(0-0-1-30)と大きく成績を落としています。

前走5着以内

  • アスクナイスショー
  • エヒト
  • コスモキュランダ
  • ブレイヴロッカー
  • マイネルケレリウス
  • ミクニインスパイア
  • マイユニバース
  • ローシャムパーク
馬券への活かし方

今回想定人気で上位の支持を集めているマイユニバース、コスモキュランダ、ローシャムパーク、ミクニインスパイアはすべて前走5着以内でした。基本的に人気馬が勝つことが多いレースなのでこの4頭の枠順には注目です。この4頭以外では日経新春杯2着のシャイニングソード、アルゼンチン共和国杯優勝のミステリーウェイもある程度支持を集めそうですが、共に前走は下位に沈んでいるのでより上の着順を狙うなら内枠に入った場合です。

逃げ・先行馬の勝率が高い

前走4角
着度数
勝率
連対率
複勝率
5番手以内 9-4-5-39 15.8% 22.8% 31.6%
6番手以下 1-6-5-61 1.4% 9.6% 16.4%

前走でも4角好位だった馬の成績が良く、前走で4角6番手以下だった馬は相手まで。前走4角5番手以内×今回4番人気以内に推された場合は(9-2-2-7)と1着候補としては有力なデータになります。また優勝した9頭中8頭は前走がGⅠかGⅡでした。前走GⅢ・オープン特別・3勝クラスで4角5番手以内だと(1-0-0-15)と成績は振るいません。

前走4角5番手以内

  • アスクナイスショー
  • エヒト(前走AJCC)
  • コスモキュランダ(前走有馬記念)
  • ファウストラーゼン
  • マイユニバース
  • ミクニインスパイア
  • ミステリーウェイ(前走有馬記念)
  • リビアングラス(前走京都記念)
馬券への活かし方

有馬記念で大健闘の2着だったコスモキュランダは4角2番手とデータからは優勝候補の筆頭に挙げられます。エヒト、ミステリーウェイ、リビアングラスは今回中穴以下の人気順に収まりそうです。

またマイユニバース、アスクナイスショー、ミクニインスパイアと3勝クラスを勝って臨む3頭はいずれも前走4角5番手以内と複勝率の低いデータに当てはまるため、最も軸に向いているのはやはりコスモキュランダです。

前走中山だった馬の複勝率が高い

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
東京 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
中山 5-7-10-40 8.1% 19.4% 35.5%
京都 3-2-0-18 13.0% 21.7% 21.7%
阪神 0-0-0-12 0.0% 0.0% 0.0%
ローカル 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%

前走でも中山を走っていた馬が中心で有馬記念が(3-3-4-8)、AJCCが(2-4-3-16)とこの2レースだけで(5-7-7-24)と3着以内の半数以上を占めています。次いで前走京都ですがこちらは前走日経新春杯が(3-1-0-5)と成績が良いのが特徴です。

特に過去10年の3着馬は全て前走が中山の重賞だった馬なので、3着固定の3連単のような買い方も面白そうです。前走中山の重賞だった馬は誕生月でも偏りがあり、2月生まれが(3-1-4-8)・3月生まれが(0-0-5-9)と3着以内の大半を占めます。4月生まれは(0-5-0-13)と2着が多く、5月生まれは(2-1-0-4)。

前走が中山の重賞だった馬

  • エヒト(5月生まれ)
  • コスモキュランダ(2月生まれ)
  • チャックネイト(5月生まれ)
  • ホウオウノーサイド(4月生まれ)
  • ミステリーウェイ(3月生まれ)
馬券への活かし方

コスモキュランダは前走中山重賞だった馬の中でも最も複勝率の高い2月生まれです。今年は2~3月生まれがコスモキュランダとミステリーウェイの2頭だけなので、基本線としてはコスモキュランダ軸ですが高配当狙いならミステリーウェイの3着狙いでこの馬からワイド・3連複を買うのも面白そう。特に今年は中山の3勝クラスを使ってきた馬が上位人気に支持されそうなので、この辺りが飛べば配当もかなり期待できます。

中山芝2500m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠2- 1- 4-30/375.4%8.1%18.9%
2枠3- 4- 4-28/397.7%17.9%28.2%
3枠2- 4- 4-36/464.3%13.0%21.7%
4枠4- 6- 2-33/458.9%22.2%26.7%
5枠5- 4- 6-36/519.8%17.6%29.4%
6枠5- 4- 6-42/578.8%15.8%26.3%
7枠6- 1- 1-52/6010.0%11.7%13.3%
8枠4- 7- 4-46/616.6%18.0%24.6%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
キズナ5- 4- 2-15/2619.2%34.6%42.3%
ドゥラメンテ3- 3- 1-10/1717.6%35.3%41.2%
ゴールドシップ3- 0- 1-26/3010.0%10.0%13.3%
ハーツクライ2- 2- 3-29/365.6%11.1%19.4%
エピファネイア2- 0- 2-10/1414.3%14.3%28.6%
ネロ2- 0- 1- 0/ 366.7%66.7%100.0%
アドマイヤマーズ2- 0- 0- 1/ 366.7%66.7%66.7%
キングカメハメハ1- 3- 0-23/273.7%14.8%14.8%
レイデオロ1- 2- 1- 4/ 812.5%37.5%50.0%
ハービンジャー1- 1- 2-18/224.5%9.1%18.2%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
キングカメハメハ3- 4- 2-22/319.7%22.6%29.0%
コンデュイット3- 0- 0- 2/ 560.0%60.0%60.0%
ティンバーカントリー2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
Not For Sale2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
ディープインパクト1- 4- 1-26/323.1%15.6%18.8%
ハービンジャー1- 2- 2- 8/137.7%23.1%38.5%
チチカステナンゴ1- 1- 0- 2/ 425.0%50.0%50.0%
Scat Daddy1- 1- 0- 1/ 333.3%66.7%66.7%
ロージズインメイ1- 0- 1- 7/ 911.1%11.1%22.2%
クロフネ1- 0- 1- 6/ 812.5%12.5%25.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
丹内祐次4- 0- 1-14/1921.1%21.1%26.3%
ルメール2- 3- 3- 3/1118.2%45.5%72.7%
菅原明良2- 2- 1-10/1513.3%26.7%33.3%
佐々木大輔2- 1- 0- 6/ 922.2%33.3%33.3%
C.デムーロ2- 1- 0- 1/ 450.0%75.0%75.0%
大野拓弥2- 0- 0- 5/ 728.6%28.6%28.6%
武豊2- 0- 0- 1/ 366.7%66.7%66.7%
戸崎圭太1- 4- 3-14/224.5%22.7%36.4%
マーカン1- 3- 1- 5/1010.0%40.0%50.0%
田辺裕信1- 2- 0-10/137.7%23.1%23.1%

日経賞で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 前走5着以内×5~8枠が優勝候補、1~4枠は相手評価
  • 優勝候補は前走4角5番手以内の逃げ・先行馬
  • 前走が中山重賞だった馬が3着以内の半数以上を占める(特に有馬記念・AJCC)

これらの日経賞のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

コスモキュランダ

point

有馬記念からのローテ、前走4角2番手から2着に健闘

中山重賞では6戦して5回3着以内の実績

19戦2勝と勝ち切れない面があるので2~3着付けで狙うのもあり

昨年の有馬記念では12番人気の低評価ながら好位でレースを進め2着に健闘。中山重賞では6戦して5戦で3着以内に入っています。前走ローテ・位置取り・結果は文句無しの内容で上位人気に支持されている中でも過去のデータからはやや抜けた評価です。ただし19戦2勝(2-5-1-11)という戦績の通り勝ち味に遅いのも事実で、もし内寄りの枠に入った場合は2~3着付けで買うのもありです。

エヒト

point

前走AJCCでは厳しいペースを4角2番手から3着に好走

川田騎手への乗り替わり

年齢で嫌われそうなのでオッズ的にも旨味がありそう

前走AJCCはアウスヴァールが飛ばして逃げた2番手追走でしたが、この馬自身も中盤まではそれほど離されずについていき楽なペースではありませんでした。その中で最後まで粘っての3着は価値ある内容。AJCCは有馬記念に次ぐローテで好走馬も多く、今回は川田騎手への乗り替わりになります。9歳という年齢で嫌われそうですが、2~3着なら十分検討できます。

ミクニインスパイア

point

中山芝2500mの2勝クラスでは2.30.5の持ち時計

グレイトフルSでは大外14番枠から快勝

間隔を取ったローテ、丹内騎手の継続騎乗も好感。

他にマイユニバース、アスクナイスショーと3勝クラス組が人気を集めそうですが、その中でも面白そうなのがこの馬。中山芝2500mの2勝クラスでは逃げて上がり最速、勝ち時計は2.30.5と破格の内容でグレイトフルSでは内枠の馬が上位を占める中大外14番枠から優勝。ローテも3か月間隔を取っている点・丹内騎手の継続騎乗という点好感が持てます。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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