オーシャンS 傾向と過去データ

オーシャンS 傾向と過去データ

オーシャンS(GⅢ)は2026年2月28日(土)に中山競馬場・芝1200mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

オーシャンS 開催情報

開催日 2025年2月28日(土)
格付け GⅢ
競馬場 中山競馬場
距離 芝1200m
出走条件 4歳以上
負担重量 別定(57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 4300万円

過去データ(10年)

オーシャンSは高松宮記念の前哨戦として位置づけられており、1着馬には高松宮記念の優先出走権が与えられます。本番までの間隔が短いこともあり過去10年ではオーシャンSをステップに高松宮記念を優勝したのは2022年のナランフレグのみとなっています。

  • ママコチャ(2025年1着) → 2025年高松宮記念3着
  • キルロード(2022年6着) → 2022年高松宮記念3着
  • ショウナンアンセム(2019年5着) → 2019年高松宮記念3着
  • ナックビーナス(2018年2着) → 2018年高松宮記念3着
  • アルビアーノ(2016年5着) → 2016年高松宮記念3着

オーシャンS組は本番の高松宮記念では3着に入ることが多く、キルロード・ショウナンアンセムはそれぞれ17番人気での激走でした。今年もオーシャンSを経て高松宮記念に進む馬は大穴で注意したい所です。

オーシャンS 注目データ

人気馬は外寄り・人気薄は内枠○

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-3-2-12 5.6% 22.2% 33.3%
2枠 0-1-3-16 0.0% 5.0% 20.0%
3枠 0-0-1-19 0.0% 0.0% 5.0%
4枠 3-0-1-16 15.0% 15.0% 20.0%
5枠 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0%
6枠 2-2-0-16 10.0% 20.0% 20.0%
7枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
8枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%

内枠は2~3着が多く、優勝馬は4枠以降から出ることが多いのが特徴です。5番人気以内の人気馬は1~4枠が(2-3-3-15)・5~8枠が(6-6-3-12)と人気馬の成績が良いのは外寄りの枠です。

一方6番人気以下は1~4枠が(2-1-4-48)・5~8枠が(0-0-0-53)と内寄りの枠からしか3着以内に入っていません。

想定5番人気以内

  • ママコチャ
  • ファンダム
  • ルガル
  • インビンシブルパパ
  • レイピア
馬券への活かし方

枠順でもう1点ポイントなのは、2024年までは開催3日目(2週目)だったのが2025年は開催1日目(開幕週)に1週ズレたこと。これはGⅠのトライアルの間隔を全体的に空けるという施策が2025年に行われたことによるもので、今年も開幕週の開催になります。

昨年は掲示板5頭はいずれも6番人気以内・かつ重賞連対以上の実績を持つ馬でした。唯一人気馬で敗れたステークホルダーは3勝クラス上がりだったので、枠順よりは人気・実績を重視する方が良さそうです。

逃げ・先行馬有利なレース

4角
着度数
勝率
連対率
複勝率
5番手以内 7-6-3-42 12.1% 22.4% 27.6%
6~9番手 2-3-4-26 5.7% 14.3% 25.7%
10番手~ 1-1-3-60 1.5% 3.1% 7.7%

スタート後は直線の急坂まで下り坂or平坦が続き、また外回りコースで緩やかなカーブが続くコース形態なので差し・追い込みは届きにくいコースです

元々逃げ・先行有利なレースですが、開幕週に移動した昨年は1着ママコチャが4角3番手・2着ペアポルックスが4角1番手・3着ウイングレイテストが4角4番手と行った行ったの決着になりました。逃げ・先行馬から馬券を組み立てる方向が無難です。

前走4角4番手以内

  • インビンシブルパパ(※前走海外なので2走前)
  • ウイングレイテスト
  • ピューロマジック(※前走海外なので2走前)
  • フィオライア
  • フリッカージャブ
  • フリームファクシ
  • ペアポルックス
  • ルガル
  • ルージュラナキラ
馬券への活かし方

逃げようとするならテンが最も速いのはピューロマジック。昨年のスプリンターズSではハナを叩く予定ではなかったのか番手でレースを進めましたが、この馬が行けばハイペースは必至です。他にはインビンシブルパパ、ウイングレイテスト、ペアポルックス、ルガルあたりがコース適性・重賞実績からは評価できます。この辺りで馬連を狙う、または2頭軸で3連複を流すなどの買い方が面白そうです。

5歳馬の優勝が多く、4歳馬は2~3着が多い

年齢
着度数
勝率
連対率
複勝率
4歳 1-3-4-21 3.4% 13.8% 27.6%
5歳 6-2-3-32 14.0% 18.6% 25.6%
6歳 2-3-1-30 5.6% 13.9% 16.7%
7歳~ 1-2-2-45 2.0% 6.0% 10.0%

4歳から7歳まで優勝馬は出ていますが、特に優勝が多いのは5歳馬。5歳以外で優勝した4頭はモズスーパーフレア・ヴェントヴォーチェ、ママコチャ、ジャンダルムでいずれも2番人気以内に推されていました。一方5歳馬は11番人気で優勝したコントラチェック、10番人気で優勝したキングハートと穴馬の優勝も見られます。

5歳馬

  • インビンシブルパパ
  • ピューロマジック
  • フィオライア
  • ペアポルックス
馬券への活かし方

脚質でも挙げた逃げ・先行タイプの4頭が5歳馬ということで、この中で人気に支持されそうなのはインビンシブルパパ。テンが速いピューロマジック・昨年2着のペアポルックスも一発の可能性は秘めています。フィオライアは前走シルクロードSを16番人気で制していますが、中山では結果を残せていないのでやや厳しいか。

5歳以外だと想定人気で上位なのはママコチャ、ファンダム、ルガルの3頭。ママコチャとルガルはスプリンターズS優勝馬ですが、ファンダムはルメール騎手想定とはいえやや過剰人気な感も見受けられます。

中山芝1200m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠19- 13- 13-114/15911.9%20.1%28.3%
2枠12- 16- 12-123/1637.4%17.2%24.5%
3枠19- 11- 13-128/17111.1%17.5%25.1%
4枠9- 16- 16-142/1834.9%13.7%22.4%
5枠14- 16- 11-148/1897.4%15.9%21.7%
6枠10- 11- 9-170/2005.0%10.5%15.0%
7枠15- 15- 17-162/2097.2%14.4%22.5%
8枠8- 8- 16-173/2053.9%7.8%15.6%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ロードカナロア8- 9- 5-67/899.0%19.1%24.7%
ビッグアーサー7- 6- 5-55/739.6%17.8%24.7%
ミッキーアイル7- 2- 8-36/5313.2%17.0%32.1%
モーリス6- 5- 1-20/3218.8%34.4%37.5%
スクリーンヒーロー4- 0- 3- 9/1625.0%25.0%43.8%
American Pharoah3- 2- 0- 0/ 560.0%100.0%100.0%
タリスマニック3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%
ハービンジャー3- 0- 0- 4/ 742.9%42.9%42.9%
リオンディーズ2- 5- 3-13/238.7%30.4%43.5%
ディスクリートキャット2- 4- 5-15/267.7%23.1%42.3%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト8- 6- 5-50/6911.6%20.3%27.5%
ダイワメジャー5- 6- 5-54/707.1%15.7%22.9%
サクラバクシンオー4- 6- 2-27/3910.3%25.6%30.8%
Galileo3- 2- 0- 9/1421.4%35.7%35.7%
アドマイヤムーン3- 1- 1-14/1915.8%21.1%26.3%
ワークフォース3- 0- 0- 4/ 742.9%42.9%42.9%
Dubawi2- 3- 3-14/229.1%22.7%36.4%
ゼンノロブロイ2- 3- 1-13/1910.5%26.3%31.6%
スペシャルウィーク2- 3- 1-11/1711.8%29.4%35.3%
Shamardal2- 3- 0- 5/1020.0%50.0%50.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
戸崎圭太14- 2- 6-40/6222.6%25.8%35.5%
横山武史9- 8- 9-37/6314.3%27.0%41.3%
菅原明良5- 8- 6-46/657.7%20.0%29.2%
ルメール5- 4- 3-10/2222.7%40.9%54.5%
丹内祐次5- 3- 5-42/559.1%14.5%23.6%
マーカンド5- 2- 1-15/2321.7%30.4%34.8%
三浦皇成4- 3- 2-33/429.5%16.7%21.4%
石川裕紀人3- 7- 1-25/368.3%27.8%30.6%
佐々木大輔3- 3- 4-27/378.1%16.2%27.0%
吉田豊3- 2- 4-34/437.0%11.6%20.9%

オーシャンSで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 人気馬は外寄りの枠の成績が良く、人気薄は内枠狙い
  • 逃げ・先行馬有利(昨年から開幕週に移動)
  • 5歳馬の優勝が多く、5歳以外で優勝しているのは2番人気以内

これらのオーシャンSのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

インビンシブルパパ

point

勝率が高い5歳馬

逃げ脚質

血統からは高松宮記念まで狙える

昨年の函館スプリントSで芝に転向して3戦ですがCBC賞ではジューンブレア・シュトラウスなどを相手に逃げ切り優勝。BCターフスプリントでは6着に入っておりまだ底を見せていないのが魅力です。優勝が多い5歳馬で逃げタイプなので1着候補として申し分なく、血統は父がダンチヒ系なのでこのレースから高松宮記念に進んでも重い印を打てます。5年目の佐々木騎手は昨年81勝でリーディング9位。人馬初のGⅠに向けここでは結果が求められます。

ルガル

point

コース実績あり(スプリンターズS優勝)

ハイペースを前受けできる能力

6歳馬なので頭で狙うなら2番人気以内に支持された場合

2024年のスプリンターズS優勝馬で、その後はやや低迷しましたが昨年末の京阪杯・阪神Cで復調気配。この馬の強みは前傾ラップを前受けできることで、スプリンターズSはピューロマジックが刻む600m32.1秒のラップを3番手から制しています。今回もピューロマジックがいることは大きく、逆に次走高松宮記念よりも今回の方が馬券になりそうです。

ヨシノイースター

point

昨年のスプリンターズSで5着

春の中山での好走実績あり

道悪もこなせるので内枠なら相手に

昨年のスプリンターズSでは5着に入っていますがママコチャは6着・ルガルは12着など今年の登録馬の中では最先着。8歳馬ということもあり人気的にも目立ちませんが、昨年の春雷S・2023年の船橋S1着・2024年はオーシャンS4着と春の中山での好走実績を持ちます。脚質からは紐までですが道悪もこなせるので内枠に入れば面白そうな1頭。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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