エリザベス女王杯 傾向と過去データ

エリザベス女王杯 開催情報

開催日 2025年11月16日(日)
格付け GⅠ
競馬場 京都競馬場
距離 芝2200m
出走条件 3歳以上牝馬
負担重量 定量(3歳54kg、4歳以上56kg)
1着賞金 1億3000万円

過去データ(10年)

エリザベス女王杯 注目データ

人気馬は内に入るほど安定

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-0-2-8 16.7% 16.7% 33.3%
2枠 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
3枠 1-1-0-12 7.1% 14.3% 14.3%
4枠 0-0-2-12 0.0% 0.0% 14.3%
5枠 0-2-1-11 0.0% 14.3% 21.4%
6枠 3-0-1-10 21.4% 21.4% 28.6%
7枠 0-0-0-17 0.0% 0.0% 0.0%
8枠 0-2-0-17 0.0% 10.5% 10.5%

※京都開催のみのデータ

外の7~8枠は成績が悪く、5番人気以内だと1~3枠が(4-1-3-3)複勝率72.7%、4~6枠が(2-0-4-10)複勝率37.5%、7~8枠が(0-1-0-7)複勝率12.5%と人気馬は内に入るほど成績が安定します。

3~4歳馬が中心

年齢
着度数
勝率
連対率
複勝率
3歳 2-2-3-22 6.9% 13.8% 24.1%
4歳 6-5-5-48 9.4% 17.2% 25.0%
5歳 2-3-1-57 3.2% 7.9% 9.5%
6歳~ 0-1-0-14 0.0% 6.7% 6.7%

3~4歳馬の成績は拮抗していますが、5歳以上になると成績は大きく落ちます。5歳以上で近年好走している馬を見ると、スタニングローズ(秋華賞優勝)、ウインマリリン(オールカマー優勝、エリザベス女王杯4着)、ラッキーライラック(エリザベス女王杯優勝)、クロコスミア(エリザベス女王杯2着)など2000m以上の重賞勝ち、またはエリザベス女王杯で掲示板くらいの経験がある馬から。

関東騎手は不振、外国人騎手が好調

騎手
着度数
勝率
連対率
複勝率
美浦 1-0-1-29 3.2% 3.2% 6.5%
栗東 5-10-8-97 4.2% 12.5% 19.2%
外国 4-1-0-15 20.0% 25.0% 25.0%

阪神開催も含めた過去10年のうち、海外の短期免許騎手が4勝・栗東ではルメール騎手、デムーロ騎手が2勝ずつを挙げており実に10年中8年で外国人騎手が優勝しています。日本人騎手では2021年のアカイイト(幸騎手)が勝っていますがこの時は阪神開催。京都開催では2015年のマリアライト(蛯名騎手)まで遡ります。

エリザベス女王杯 傾向と注目馬

エリザベス女王杯 傾向

point

人気馬は内寄りの枠に入るほど安定

point

3~4歳が中心、5歳以上は2000m以上の重賞勝ちかエリザベス女王杯好走経験

point

外国人騎手の勝率が高い

エリザベス女王杯 注目馬

レガレイラ

昨年のエリザベス女王杯は5着に敗れましたが有馬記念で優勝、前走オールカマーも57kgで優勝しており距離は問題ありません。ただ中山以外での成績が芳しくないこと、関東の戸崎騎手騎乗などデータ的な割引き要素も。能力・実績的には断トツですが、ここよりは次の有馬記念がやはり目標になるため余裕残しの仕上げになりそうです。

リンクスティップ

秋初戦の紫苑Sでは8着に敗れましたが、デビューから3戦は京都を走りきさらぎ賞でも2着。桜花賞でも3着と輸送が短い関西圏での成績は安定しています。今回は過去2度優勝しているC.デムーロ騎手への乗り替わりということもあり、買うなら頭で一発狙いか。

シンリョクカ

昨年のエリザベス女王杯では4着に健闘、今年のヴィクトリアマイルでは6着とこれまで出走したGⅠでは全て人気以上に走っています。前走新潟記念はあまり例のないローテですが、今年から別定戦になったこともありエネルジコが出走するなどレベルは高く、高配当狙いならこの馬。

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