スプリンターズS 傾向と過去データ

過去データ(10年)

スプリンターズS 注目データ
外枠は不利
| 1枠 | 2-2-4-12 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 2枠 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
| 3枠 | 1-0-4-15 | 5.0% | 5.0% | 25.0% |
| 4枠 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% |
| 5枠 | 1-2-0-16 | 5.3% | 15.8% | 15.8% |
| 6枠 | 0-1-0-19 | 0.0% | 5.0% | 5.0% |
| 7枠 | 2-0-0-17 | 10.5% | 10.5% | 10.5% |
| 8枠 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
内枠の成績が良く外枠は不利なレースとなっています。特に中穴・大穴は内枠に多く6番人気以下は1~3枠が(1-1-5-35)、4~5枠が(0-3-0-34)、7~8枠が(1-0-1-27)。また5~8枠で好走しているのは8頭いますが、3~4歳馬が6頭・5歳以上馬が2頭でした。5歳以上の2頭は2016年2番人気のミッキーアイル、3番人気のレッドファルクスとどちらも人気馬です。
1着馬は3番人気以内から
| 1~3番人気 | 8-4-2-16 | 26.7% | 40.0% | 46.7% |
| 4~7番人気 | 0-4-3-33 | 0.0% | 10.0% | 17.5% |
| 8番人気以下 | 2-2-5-79 | 2.3% | 4.5% | 10.2% |
過去10年で単勝1倍台の支持を集めたのは2016年のビッグアーサーのみと人気が分散しやすいレースですが、優勝馬は3番人気以内から出ることが多いレースです。8番人気以下で優勝したのは2022年のジャンダルム(同年のオーシャンS優勝)、2024年のルガル(同年の高松宮記念1番人気)。また3番人気以内に推されて優勝した8頭中、偶数枠が(7-1-1-6)・奇数枠が(1-3-1-10)と偶数枠の勝率が高いのが特徴です。具体的には2番・4番・6番・8番と枠内枠×偶数枠に入った人気馬は重視したい所です。
前走4番人気以下は3着止まり
| 3番人気以内 | 9-9-5-49 | 12.5% | 25.0% | 31.9% |
| 4番人気以下 | 1-1-5-72 | 1.3% | 2.5% | 8.9% |
昨年のルガル(前走高松宮記念10着)のように前走大敗から巻き返す馬もいますが、連対馬の大半は前走3番人気以内に支持されていた馬です。前走4番人気以下だった馬は3着にはよく入っていますが連対率は2.5%と低く、連対した2頭は2022年のジャンダルム・2015年のサクラゴスペル。この2頭はどちらも7歳馬で同年のオーシャンSを勝っているという共通点がありました。
スプリンターズS 傾向と注目馬
スプリンターズS 傾向
スプリンターズS 注目馬
ママコチャ
2年前のスプリンターズSの優勝馬で6歳になった今年も4戦して全て3着以内に好走。特に高齢馬や人気薄での好走が多い「同年のオーシャンS勝ち」の実績があるのがポイント。前走セントウルSでも2番人気2着と好走データはクリアしているので、今回3番人気以内に支持された場合は2度目の優勝も期待できます。
ナムラクレア
スプリンターズSでは2年連続3着、高松宮記念では3年連続2着と好走しながらあと一歩届きませんが安定感は抜群。前走函館スプリントSでは故障した馬を避けるために大きく減速しているので8着という結果は度外視できます。ルメール騎手とのコンビ4戦目と万全を期して臨む今回、内の偶数枠に入れば悲願達成の可能性は十分です。
ジューンブレア
函館スプリントS・CBC賞は2着で重賞未勝利ですが、中山では新馬戦・2勝クラス・3勝クラスと3戦3勝。前走CBC賞では1番人気に支持されていたこともありデータ上は問題ありません。4歳馬なので外枠でも過去の傾向からは押さえられます。6歳世代が支持を集めているので枠順の妙があれば馬券圏内には入ってくるかも。