高松宮記念 傾向と過去データ

高松宮記念 傾向と過去データ

高松宮記念(GⅠ)は2026年3月29日(日)に中京競馬場・芝1200mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

高松宮記念 開催情報

開催日 2025年3月29日(日)
格付け GⅠ
競馬場 中京競馬場
距離 芝1200m
出走条件 4歳以上
負担重量 定量(58kg、牝馬2kg減)
1着賞金 1億7000万円

過去データ(10年)

高松宮記念は春のスプリント王決定戦ですが近年は天候に恵まれず道悪で行われることが多いレースです。過去10年のうち6年が稍重~不良馬場で行われており、馬券的にも荒れるときは大荒れになりやすいのが特徴。

  • 2023年 ⑫-②-③番人気 3連単668,280円
  • 2022年 ⑧-⑤-⑰番人気 3連単2,784,560円
  • 2020年 ⑨-②-④番人気 3連単217,720円
  • 2019年 ③-⑫-⑰番人気 3連単4,497,470円

過去10年では3連単100万馬券が2回出ています。2022年3着のキルロードは単勝225.8倍、2019年3着のショウナンアンセムは単勝358.9倍と大穴馬が激走することもありますが、大穴は枠順では真ん中から内・血統ではロードカナロア産駒が狙い目です。

高松宮記念 注目データ

6~8枠は割引き(人気馬・実績馬ならOK)

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-0-1-17 10.0% 10.0% 15.0%
2枠 2-3-1-14 10.0% 25.0% 30.0%
3枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
4枠 0-2-4-14 0.0% 10.0% 30.0%
5枠 2-1-3-14 10.0% 15.0% 30.0%
6枠 0-0-0-20 0.0% 0.0% 0.0%
7枠 2-2-1-25 6.7% 13.3% 16.7%
8枠 1-1-0-28 3.3% 6.7% 6.7%

外の6~8枠の複勝率が引く、3着以内は5枠までに入った馬に多いのが特徴です。6枠以降で3着以内に入っているのは2番人気以内だったナムラクレア、ダノンスマッシュ、レシステンシア。スプリンターズSで連対実績のあったモズスーパーフレア、ママコチャ。中京芝1200m重賞で2回の2着がありロードカナロア産駒のファストフォースと基本的には実績・人気重視です。

一方5枠までなら上に挙げたキルロード、ショウナンアンセムなど超大穴馬も走っているので絞るのは難しいですが、10番人気以下は馬体重が±0kgまたはマイナス体重だと(1-1-4-51)・プラス体重は(0-0-0-33)と馬体が増えている馬は消しです。

想定2番人気以内・スプリンターズS連対・中京芝1200m重賞連対実績

  • サトノレーヴ(2番人気以内)
  • ナムラクレア(2番人気以内)
  • ウインカーネリアン(スプリンターズS連対)
  • ジューンブレア(スプリンターズS連対)
  • ママコチャ(スプリンターズS連対)
  • ルガル(スプリンターズS連対)
  • インビンシブルパパ(中京芝1200m重賞連対)
馬券への活かし方

上位人気に支持されそうな馬は大体スプリンターズS連対くらいの実績はありますが、上位の一角ではパンジャタワーはスプリンターズS・中京芝1200m重賞の実績がないため外枠だとデータ上は厳しくなります。

また良馬場では6~8枠から3着以内に入ったのは昨年2~3着のナムラクレア・ママコチャのみ。良馬場よりも道悪の方が外枠から好走の可能性があり、良馬場なら真ん中から内寄り重視です。

前走1200mだった牡馬が1着・1400mだった牝馬が2着候補

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
1200m 9-2-7-91 8.3% 10.1% 16.5%
1400m 1-7-3-50 1.6% 13.1% 18.0%
1600m 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%

前走1200mだった馬の優勝が多く、前走1400mで優勝したのは2019年のミスターメロディで前走は阪急杯7着。距離短縮ローテは2着が多く、特に前走1400m以上×5番人気以内に支持された牝馬が(0-7-0-4)という成績。主な前走は阪急杯・京都牝馬S・阪神Cです。

逆に優勝馬は前走が1200mだった牡馬に多く、主な前走はシルクロードS(5着以内)か香港スプリント。オーシャンSは(1-0-5-50)と3着が多いのが特徴です。

前走香港スプリント・シルクロードS(5着以内)だった牡馬

  • ウインカーネリアン
  • サトノレーヴ
  • ヤマニンアルリフラ

前走1400mで5番人気以内が想定される牝馬

  • ナムラクレア
  • ジューンブレア
馬券への活かし方

前走1200mだった牡馬(1着候補)の中では昨年の優勝馬サトノレーヴがやはり筆頭。今年は中東情勢の影響でルメール騎手を確保できたことも大きく、連覇も十分視野に入ります。ウインカーネリアンは9歳馬ですが昨年のスプリンターズS優勝・2024年は高松宮記念で11番人気4着と健闘しており、オッズ的にも美味しそうです。

2着候補としては3年連続高松宮記念で2着のナムラクレア。これが引退レースで悲願のGⅠ制覇が期待されますがデータからは2着候補です。ジューンブレアもスプリンターズS・CBC賞で2着の実績を持つので5番人気以内に支持されたら2着候補で問題ありません。

父ミスプロ系の優勝が多く、サンデーの血を持たない馬が特注

父系統
着度数
勝率
連対率
複勝率
ミスプロ系 6-3-3-40 11.4% 17.3% 23.1%
サンデーサイレンス系 1-6-3-55 1.5% 10.8% 15.4%
ノーザンダンサー系 2-0-2-18 9.1% 9.1% 18.2%
ナスルーラ系 1-0-1-16 5.6% 5.6% 11.1%
ロベルト系 0-1-0-11 0.0% 0.0% 8.3%

ロードカナロアやアドマイヤムーンなど父ミスプロ系の優勝馬が多く、父サンデーサイレンス系は2~3着止まり。またノーザンダンサー系で優勝したマッドクール・ミスターメロディ、ナスルーラ系で優勝したビッグアーサーの3頭は血統表にサンデーサイレンスの血を持たないという共通点があります

他にもサトノレーヴ、ファストフォース、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレアといった優勝馬、キルロードやショウナンアンセムといった大穴馬もサンデーサイレンスを持っていません。父系・母系共にサンデーが多い現代の日本競馬の中では非常に特殊なレースになるため、穴狙いならサンデーサイレンスを持たない馬は押さえで入れるのがお勧めです。

サンデーサイレンスを持たない馬

  • インビンシブルパパ
  • サトノレーヴ(父ミスプロ系)
  • ジューンブレア(父ミスプロ系)
  • レイピア(父ミスプロ系)
馬券への活かし方

昨年の優勝馬サトノレーヴは血統面からも推しやすく、母父サクラバクシンオーはファストフォース・キルロードと同じで近年よく3着以内に入っています。ジューンブレアもサンデーサイレンスを持ちませんが牝馬・前走1400mという所で前走距離データでも挙げた通り2着候補。

穴候補ではまずインビンシブルパパ。前走オーシャンSでは15着に大敗しているので人気は無さそうですが昨夏は中京芝1200mのCBC賞を勝っています。もう1頭は4歳馬レイピアでシルクロードS・オーシャンSと2着に好走。重賞タイトルが無いため中穴以下の人気になりそうですが、こちらもワイドや3連複の紐荒れ狙いに。

中京芝1200m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠12- 19- 9-147/1876.4%16.6%21.4%
2枠16- 14- 14-151/1958.2%15.4%22.6%
3枠17- 22- 18-143/2008.5%19.5%28.5%
4枠17- 13- 19-159/2088.2%14.4%23.6%
5枠13- 18- 27-154/2126.1%14.6%27.4%
6枠12- 10- 11-184/2175.5%10.1%15.2%
7枠22- 10- 16-223/2718.1%11.8%17.7%
8枠12- 15- 7-249/2834.2%9.5%12.0%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ロードカナロア18- 10- 14-112/15411.7%18.2%27.3%
ビッグアーサー9- 5- 8- 50/ 7212.5%19.4%30.6%
ダイワメジャー6- 11- 3- 60/ 807.5%21.3%25.0%
キズナ4- 6- 7- 47/ 646.3%15.6%26.6%
ミッキーアイル4- 6- 0- 29/ 3910.3%25.6%25.6%
キンシャサノキセキ4- 3- 3- 41/ 517.8%13.7%19.6%
ファインニードル4- 3- 2- 15/ 2416.7%29.2%37.5%
Dark Angel4- 0- 1- 6/ 1136.4%36.4%45.5%
オルフェーヴル3- 3- 1- 23/ 3010.0%20.0%23.3%
バゴ3- 0- 1- 6/ 1030.0%30.0%40.0%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
サクラバクシンオー5- 8- 7-48/687.4%19.1%29.4%
ディープインパクト5- 4- 4-75/885.7%10.2%14.8%
フジキセキ5- 2- 2-31/4012.5%17.5%22.5%
キングカメハメハ4- 5- 3-44/567.1%16.1%21.4%
キングヘイロー4- 4- 1-19/2814.3%28.6%32.1%
フレンチデピュティ4- 3- 3-29/3910.3%17.9%25.6%
タイキシャトル4- 1- 3-15/2317.4%21.7%34.8%
シンボリクリスエス3- 4- 2-21/3010.0%23.3%30.0%
Indian Ridge3- 0- 1- 2/ 650.0%50.0%66.7%
アグネスタキオン2- 5- 3-40/504.0%14.0%20.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
幸英明11- 5- 4-43/6317.5%25.4%31.7%
川田将雅8- 3- 2-10/2334.8%47.8%56.5%
松山弘平6- 8- 4-42/6010.0%23.3%30.0%
岩田望来6- 4- 6-23/3915.4%25.6%41.0%
坂井瑠星6- 4- 3-28/4114.6%24.4%31.7%
団野大成6- 4- 1-32/4314.0%23.3%25.6%
池添謙一5- 1- 2-23/3116.1%19.4%25.8%
武豊4- 4- 2-21/3112.9%25.8%32.3%
鮫島克駿3- 4- 5-31/437.0%16.3%27.9%
斎藤新3- 2- 3-22/3010.0%16.7%26.7%

高松宮記念で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 真ん中から内寄りの枠が中心。6枠以降は人気馬・実績馬優勢
  • 前走1200mだった牡馬が1着・前走1400m以上だった牝馬が2着に入ることが多い
  • サンデーサイレンスを持たない馬は大穴でも押さえ

これらの高松宮記念のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

サトノレーヴ

point

ロードカナロア産駒でサンデーサイレンスを持たない血統

乗り替わりになるもルメール騎手を確保

スプリンター最強世代の1頭

昨年の優勝馬でローテも昨年と同じ香港スプリントから。ロードカナロア産駒でサンデーサイレンスを持たない血統、乗り替わりになりますがルメール騎手を確保と連覇に向けて体制は万全です。7歳馬になりますが昨年の高松宮記念も現7歳世代が1~4着を独占。ナムラクレア・ママコチャ・マッドクール・トウシンマカオなど近年でも屈指のスプリンター世代なので、年齢は度外視できます。

ナムラクレア

point

高松宮記念で3年連続2着の実績

前走1400mだった牝馬という部分では2着候補

今回がラストラン、悲願のタイトル獲得なるか

高松宮記念で3年連続2着・スプリンターズSでも3年連続3着とGⅠ勝利こそありませんがこれだけ長い期間スプリント路線の中心でありつづけた馬は他に例が無く、今回がいよいよラストラン。データからは前走1400mや牝馬であることから2着狙いがベターですが、スプリンター最強世代の一角として悲願のタイトルを狙います。

ジューンブレア

point

サンデーサイレンスを持たない血統

前走1400mだった牝馬という部分では2着候補

スプリンターズS2着・CBC賞2着の実績

ナムラクレアと同じく前走1400mの牝馬とデータからは2着狙いですが、スプリンターズSでナムラクレア・サトノレーヴを抑えた内容は高く評価できます。この2頭はともにスプリンターズSよりは高松宮記念向きですが、ジューンブレアもサンデーサイレンスを持たない血統なので高松宮記念の方に適性がありそう。前走の敗戦で多少人気落ちしているならオッズ的にも旨味があります。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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