天皇賞・秋 傾向と過去データ

天皇賞・秋 傾向と過去データ

過去データ(10年)

天皇賞・秋 注目データ

真ん中から内寄りの枠が好成績

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-2-0-11 7.1% 21.4% 21.4%
2枠 0-1-0-16 0.0% 5.9% 5.9%
3枠 1-1-2-13 5.9% 11.8% 23.5%
4枠 5-0-1-12 27.8% 27.8% 33.3%
5枠 1-2-2-14 5.3% 15.8% 26.3%
6枠 1-2-1-15 5.3% 15.8% 21.1%
7枠 1-2-2-17 4.5% 13.6% 22.7%
8枠 0-0-2-20 0.0% 0.0% 9.1%

近年はフルゲートになることが少なく、馬番では10~18番は(0-2-3-54)と優勝はありません。一方でポケットからのスタートですぐにコーナーを迎えるコース形態から内枠有利という訳でもなく、真ん中前後に入った馬の成績が安定しています。 馬番6~9番が(7-4-5-23)と好走馬が多く、特に馬番7番は2022・2023年のイクイノックス・2024年のドウデュースで3年れ連続で優勝しています。

前走でGⅠに出走していた馬が中心

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
GⅠ 7-7-4-19 18.9% 37.8% 48.6%
GⅡ 3-3-6-80 3.3% 6.5% 13.0%
GⅢ以下 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
海外 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年では前走宝塚記念が(3-2-2-12)、安田記念が(2-2-1-3)、日本ダービーが(2-0-1-2)など前走GⅠだった馬が中心。5番人気以内で見ると前走GⅠは(7-4-3-6)複勝率70%・前走GⅡは(3-1-1-20)複勝率20%と人気馬でも前走GⅡだった馬は疑った方がいい成績となっています。

また前走GⅠだった馬は前走1番人気が(6-2-2-1)、2番人気が(1-3-1-2)と複勝率が高く、3番人気以下だと(0-2-1-16)。前走で下位着順に敗れていても巻き返すことはありますが、前走で下位人気だと複勝率は大きく落ちます。

優勝馬は480kg以上

馬体重
着度数
勝率
連対率
複勝率
480kg未満 0-6-4-40 0.0% 12.0% 20.0%
480kg以上 10-4-6-78 10.0% 14.3% 20.4%

2011年のトーセンジョーダン(478kg)を最後に480kg未満で優勝した馬はいませんが、2023年6番人気2着のジャスティンパレスや2022年7番人気2着のパンサラッサなど2~3着なら多少人気が無くても狙えます。 馬体重480kg以上の馬は1番人気に推されると(7-0-0-2)と勝率が非常に高く、また前走上がり3位以内だと(9-1-2-22)。馬格があり末脚を活かせる差し馬が優勝候補としては最適です。

天皇賞・秋 傾向と注目馬

天皇賞・秋 傾向

point

馬番6~9番○、10番以降は2~3着まで

point

前走がGⅠで2番人気以内に推されていた馬が強い

point

馬体重480kg以上かつ前走上がり3位以内だった馬が優勝候補

天皇賞・秋 注目馬

マスカレードボール

東京では日本ダービー2着・共同通信杯優勝の実績を持つ東京巧者。ダービー2着馬はイクイノックス、エフフォーリアなど3歳での好走例も多く、前走では3番人気でしたが今年は前走GⅠで2番人気以内だった馬がいないので相対的には評価できる前走内容です。不安要素は前走時466kgの馬体重。3歳馬なので休み明けで成長している可能性もありますが、480kg未満は2~3着止まりが多いレースなので馬体重には注目です。

ミュージアムマイル

今年の皐月賞ではクロワデュノールを差し切り1.57.0のレースレコードで優勝。前走がGⅡのセントライト記念だったのはローテ的にはイマイチですが、マスカレードボールと比べて馬格があるので1着候補としては問題ありません。ただ皐月賞・ダービーの内容やリオンディーズ産駒の傾向からはやはり右回り向きで、東京で突き抜けるイメージには欠けます。

タスティエーラ

昨年はドウデュースの末脚に屈したものの2着は確保。1年振りのJRAのレースになりますが関東圏での成績は安定していること、ダービー・QE2世Cを優勝したレーン騎手の継続騎乗と今年も期待。前走海外からの休み明けになりますが堀厩舎は長期休養明けで重賞を勝つ例も多く、また東京実績もある厩舎なのでそこまで気にはなりません。

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