チューリップ賞 傾向と過去データ

チューリップ賞 傾向と過去データ

チューリップ賞(GⅡ)は2026年3月1日(日)に阪神競馬場・芝1600mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

チューリップ賞 開催情報

開催日 2025年3月1日(日)
格付け GⅡ
競馬場 阪神競馬場
距離 芝1600m
出走条件 3歳牝馬
負担重量 馬齢重量(55kg)
1着賞金 5200万円

過去データ(10年)

チューリップ賞は桜花賞のトライアル競走で、3着以内に入ると桜花賞の優先出走権が与えられます。阪神JF・桜花賞と同じ阪神マイルで行われるレースのため本番に直結しやすいレースですが、チューリップ賞を経て桜花賞を制したのは2016年のジュエラーが最後。2018年にGⅡ昇格しましたが、桜花賞では2~3着止まりが続いています。

  • 2025年 ⑨-⑦-①人気 3連単192,330円
  • 2024年 ⑤-⑨-⑮人気 3連単1,693,290円
  • 2023年 ⑦-⑥-②人気 3連単155,330円
  • 2022年 ①-⑬-②人気 3連単258,360円
  • 2021年 ①-③-④人気 3連単2,710円/6,990円

直近では人気馬が崩れやすく波乱の決着が続いています。近年は桜花賞でも上位人気は阪神JFやクイーンCからのローテで臨む馬が占めることが多く、2024~2025年は桜花賞でも馬券圏内を外しています。

チューリップ賞 注目データ

基本的には枠順不問

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-2-0-9 15.4% 30.8% 30.8%
2枠 1-0-2-11 7.1% 7.1% 21.4%
3枠 1-0-2-12 6.7% 6.7% 20.0%
4枠 1-2-1-13 5.9% 17.6% 23.5%
5枠 3-1-1-14 15.8% 21.1% 26.3%
6枠 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
7枠 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0%
8枠 1-1-2-17 4.8% 9.5% 19.0%

全体的には枠順の影響は小さいレースですが、馬番12~18番は(1-2-1-26)とやや成績は落ちます。また馬番では偶数枠が(4-2-2-59)複勝率11.9%・奇数枠が(7-7-8-49)複勝率31.0%と奇数枠の複勝率が高く、奇数枠×2番人気以内に支持されると(4-2-5-1)なのでまずは2番人気以内に支持された人気馬が偶数枠or奇数枠かをチェック。

阪神JF出走組が中心

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
GⅠ 7-1-5-12 28.0% 32.0% 52.0%
GⅡ・GⅢ 0-3-0-16 0.0% 15.8% 15.8%
OP特別 3-2-1-23 10.3% 17.2% 20.7%
1勝 1-0-2-35 2.6% 2.6% 7.9%
新馬・未勝利 0-3-2-22 0.0% 11.1% 18.5%

同じ阪神芝1600mで行われる阪神JFからのローテが中心です。阪神JFで4着以内だった馬は(6-1-5-5)・また上がり5位以内だった馬も(6-1-5-4)と基本的には差し寄りで上がりを使えていた馬から。近年はエルフィンSや紅梅Sなどリステッドを使ってきた馬の好走も増えています。

前走阪神JF

  • アランカール(上がり6位・5着)
  • タイセイボーグ(上がり7位・3着)
馬券への活かし方

アランカールは阪神JFでは上がり6位・5着と過去の好走馬と見比べると一歩足りず、タイセイボーグも上がりは7位でしたがこちらは3着に入っています。阪神JFの結果のみを見るとややタイセイボーグ優勢か。

昇級戦×乗り替わりは消し

クラス
着度数
勝率
連対率
複勝率
重賞 3-3-1-13 15.0% 30.0% 35.0%
OP特別 2-1-1-10 14.3% 21.4% 28.5%
1勝クラス以下 0-0-1-29 0.0% 0.0% 3.3%

今回乗り替わりになる馬×前走クラスで分けると、前走が重賞・オープン特別だった馬は乗り替わりでも問題ありませんが前走が1勝クラス以下(1勝クラス・新馬・未勝利戦)×乗り替わりになる馬は複勝率が大幅に落ちます。唯一3着に入ったのは2021年のストゥーティで4番人気の支持を受けていました。

前走1勝クラス以下×継続騎乗想定

  • ソルパッサーレ(想定4番人気)
  • ダンデノン(想定10番人気)
  • ナムラコスモス(想定6番人気)
馬券への活かし方

今年は昇級組に乗り替わりになる馬が多く、前走1勝クラス以下で買えるのは上の3頭。ソルパッサーレ・ナムラコスモスは1勝クラスのマイル戦を勝っていることもあり高く評価しても良さそう。阪神JF組のアランカール・タイセイボーグが完璧にデータをクリアしている訳ではないので、今年も波乱狙いで行くならこの2頭から軸を選ぶのもありです。ダンデノンも新馬戦では

阪神芝1600m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠8- 12- 17-145/1824.4%11.0%20.3%
2枠16- 13- 12-145/1868.6%15.6%22.0%
3枠17- 17- 19-149/2028.4%16.8%26.2%
4枠24- 14- 11-164/21311.3%17.8%23.0%
5枠19- 15- 18-164/2168.8%15.7%24.1%
6枠11- 23- 22-173/2294.8%14.8%24.5%
7枠17- 16- 20-220/2736.2%12.1%19.4%
8枠21- 24- 13-231/2897.3%15.6%20.1%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
キズナ11- 10- 5- 67/ 9311.8%22.6%28.0%
ロードカナロア10- 10- 10- 73/1039.7%19.4%29.1%
エピファネイア10- 9- 10- 76/1059.5%18.1%27.6%
モーリス9- 6- 12- 64/ 919.9%16.5%29.7%
ルーラーシップ6- 5- 3- 38/ 5211.5%21.2%26.9%
ブリックスアンドモルタル5- 4- 2- 26/ 3713.5%24.3%29.7%
ディープインパクト4- 5- 4- 27/ 4010.0%22.5%32.5%
シルバーステート4- 3- 2- 31/ 4010.0%17.5%22.5%
ハーツクライ4- 2- 2- 32/ 4010.0%15.0%20.0%
ドゥラメンテ4- 1- 0- 40/ 458.9%11.1%11.1%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト23- 15- 13-107/15814.6%24.1%32.3%
クロフネ5- 3- 5- 24/ 3713.5%21.6%35.1%
キングカメハメハ4- 6- 7- 67/ 844.8%11.9%20.2%
マンハッタンカフェ4- 2- 1- 40/ 478.5%12.8%14.9%
ゼンノロブロイ3- 4- 4- 28/ 397.7%17.9%28.2%
ハーツクライ3- 4- 2- 37/ 466.5%15.2%19.6%
ヴィクトワールピサ3- 3- 2- 15/ 2313.0%26.1%34.8%
サンデーサイレンス3- 2- 2- 18/ 2512.0%20.0%28.0%
ブライアンズタイム3- 1- 1- 14/ 1915.8%21.1%26.3%
Medaglia d'Oro3- 1- 0- 7/ 1127.3%36.4%36.4%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
岩田望来15-10-10-45/8018.8%31.3%43.8%
坂井瑠星11- 5- 6-42/6417.2%25.0%34.4%
武豊6-10- 0-32/4812.5%33.3%33.3%
川田将雅6- 7- 7-27/4712.8%27.7%42.6%
松山弘平5- 8- 6-55/746.8%17.6%25.7%
北村友一5- 2- 5-32/4411.4%15.9%27.3%
吉村誠之助5- 2- 4-29/4012.5%17.5%27.5%
西村淳也4- 8- 6-24/429.5%28.6%42.9%
鮫島克駿4- 6- 9-41/606.7%16.7%31.7%
M.デムーロ4- 6- 4-23/3710.8%27.0%37.8%

チューリップ賞で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 枠順の有利不利は小さい(多頭数の外枠はやや割引き)
  • 阪神JFで4着以内・上がり5位以内だった馬が安定
  • 昇級組は継続騎乗○・乗り替わり×

これらのチューリップ賞のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

タイセイボーグ

point

阪神JFを含めマイル重賞で3戦連続3着以内

前走時480kg台の馬格

西村淳騎手の継続騎乗想定

昨年は阪神JFで3着に入った他、アルテミスS・新潟2歳Sでも好走。マイル重賞で3戦連続3着以内という実績は高く評価できます。同じ前走阪神JFだったアランカールと比べて馬格があるのもポイント。桜花賞は460kg以上の馬の優勝が続いているため前走時486kgの馬体は次を見据えた上でも魅力があり、西村淳騎手の継続騎乗想定になることもプラス。

アランカール

point

阪神JFは内容は悪かったものの能力の高さは証明

野路菊Sの内容は非常に優秀

レース相性の良い武豊騎手への乗り替わり

阪神JFはスタート後最後方まで下げ、3コーナーで外を回して上がっていくという不可解なレース振り。それでも5着に入っていることは能力の裏付けにはなりますが乗り替わりは致し方無い所。阪神JFの内容としても好走傾向には一歩足りませんが、野路菊Sの内容やチューリップ賞で近年存在感を見せている武豊騎手への乗り替わりは期待できます。

ナムラコスモス

point

こぶし賞の相手関係・ラップを評価

馬格があるので桜花賞まで狙える

中1週のローテは割引き

こぶし賞ではチュウワカーネギー、トワニといった相手を差し切り優勝。時計的にはソルパッサーレの河津桜賞の方が上ですが、ラップの刻み方から今回のチューリップ賞に近いナムラコスモスの方を少し上の評価にしています。タイセイボーグと同じく馬格があるのもポイントですが、中1週のローテになるので相手までか。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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