フェブラリーステークス 傾向と過去データ

フェブラリーステークス 傾向と過去データ

フェブラリーS(GⅠ)は2026年2月22日(日)に東京競馬場・ダート1600mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

フェブラリーS 開催情報

開催日 2025年2月22日(日)
格付け GⅠ
競馬場 東京競馬場
距離 ダート1600m
出走条件 4歳以上
負担重量 定量(58kg、牝馬2kg減)
1着賞金 1億5000万円

過去データ(10年)

1年で最初に行われるGⅠであり、昨年はコスタノヴァが優勝。騎乗していたキング騎手はJRA平地GⅠを初めて制した女性騎手となりました。近年はサウジ・ドバイへ遠征する馬も多く、ややメンバーレベルが下がっています。

  • コスタノヴァ(父ロードカナロア)
  • ペプチドナイル(父キングカメハメハ)
  • レモンポップ(父レモンドロップキッド)
  • カフェファラオ(父アメリカンファラオ)※連覇
  • モズアスコット(父フランケル)
  • インティ(父ケイムホーム)
  • ノンコノユメ(父トワイニング)
  • ゴールドドリーム(父ゴールドアリュール)
  • モーニン(父ヘニーヒューズ)

優勝馬の父を見ると過去10年ではミスプロ系が7勝を挙げています。近年ミスプロ系以外で優勝したのは2020年のモズアスコット、その前は2017年ゴールドドリーム・2016年モーニンと全体的に古い年。穴でもペプチドナイルが優勝するなど、頭を狙うならミスプロ系です。

フェブラリーS 注目データ

大型馬は枠不問、500kg未満は4~6枠○

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 0-0-0-19 0.0% 0.0% 0.0%
2枠 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
3枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
4枠 2-2-2-14 10.0% 20.0% 30.0%
5枠 2-2-2-14 10.0% 20.0% 30.0%
6枠 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
7枠 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
8枠 0-3-0-17 0.0% 15.0% 15.0%

【芝スタートになる東京ダート1600mは外枠有利】と言われており実際に全クラスのデータを採ると外枠有利ですが、フェブラリーSでは外の7~8枠はやや成績が悪く、真ん中の4~5枠の成績が良いのが特徴です。

大型馬が多いダート戦ということで馬格で見てみると500kg以上の馬は内外どちらでも成績は変わりませんが、500kg未満の馬は1~3枠が(0-0-0-15)・4~6枠が(3-3-3-19)・7~8枠は(0-1-0-23)と特に中枠に好走馬が集中しています。今年は有力馬に500kg未満も多いので枠順は重要になりそうです。

前走時500kg未満

  • ウィルソンテソーロ
  • コスタノヴァ
  • サイモンザナドゥ
  • ダブルハートボンド
  • ナイトアクアリウム
  • ハッピーマン
  • ペリエール
  • ロングラン
馬券への活かし方

ダブルハートボンド、コスタノヴァ、ウィルソンテソーロと想定上位人気3頭はいずれも500kg未満の馬体です。確率的に1頭は4~6枠には入りそうですが、枠順確定前に挙げるなら昨年の優勝馬で東京ダート実績豊富なコスタノヴァか。

前走GⅡ・GⅢだった馬は2着以内が好成績

前走着順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2着 6-6-5-36 11.3% 22.6% 32.1%
3~5着 0-1-3-37 0.0% 2.4% 9.8%
6着~ 4-3-2-53 6.5% 11.3% 14.5%

前走6着以下は前走が海外・地方含めGⅠだと(3-2-2-21)・GⅡ以下だと(1-1-0-32)。カフェファラオ(チャンピオンズC11着)、ゴールドドリーム(チャンピオンズ12着)とチャンピオンズCなら前走大きく負けていても巻き返す可能性はあります。

ただし根岸SやプロキオンSといったGⅡ・GⅢからのローテになる馬は前走2着以内が好走条件。特に根岸Sは2着以内が(5-2-3-3)・3着以下が(0-0-0-33)と綺麗に分かれています。

前走ダートGⅠ(着順不問)、前走GⅡ・GⅢで3着以内

  • ウィルソンテソーロ
  • シックスペンス
  • ダブルハートボンド
  • ナチュラルライズ
  • ペプチドナイル
  • ペリエール
  • ラムジェット
  • コスタノヴァ(武蔵野S2着)
  • ヤマニンウルス(東海S1着)
  • ロードクロンヌ(プロキオンS1着)
馬券への活かし方

今年は好走馬が多い根岸Sから1~2着馬のロードフォンス・バトルクライが登録していないため、前走GⅠだった馬が中心になります。GⅠ組なら昨年のマイルCS南部杯を快勝しているウィルソンテソーロが軸に向きそうですが、2年前の優勝馬ペプチドナイル・ユニコーンS優勝のペリエールあたりは人気が無さそうなので馬券次第では相手に入れると高配当も期待できます。

優勝馬はキャリア20戦以下

キャリア
着度数
勝率
連対率
複勝率
10戦以下 7-1-2-8 38.9% 44.4% 55.6%
11~15戦 0-3-1-25 0.0% 10.3% 13.8%
16~20戦 3-2-2-28 8.6% 14.3% 20.0%
21戦以上 0-4-5-67 0.0% 5.3% 11.8%

優勝馬は4歳が3勝・5歳が4勝・6歳が3勝とバラけていますがキャリアで見ると10戦以下・または16~20戦に多く、キャリア21戦以上になる馬は2~3着までです。特にキャリア10戦以下の馬が2番人気以内に支持されると(7-1-1-2)と抜群の成績

キャリア10戦以下

  • シックスペンス
  • ダブルハートボンド
  • ナチュラルライズ
  • ヤマニンウルス

キャリア16~20戦

  • エルトンバローズ
  • オメガギネス
  • フリームファクシ
  • ペリエール
馬券への活かし方

ダブルハートボンドがキャリア10戦。2番人気以内の支持を集めることも濃厚なので優勝候補としては頭1つ抜けています。国枝厩舎最後のGⅠとなるシックスペンスもある程度の人気にはなると思いますが2番人気以内は厳しそうです。またヤマニンウルスは開腹手術明けになるので、状態面に不安が残ります。

キャリア16戦以上ではエルトンバローズは東京新聞杯に出走しており回避が濃厚。オメガギネスはエルトンバローズが回避すれば出走でき、フリームファクシはあと3頭回避が必要なので厳しいか。

東京ダート1600m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠31- 34- 33-463/5615.5%11.6%17.5%
2枠33- 43- 32-486/5945.6%12.8%18.2%
3枠31- 35- 39-512/6175.0%10.7%17.0%
4枠34- 39- 40-525/6385.3%11.4%17.7%
5枠51- 45- 44-515/6557.8%14.7%21.4%
6枠53- 42- 59-515/6697.9%14.2%23.0%
7枠49- 41- 40-543/6737.3%13.4%19.3%
8枠60- 63- 56-496/6758.9%18.2%26.5%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ドレフォン22- 25- 19-152/21810.1%21.6%30.3%
ヘニーヒューズ21- 24- 38-128/21110.0%21.3%39.3%
ロードカナロア16- 12- 9- 96/13312.0%21.1%27.8%
ジャスタウェイ12- 9- 9- 71/10111.9%20.8%29.7%
ドゥラメンテ10- 3- 9- 83/1059.5%12.4%21.0%
ホッコータルマエ9- 6- 13- 79/1078.4%14.0%26.2%
ニューイヤーズデイ8- 2- 6- 47/ 6312.7%15.9%25.4%
Into Mischief8- 1- 2- 18/ 2927.6%31.0%37.9%
マインドユアビスケッツ7- 13- 9- 83/1126.3%17.9%25.9%
ナダル7- 11- 1- 32/ 5113.7%35.3%37.3%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
キングカメハメハ11- 17- 10-166/2045.4%13.7%18.6%
ダイワメジャー11- 11- 8-106/1368.1%16.2%22.1%
クロフネ11- 8- 14-140/1736.4%11.0%19.1%
ゴールドアリュール11- 8- 8- 85/1129.8%17.0%24.1%
ハーツクライ11- 8- 6-115/1407.9%13.6%17.9%
フジキセキ10- 10- 11-106/1377.3%14.6%22.6%
ディープインパクト8- 19- 10-130/1674.8%16.2%22.2%
マンハッタンカフェ7- 10- 5- 85/1076.5%15.9%20.6%
フレンチデピュティ7- 8- 14- 73/1026.9%14.7%28.4%
スペシャルウィーク7- 8- 7- 74/ 967.3%15.6%22.9%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール44- 28- 17- 54/14330.8%50.3%62.2%
横山武史23- 10- 9-100/14216.2%23.2%29.6%
戸崎圭太21- 20- 19-121/18111.6%22.7%33.1%
菅原明良14- 20- 15-144/1937.3%17.6%25.4%
横山和生14- 16- 9-100/13910.1%21.6%28.1%
三浦皇成11- 22- 21-107/1616.8%20.5%33.5%
田辺裕信11- 8- 12-109/1407.9%13.6%22.1%
津村明秀10- 15- 10-117/1526.6%16.4%23.0%
モレイラ10- 3- 2- 15/ 3033.3%43.3%50.0%
原優介9- 13- 10-148/1805.0%12.2%17.8%

フェブラリーSで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 大型馬は枠不問、500kg未満は4~6枠に好走馬が多い
  • 前走GⅠは着順不問。前走GⅡ・GⅢは2着以内だった馬から
  • キャリア10戦以下の勝率が高く、キャリア21戦以上は2~3着まで

これらのフェブラリーSのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ダブルハートボンド

point

キャリア10戦以下で想定2番人気以内

前走チャンピオンズCで優勝、速い時計にも対応可

真ん中前後の枠なら信頼度アップ

牝馬ながら昨年のチャンピオンズCを制し、JRAでは7戦無敗の実績を誇ります。キャリア10戦以下の人気馬は勝率が高いというデータにも該当し、枠順データからは真ん中前後の4~6枠に入れば鉄板級か。不安要素は関東への遠征・1800m未満のレースが初めてということ。馬格からも中距離タイプという感じが強く父も近年優勝から遠ざかっている父サンデーサイレンス系なので、内外極端な枠に入ったら割引きです。

コスタノヴァ

point

昨年のフェブラリーS優勝馬

父がミスプロ系のロードカナロア

出遅れ癖がなければ文句無しの本命級

昨年のフェブラリーSの優勝馬で東京ダートでは7戦6勝。敗れた武蔵野Sも59kgを背負い大幅な出遅れから2着まで追い込んでいるので、まともに走ればこの馬が優勝候補の筆頭です。血統も優勝が続いているミスプロ系のロードカナロア産駒なのでデータ的にもベスト。ただ前走・そしてさきたま杯のゲートを見ると不安しかなく、1~2馬身の出遅れで当たり前という意識で馬券に組み込んだ方が良いと思います。

ペリエール

point

東京ダート1600m重賞(ユニコーンS)の勝ち馬

佐々木騎手と手が合っている

父ストームキャット系は穴でも押さえ

ユニコーンSが京都に移動したことで東京ダート1600mの実績馬も減りましたが、芝スタートでJRA唯一の1600mと特殊なコースだけにリピーターには警戒したい所。父ストームキャット系は2024年13番人気3着のセキフウ、2021年8番人気3着のワンダーリーデルなど人気薄でも掲示板に載ってくることは多く、エルムSではロードクロンヌに2馬身半差をつけています。近2走は距離が長く、短縮で挑む今回は面白そうです。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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