アメリカジョッキークラブカップ 傾向と過去データ

アメリカジョッキークラブカップ 傾向と過去データ

AJCC 開催情報

開催日 2026年1月25日(日)
格付け GⅡ
競馬場 中山競馬場
距離 芝2200m
出走条件 4歳以上
負担重量 別定(4歳56kg、5歳以上57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 6200万円

過去データ(10年)

AJCCは冬場の中山芝2200mという条件で行われ、昨年はダービー馬ダノンデサイルが優勝。過去の好走馬を見ると長距離適性の高い馬が上位に入ることが多いレースです。

  • ダノンデサイル(2025年1着) → 2025年ドバイシーマクラシック1着
  • コスモキュランダ(2025年3着) → 2025年有馬記念2着
  • シャケトラ(2019年1着) → 2019年阪神大賞典1着
  • フィエールマン(2019年2着) → 2019年天皇賞・春1着

昨年は3着だったコスモキュランダが暮れの有馬記念で2着、1着だったダノンデサイルも有馬記念では3着に入っています。冬場の中山ということで有馬記念とリンクしやすく、古くはマツリダゴッホやエアシェイディ、ルーラーシップといった馬が優勝しています。

AJCC 注目データ

馬番8~11番に好走馬が多く、15頭立て以上なら外枠は軽視

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%
2枠 1-1-2-8 8.3% 16.7% 33.3%
3枠 1-1-0-14 6.3% 12.5% 12.5%
4枠 2-1-3-9 13.3% 20.0% 40.0%
5枠 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1%
6枠 1-3-1-15 5.0% 20.0% 25.0%
7枠 1-1-2-17 4.8% 9.5% 19.0%
8枠 2-2-1-18 8.7% 17.4% 21.7%

それほど頭数が揃わない年もあり14頭立て以下なら枠順は不問です。15頭立て以上×馬番12番以降は(0-0-1-23)ですが今年は16頭が登録しているためこのまま全馬が出走した場合は外枠は割引きです。

また馬番では8~11番が(6-5-4-25)と3着以内に入った馬が多く、次いで1~4番くらいに好走馬が固まっています。5~7番、12番以降は複勝率が低めです。

4歳馬が中心

年齢
着度数
勝率
連対率
複勝率
4歳 3-4-3-14 12.5% 29.2% 41.7%
5歳 3-1-3-23 10.0% 13.3% 23.3%
6歳 3-2-2-28 8.6% 14.3% 20.0%
7歳~ 1-3-2-44 2.0% 8.0% 12.0%

4歳馬は5歳以上の馬から1kg減の斤量設定になり、4歳馬の複勝率が40%台と安定していますが好走しているのはほぼ人気馬です。GⅠ連対実績のあったダノンデサイル、コスモキュランダ、アリストテレスや中山重賞で優勝実績のあったラストドラフト、ミッキースワローと4歳馬はシンプルに考える方が良さそうです。

5~7歳馬は複勝率20%前後とそれほど違いはなく、こちらも中山重賞・非根幹距離の重賞(2200mか2500m)での実績を持つ馬は高齢馬でも無視できません。

中山重賞・非根幹距離重賞での連対実績

  • アウスヴァール(オールカマー2着)
  • エヒト(AJCC2着)
  • ショウヘイ(京都新聞杯1着)
  • ジョバンニ(ホープフルS2着)
  • チャックネイト(AJCC1着)
  • ドゥラドーレス(オールカマー2着)
  • ノースブリッジ(AJCC1着)
  • ファウストラーゼン(弥生賞1着)
  • マイネルエンペラー(日経賞1着)
  • マテンロウレオ(AJCC2着)
馬券への活かし方

上位人気に支持されそうな馬の中では京都新聞杯1着の実績を持つショウヘイ、ホープフルS2着のジョバンニ、オールカマー2着のドゥラドーレスはいずれも一定の実績を持つので、軸はこの中から選んで問題なさそうです。

他では昨年2着のマテンロウレオ、昨年の日経賞を勝っているマイネルエンペラーあたりが近走成績を加味すると比較的買いやすそうです。

近年の3着以内は7番人気以内がほとんど

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~3番人気 7-6-3-14 23.3% 43.3% 53.3%
4~7番人気 3-3-6-27 7.7% 15.4% 30.8%
8番人気~ 0-1-1-68 0.0% 1.4% 2.9%

少し昔だとゴールドシップが単勝1.3倍で飛んだり、近年はオーソクレース・ガイアフォースと4歳馬の1番人気馬が飛んだりと波乱の印象もありますが、3着以内に入っているのはほぼ7番人気以内に支持された馬です

8番人気以下で3着以内に入ったのは2022年のマイネルファンロン、2018年のマイネルミラノとどちらもビッグレッドファームの生産馬。ビッグレッドファームの生産馬は昨年の有馬記念でも12番人気のコスモキュランダが2着に入っており、今年もマイネルエンペラー・マイネルメモリーの2頭が登録しています。

想定7番人気以内

  • ドゥラドーレス
  • ショウヘイ
  • ジョバンニ
  • ディマイザキッド
  • マイネルエンペラー
  • マテンロウレオ
  • ファウストラーゼン
馬券への活かし方

この中ではディマイザキッドが中山・また非根幹距離の重賞実績に欠けますが、他の馬は最低限非根幹距離の重賞実績・または中山重賞実績を持つので、近年の傾向からもここから2頭以上3着以内に入る確率は高そうです。

中山芝2200m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠5- 6- 7- 66/ 846.0%13.1%21.4%
2枠4- 8- 7- 73/ 924.3%13.0%20.7%
3枠9- 3- 7- 78/ 979.3%12.4%19.6%
4枠6- 9- 7- 79/1015.9%14.9%21.8%
5枠9- 3- 5- 89/1068.5%11.3%16.0%
6枠7- 11- 6- 85/1096.4%16.5%22.0%
7枠9- 8- 11- 97/1257.2%13.6%22.4%
8枠9- 10- 9-102/1306.9%14.6%21.5%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
レイデオロ4- 3- 1-14/2218.2%31.8%36.4%
リアルスティール4- 1- 2-13/2020.0%25.0%35.0%
エピファネイア4- 1- 1-24/3013.3%16.7%20.0%
ハーツクライ3- 5- 2-41/515.9%15.7%19.6%
キタサンブラック3- 3- 2-10/1816.7%33.3%44.4%
モーリス3- 2- 1-23/2910.3%17.2%20.7%
ルーラーシップ3- 1- 2-27/339.1%12.1%18.2%
ハービンジャー3- 1- 1-25/3010.0%13.3%16.7%
スワーヴリチャード3- 0- 1- 3/ 742.9%42.9%57.1%
ゴールドシップ2- 6- 1-63/722.8%11.1%12.5%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
キングカメハメハ5- 8- 4-37/549.3%24.1%31.5%
ディープインパクト5- 1- 1-39/4610.9%13.0%15.2%
ハービンジャー4- 3- 1-15/2317.4%30.4%34.8%
ステイゴールド4- 1- 1-18/2416.7%20.8%25.0%
ダンスインザダーク2- 1- 0- 4/ 728.6%42.9%42.9%
ウォーエンブレム2- 0- 2- 5/ 922.2%22.2%44.4%
ダイワメジャー2- 0- 1-10/1315.4%15.4%23.1%
アグネスタキオン2- 0- 0-10/1216.7%16.7%16.7%
タイキシャトル2- 0- 0- 7/ 922.2%22.2%22.2%
アドマイヤムーン2- 0- 0- 6/ 825.0%25.0%25.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
戸崎圭太8- 4- 3-19/3423.5%35.3%44.1%
ルメール6- 5- 3-10/2425.0%45.8%58.3%
田辺裕信5- 2- 1-14/2222.7%31.8%36.4%
丹内祐次4- 4- 1-20/2913.8%27.6%31.0%
モレイラ4- 0- 0- 4/ 850.0%50.0%50.0%
津村明秀3- 5- 5-22/358.6%22.9%37.1%
横山武史3- 5- 3-28/397.7%20.5%28.2%
キング3- 0- 2-10/1520.0%20.0%33.3%
柴田大知3- 0- 1-19/2313.0%13.0%17.4%
川田将雅3- 0- 1- 0/ 475.0%75.0%100.0%

AJCCで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 馬番8~11番に好走馬が多い
  • 4歳馬が中心、5歳以上は中山・または非根幹距離の重賞実績馬
  • 上位人気(7番人気以内)が中心

これらのAJCCのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ジョバンニ

point

冬場の中山(ホープフルS)好走実績

菊花賞は不利もあり度外視

父がロベルト系のエピファネイア

今年の4歳馬はダービー3着で2200mの京都新聞杯勝ちの実績を持つショウヘイ、ホープフルS2着のジョバンニ、弥生賞勝ちの実績を持つファウストラーゼンと悩ましい3頭ですが、冬場の中山実績からジョバンニをピックアップ。菊花賞は内枠を生かせずポジションを下げ続け4角16番手と絶望的な位置取りから8着まで盛り返しており、ダノンデサイルやアリストテレスと同じエピファネイア産駒という血統も評価しています。

マイネルエンペラー

point

人気薄でも好走が多いビッグレッドファーム生産馬

昨年の日経賞勝ち、有馬記念でも見せ場ありの内容

速い時計が出る芝なら割引き、時計がかかる芝○

穴でも狙えるビッグレッドファーム生産馬ですが想定では4番人気と普通に買える位置。昨年の日経賞優勝の実績を持ち、8か月の休み明けとなった有馬記念では久々の分直線伸びを欠きましたが4角では好位に食らいつき、改めて長めの距離での粘り強さを感じる内容を見せました。1週前の京成杯が1.59.3だったのでもう少し時計がかかる芝の方がベスト。

マテンロウレオ

point

昨年のAJCC2着の実績

寒い時期に調子を上げるタイプ

鳴尾記念の内容からも衰えはない

昨年のAJCCでは2着でしたが1着ダノンデサイル、3着コスモキュランダは暮れの有馬記念でも好走。この馬の戦績を見ると3歳時のきさらぎ賞・中日新聞杯、4歳時の京都記念、5歳時の中日新聞杯、6歳時のAJCC・鳴尾記念と重賞好走は全て12~2月の冬場に固まっています。新馬戦を除くと3~10月までは全て4着以下なので馬券的に狙えるのは間違いなくここです。

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