オークス 傾向と過去データ

オークス 傾向と過去データ

オークス(GⅠ)は2026年5月24日(日)に東京競馬場・芝2400mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

オークス 開催情報

開催日 2026年5月24日(日)
格付け GⅠ
競馬場 東京競馬場
距離 芝2400m
出走条件 3歳牝馬
負担重量 馬齢(55kg)
1着賞金 1億5000万円

過去データ(10年)

オークスは桜花賞に続く3歳牝馬三冠路線の第二弾です。東京芝2400mと桜花賞からは800mの距離延長になるため皐月賞よりも前半のペースが流れやすく、差し馬が有利になりやすいレースであることが特徴です。

  • カムニャック(2025年1着) → 4角通過11番手
  • チェルヴィニア(2024年1着) → 4角通過10番手
  • リバティアイランド(2023年1着) → 4角通過6番手
  • スターズオンアース(2022年1着) → 4角通過8番手

優勝馬は4角10番手くらいから差している馬が多く、逃げ・先行馬には厳しいレースです。レースの上がり最速馬が(7-2-2-2)、3位以内が(9-6-7-12)と前半はとにかく折り合い重視で脚を溜め、直線で末脚を伸ばす形が必勝パターンになります。

オークス 注目データ

先行馬×1~4枠○、差し馬は5~8枠○

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-4-2-13 5.0% 25.0% 35.0%
2枠 2-0-0-17 10.5% 10.5% 10.5%
3枠 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3%
4枠 0-2-3-15 0.0% 10.0% 25.0%
5枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
6枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
7枠 3-1-4-22 10.0% 13.3% 26.7%
8枠 1-1-1-27 3.3% 6.7% 10.0%

複勝率では1枠・4枠・7枠の成績が良いのですが内・外どちらかに寄ることはありません。脚質別に見ると1角5番手以内の先行馬は1~4枠(1-3-2-23)・5~8枠(0-2-0-24)なので外枠の先行馬は割引きです。逆に1角6番手以下は1~4枠(3-3-3-40)・5~8枠(6-2-5-61)と差し馬は枠順不問ですが好走数が多いのは5~8枠です。

特に直近では昨年のカムニャック¥タガノアビー、2024年のチェルヴィニア・ライトバック、2023年のハーパー・ドゥーラと5~8枠の差し馬が3年連続で2頭3着以内に入っています。またこの6頭は全て1600m以上のレースで2勝以上を挙げていました。

差し馬(1600m以上で2勝以上)

  • アランカール
  • ジュウリョクピエロ
  • スウィートハピネス
  • スターアニス
  • スマートプリエール
  • ラフターラインズ
馬券への活かし方

桜花賞組ではスターアニス、アランカールはどちらも差しタイプ。スターアニスはドレフォン産駒と血統面では不安もあり、アランカールは長めの距離で実績のあるエピファネイア産駒です。フローラSを勝ったラフターラインズや忘れな草賞を快勝したジュウリョクピエロ、フラワーC優勝のスマートプリエールや阪神JF4着の実績を持つスウィートハピネスも穴で魅力があるので、上の6頭の中で外枠に入った馬には特に注目です。

桜花賞5着以下は割引き(ルメール騎手を除く)

桜花賞
着度数
勝率
連対率
複勝率
3着以内 6-3-3-12 25.0% 37.5% 50.0%
4着以下 1-2-3-45 2.0% 5.9% 11.8%

前走が桜花賞だった馬は3着以内だとオークスでも複勝率50%と安定していますが桜花賞で4着以下だと巻き返しは厳しく、それなら別路線(フローラS・忘れな草賞などの上位馬)を勝った方が良いレースです。

桜花賞×4着以下だった馬のうち優勝したのは2025年のチェルヴィニア、2着に入ったのは2023年のハーパー・2021年のアカイトリノムスメと3頭ともルメール騎手の騎乗馬でオークスで2番人気に推されていました。

桜花賞×4着以下

  • アランカール
  • スウィートハピネス
  • ドリームコア
  • ロンギングセリーヌ
馬券への活かし方

今年は桜花賞組が5頭と少なく、また桜花賞2~4着のギャラボーグ・ジッピーチューン・アイニードユーがオークスを回避と珍しい年になりました。この中ではルメール騎手騎乗予定のドリームコア・武豊騎手騎乗予定のアランカールが人気を集めそうですが、想定では3~4番人気と過去に巻き返した馬に比べるとあと一歩感があります。

また今年のGⅠでは高松宮記念のレッドモンレーヴ(15番人気2着)、桜花賞のジッピーチューン(12番人気3着)、皐月賞のライヒスアドラー(9番人気3着)、天皇賞・春のヴェルテンベルク(12番人気2着)と2桁前後の人気馬がよく3着以内に入っているので、スターアニスやラフターラインズから人気薄に流していくのも面白そうです。

前走上がり3位以内が好成績

前走上がり
着度数
勝率
連対率
複勝率
3位以内 8-7-6-57 10.3% 19.2% 26.9%
4位以下 2-3-4-91 2.0% 5.0% 9.1%

差し馬が強いレースということもあり、前走でも上がり順位が3位以内だった馬が中心です。前走上がり4位以下は前走が桜花賞だと(2-2-4-41)・桜花賞以外では(0-1-0-50)とほぼ前走が桜花賞だった馬しか好走していません。

前走桜花賞以外×上がり4位以下

  • アメティスタ
  • ウィズクイーン
  • スタニングレディ
  • スマートプリエール
  • ソルパッサーレ
  • バースデイフライト
  • ミツカネベネラ
  • リアライズルミナス
  • ロングトールサリー
馬券への活かし方

今年は9頭が前走桜花賞以外×上がり4位以下に該当しますが、ここはバッサリでも良さそうです。また桜花賞以外だと前走2000m以上のレースを使ってきた馬が中心になるので、桜花賞以外ではエンジョイドアスク、エンネ、ジュウリョクピエロ、トリニティ、ラフターラインズ、レイクラシック、ロザーンジュが残ります。

この中だとラフターラインズはフローラS優勝で差しタイプとデータからも期待できます。次いでフローラS2着のエンネや忘れな草賞1着のジュウリョクピエロ。矢車賞1着のトリニティは先行タイプなので内枠に入れば押さえ、外枠なら割引きか。

東京芝2400m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠12- 13- 4- 82/11110.8%22.5%26.1%
2枠3- 7- 8- 97/1152.6%8.7%15.7%
3枠9- 10- 10- 90/1197.6%16.0%24.4%
4枠7- 7- 17- 91/1225.7%11.5%25.4%
5枠12- 15- 6-100/1339.0%20.3%24.8%
6枠18- 13- 6-105/14212.7%21.8%26.1%
7枠15- 10- 20-122/1679.0%15.0%26.9%
8枠12- 14- 16-127/1697.1%15.4%24.9%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ドゥラメンテ10-12-12-39/7313.7%30.1%46.6%
キタサンブラック7- 3- 1-21/3221.9%31.3%34.4%
エピファネイア6- 2- 4-26/3815.8%21.1%31.6%
ハーツクライ5- 4- 5-58/726.9%12.5%19.4%
ルーラーシップ4- 9- 6-33/527.7%25.0%36.5%
ハービンジャー4- 5- 1-31/419.8%22.0%24.4%
レイデオロ4- 3- 1-23/3112.9%22.6%25.8%
キズナ3-11-12-57/833.6%16.9%31.3%
シュヴァルグラン3- 4- 3-12/2213.6%31.8%45.5%
キングカメハメハ3- 4- 1-18/2611.5%26.9%30.8%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト8-10- 5-55/7810.3%23.1%29.5%
キングカメハメハ8- 4- 4-55/7111.3%16.9%22.5%
マンハッタンカフェ8- 4- 2-18/3225.0%37.5%43.8%
シンボリクリスエス3- 3- 1-21/2810.7%21.4%25.0%
クロフネ3- 1- 1-19/2412.5%16.7%20.8%
サクラバクシンオー3- 1- 0- 3/ 742.9%57.1%57.1%
ハービンジャー2- 6- 5-27/405.0%20.0%32.5%
チチカステナンゴ2- 1- 3- 8/1414.3%21.4%42.9%
キングヘイロー2- 1- 2- 7/1216.7%25.0%41.7%
メジロマックイーン2- 1- 2- 3/ 825.0%37.5%62.5%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール27-15- 4-17/6342.9%66.7%73.0%
戸崎圭太5- 8- 7-37/578.8%22.8%35.1%
田辺裕信4- 5- 6-21/3611.1%25.0%41.7%
川田将雅4- 3- 0-11/1822.2%38.9%38.9%
菅原明良3- 6- 1-32/427.1%21.4%23.8%
レーン3- 4- 6-12/2512.0%28.0%52.0%
三浦皇成3- 2- 8-23/368.3%13.9%36.1%
大野拓弥3- 2- 1-22/2810.7%17.9%21.4%
佐々木大輔3- 1- 0-11/1520.0%26.7%26.7%
横山典弘3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%

オークスで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 内外どちらでも好走可能だが、先行馬は1~4枠・差し馬は5~8枠が好枠
  • 桜花賞5着以下よりは前走2000m以上の別路線好走組
  • 桜花賞以外で上がり4位以下だった馬は割引き

これらのオークスのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ラフターラインズ

point

キャリア5戦全て上がり最速という差しタイプ

スタート苦手もオークスなら問題なし

デビュー時からオークスを意識したローテーション

今回がGⅠ初挑戦になりますがキャリア5戦は全て上がり最速。3歳春の時点で東京・中京・京都と異なる競馬場で上がり32秒台の末脚を使えるのはかなり珍しいのではないかと思われます。スタートが毎回悪い馬ですがオークスでは逆に少し遅らせて後方を追走した方が良い可能性まであります。ローテーションもオークスを意識したもので、スターアニスが血統面に不安もあるため優勝の可能性は十分考えられます。

ドリームコア

point

ルメール騎手の継続騎乗

桜花賞は不利の影響あり

3勝を挙げている東京に戻るのはプラス

桜花賞では前半向正面でのポジション争いで外から挟まれ、10番手以下まで位置取りを下げる形になってしまい9着。不利がなくても高速馬場の外枠だったので掲示板までかなといった所ですが、全3勝を挙げている東京替わりで巻き返しに期待。ルメール騎手はデータでも説明した通り桜花賞4着以下でも人気馬なら普通に持ってきますし、血統も距離が伸びる方が良く、また東京向きの血統です。

スターアニス

point

桜花賞の内容からはデータ◎

父ドレフォン、母エピセアロームと血統は短距離

阪神JF・桜花賞を強い勝ち方で勝っておりデータからは大本命級なのですが、やはりドレフォン産駒に母エピセアロームという血統、戦績も1200mデビューで時計的にもスピードに長けているのでオークスではどうかといった所。昨年のエンブロイダリーや2021年のソダシのような印象です。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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