青葉賞 傾向と過去データ

青葉賞 傾向と過去データ

青葉賞(GⅡ)は2026年4月25日(土)に東京競馬場・芝2400mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

青葉賞 開催情報

開催日 2026年4月25日(土)
格付け GⅡ
競馬場 東京競馬場
距離 芝2400m
出走条件 3歳
負担重量 馬齢(牡・せん57kg、牝55kg)
1着賞金 5400万円

過去データ(10年)

青葉賞は日本ダービーのトライアル競走として行われており、2着までに入った馬に日本ダービーの優先出走権が与えられます。

  • エネルジコ(2025年1着) → 2025年菊花賞1着
  • ゲルチュタール(2025年3着) → 2026年日経新春杯1着
  • ヘデントール(2024年8着) → 2025年天皇賞・春1着
  • ハーツコンチェルト(2023年2着) → 2023年日本ダービー3着
  • テーオーロイヤル(2021年4着) → 20254年天皇賞・春1着

創設以来青葉賞からのローテで日本ダービーを制した馬はいませんが、昨年から1週前倒しの開催になっています。近年の出走馬を見るとエネルジコ、ヘデントール、テーオーロイヤルと後に長距離でGⅠを制した馬が多く、やはり日本ダービーよりも秋以降に本格化する馬が目立ちます。

ハーツコンチェルト(母父アンブライドルズソング)、プラダリア(母父クロフネ)、アドミラブル(母父シンボリクリスエス)、エタリオウ(母父カクタスリッジ)と青葉賞→日本ダービーのローテで掲示板に載っているのは母父が米国産の馬です。

青葉賞 注目データ

1~4枠の先行馬・5~8枠の差し馬は買い

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-0-1-12 13.3% 13.3% 20.0%
2枠 1-1-1-13 6.3% 12.5% 18.8%
3枠 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
4枠 1-2-2-13 5.6% 16.7% 27.8%
5枠 2-2-2-14 10.0% 20.0% 30.0%
6枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
7枠 2-2-1-18 8.7% 17.4% 21.7%
8枠 0-1-2-21 0.0% 4.2% 12.5%

大外8枠は人気馬でも他の枠に比べて成績は落ちますが、7枠までなら枠順は不問に近いです。ただし脚質別に見ると1コーナーで4~5番手以内の逃げ・先行馬は1~4枠に入った方が成績が良く、逆に差し・追い込み馬は5~8枠の方が成績が良いのが特徴です

昨年から開催が1週早まりましたが、1コーナー5番手とある程度前に行ったのは4枠4番のゲルチュタール(3着)。そして7枠10番エネルジコ、6枠9番ファイアンクランツは1コーナーでは9番手前後の位置取りでした。

今年の想定上位人気馬と前走での位置取り

  • ブラックオリンピア(前走1角3番手)
  • アローメタル(前走1角2番手)
  • ノーブルサヴェージ(前走1角2番手)
  • ゴーイントゥスカイ(前走1角7番手)
  • サガルマータ(前走1角7番手)
  • タイダルロック(前走1角7番手)
馬券への活かし方

ブラックオリンピアは18頭立ての未勝利戦でも1角2番手のレースをしているので基本的には先行馬。アローメタル・ノーブルサヴェージも多頭数のレースは未経験ですが前に行くタイプなので、この3頭は1~4枠に入った方が狙いやすそうです。

逆に前走差して未勝利戦を勝っているサガルマータ、前走が重賞だったゴーイントゥスカイ・タイダルロックは中団待機型なので、この3頭は5~8枠の方が馬券的には買いやすくなります。

前走オープンクラスは4着以内・1勝クラスは1着馬

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
重賞 3-3-1-29 8.3% 16.7% 19.4%
OP特別 0-2-1-12 0.0% 13.3% 20.0%
1勝 6-5-7-61 7.6% 13.9% 22.8%
未勝利 1-0-1-20 4.5% 4.5% 9.1%
新馬 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

前走がオープンクラスだった馬と1勝クラスだった馬の権利争いになりますが、前走がオープンクラスだった馬は前走4着以内が(2-5-2-17)・5着以下は(1-0-0-24)。近年もサトノシュトラーセ、トロヴァトーレ、グランヴィノスなど5番人気くらいに支持される馬はいますが、前走オープンクラスで5着以下だと結果は出ていません。

そして前走1勝クラスだった馬は前走1着馬が(6-4-7-27)・2着以下は(0-1-0-34)。また前走着差をつけて勝っている馬の成績が良く、複勝率だとタイム差無しの1着が(1-1-0-7)22.2%、0.1~0.2秒差が(2-2-4-13)38.1%、0.3~0.5秒差が(3-1-2-6)50.0%となります。

前走1勝クラスで1着(着差順)

  • ブラックオリンピア(0.3秒)
  • ノーブルサヴェージ(0.2秒)
  • テルヒコウ(0.1秒)
  • シャドウマスター(0.0秒)
  • ケントン(0.0秒)

前走オープンクラスで4着以内(着順順)

  • ノチェセラーダ(すみれS3着)
  • タイダルロック(弥生賞4着)
馬券への活かし方

前走1勝クラスだった馬では0.3秒差で勝っているブラックオリンピアがトップ評価。次点が0.1~0.2秒差で勝っているノーブルサヴェージ、テルヒコウという形です。

前走オープンクラスではすみれS3着のノチェセラーダ、弥生賞ディープインパクト記念4着のタイダルロック2頭のみ。また前走オープンクラスだった馬は今回4番人気以内だと(2-5-1-7)・5番人気以下は(1-0-1-34)と1勝クラスだった馬よりも人気馬優勢な面があるので、その点からはタイダルロックの方が上の評価です。

また想定上位人気ではアローメタル(1勝クラス2着)、ゴーイントゥスカイ(きさらぎ賞6着)、オルフセン(ホープフルS6着)は過去のデータからは低めの評価になります。

前走での末脚が重要

前走上がり
着度数
勝率
連対率
複勝率
2位以内 9-6-7-59 11.1% 18.5% 27.2%
3位以下 1-4-3-64 1.4% 6.9% 11.1%

青葉賞はダービーの権利を賭けた最終戦に近い位置づけになるため、前半からペースが流れたり後半4~5Fからペースアップしたりと厳しい戦いになります。そのため中団から最後末脚を使える馬の優勝が多く、前走でも上がり2位以内だった馬が中心になります

前走上がり3位以下で連対した5頭中4頭は前走がオープンクラスのレースでした。また前走上がり2位以内は、前走が2000m以下のレースだと(3-1-3-26)で複勝率21.2%・2200m以上のレースだと(6-5-4-33)で複勝率31.3%。長い距離でしっかり末脚を使えた馬の方が信頼できます。

前走上がり2位以内

  • エーデルゼーレ
  • オルフセン(2000m)
  • サガルマータ
  • シャドウマスター
  • ノーブルサヴェージ
  • ノチェセラーダ
  • ブラックオリンピア
  • ボンドマティーニ
  • ヴィサージュ(2000m)
馬券への活かし方

前走1勝クラスを勝っているブラックオリンピア、ノーブルサヴェージの2頭は前走上がり順位もクリアなのでこの2頭は軸として信頼できそうです。シャドウマスターもタイム差無しではありますが上がり1位で1勝クラスを勝っています。

前走オープンクラスだった馬ではノチェセラーダはすみれSで3着と内容も良いので買えます。オルフセンはロブチェン、フォルテアンジェロ、アスクエジンバラと皐月賞5着以内を3頭輩出したレースで上がり1位の6着と相手関係からは強調できますが、今年初戦がここになるということは順調さを欠いていたとも言えるので調教等動きを重視すべきかと思います。

東京芝2400m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠12- 13- 4- 82/11110.8%22.5%26.1%
2枠3- 7- 8- 97/1152.6%8.7%15.7%
3枠9- 10- 10- 90/1197.6%16.0%24.4%
4枠7- 7- 17- 91/1225.7%11.5%25.4%
5枠12- 15- 6-100/1339.0%20.3%24.8%
6枠18- 13- 6-105/14212.7%21.8%26.1%
7枠15- 10- 20-122/1679.0%15.0%26.9%
8枠12- 14- 16-127/1697.1%15.4%24.9%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ドゥラメンテ10-12-12-39/7313.7%30.1%46.6%
キタサンブラック7- 3- 1-21/3221.9%31.3%34.4%
エピファネイア6- 2- 4-26/3815.8%21.1%31.6%
ハーツクライ5- 4- 5-58/726.9%12.5%19.4%
ルーラーシップ4- 9- 6-33/527.7%25.0%36.5%
ハービンジャー4- 5- 1-31/419.8%22.0%24.4%
レイデオロ4- 3- 1-23/3112.9%22.6%25.8%
キズナ3-11-12-57/833.6%16.9%31.3%
シュヴァルグラン3- 4- 3-12/2213.6%31.8%45.5%
キングカメハメハ3- 4- 1-18/2611.5%26.9%30.8%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト8-10- 5-55/7810.3%23.1%29.5%
キングカメハメハ8- 4- 4-55/7111.3%16.9%22.5%
マンハッタンカフェ8- 4- 2-18/3225.0%37.5%43.8%
シンボリクリスエス3- 3- 1-21/2810.7%21.4%25.0%
クロフネ3- 1- 1-19/2412.5%16.7%20.8%
サクラバクシンオー3- 1- 0- 3/ 742.9%57.1%57.1%
ハービンジャー2- 6- 5-27/405.0%20.0%32.5%
チチカステナンゴ2- 1- 3- 8/1414.3%21.4%42.9%
キングヘイロー2- 1- 2- 7/1216.7%25.0%41.7%
メジロマックイーン2- 1- 2- 3/ 825.0%37.5%62.5%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール27-15- 4-17/6342.9%66.7%73.0%
戸崎圭太5- 8- 7-37/578.8%22.8%35.1%
田辺裕信4- 5- 6-21/3611.1%25.0%41.7%
川田将雅4- 3- 0-11/1822.2%38.9%38.9%
菅原明良3- 6- 1-32/427.1%21.4%23.8%
レーン3- 4- 6-12/2512.0%28.0%52.0%
三浦皇成3- 2- 8-23/368.3%13.9%36.1%
大野拓弥3- 2- 1-22/2810.7%17.9%21.4%
佐々木大輔3- 1- 0-11/1520.0%26.7%26.7%
横山典弘3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%

青葉賞で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 1~4枠の先行馬・5~8枠の差し馬
  • 前走1勝クラスは1着馬、オープンクラスは4着以内
  • 前走上がり2位以内が中心

これらの青葉賞のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ブラックオリンピア

point

前走1勝クラスを上がり1位・0.3秒差で1着

先行タイプなので枠は内寄りの方がいい

キャリア4戦・デビュー以来川田騎手とのコンビ継続

前走アザレア賞ではホープフルS4着だったアーレムアレスを下し1着。上がりも1位で着差も0.3秒差と過去の青葉賞の好走馬に近いものを持っています。先行タイプなので枠順は内寄りの方がデータからはベター。また直近4~5年の青葉賞では460kg未満の小柄な馬か500kg以上の大型馬と馬格がある、ないがはっきりしている方が好走しています。他の人気馬にキャリアの浅い馬も多く、キャリア4戦×川田騎手がデビュー以来コンビを組み続けているということも高評価です。

ノーブルサヴェージ

point

前走1勝クラスを上がり最速で1着

レーン騎手への乗り替わり

テーオーロイヤルに近い血統構成

ブラックオリンピアと同じく前走1勝クラスの水仙賞を上がり最速で1着。0.2秒差だった分前走内容的には僅かに下の評価ですが、馬券に組み込むには全く問題なく今回はレーン騎手を想定しています。リオンディーズ×マンハッタンカフェという血統は青葉賞で15番人気4着・後に天皇賞・春など重賞4勝を挙げるテーオーロイヤルと似ており、血統面は秋以降の飛躍も期待できます。

テルヒコウ

point

逃げ馬は厳しいが展開次第では一発の可能性

大寒桜賞では後半5F11秒台のラップを逃げ切り勝ち

長距離もこなせる産駒が多いコントレイル産駒

青葉賞の逃げ馬は結果が芳しくありませんが、前半のペース次第では一発ありそうなのがこの馬。東スポ杯は後半4Fからペースアップする厳しいラップの中見せ場のある内容で4着。大寒桜賞では前半超スローから後半5F全て11秒台というラップで逃げ切っています。この日は高松宮記念で1.06.3が出る超高速馬場だったのでラップを鵜呑みにはできませんが、コントレイル産駒は長い距離をこなせる産駒が多そうなので距離延長+左回りのここは面白そうです。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

TOP