フローラステークス 傾向と過去データ

フローラステークス 傾向と過去データ

フローラS(GⅡ)は2026年4月26日(日)に東京競馬場・芝2000mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

フローラS 開催情報

開催日 2026年4月26日(日)
格付け GⅡ
競馬場 東京競馬場
距離 芝2000m
出走条件 3歳牝馬
負担重量 馬齢(55kg)
1着賞金 5200万円

過去データ(10年)

フローラSはオークスのトライアル競走として行われており、2着までに入った馬にオークスの優先出走権が与えられます。

  • カムニャック(2025年1着) → 2025年オークス1着
  • ユーバーレーベン(2021年3着) → 2021年オークス1着
  • ウインマリリン(2020年1着) → 2020年オークス2着
  • モズカッチャン(2017年1着) → 2017年オークス2着

昨年はフローラSで優勝したカムニャックがオークスも連勝。毎年ではありませんが2~3年に一度くらいのペースでフローラSからオークス好走馬を輩出しています。また近年フローラS組がオークスで好走した中で2025年・2020年・2017年はいずれも桜花賞が道悪で行われていたという特徴がありました。

2021年はクロフネ産駒のソダシが距離不安説がありながらオークスで1番人気に支持され、8着に敗れています。今年の桜花賞は良馬場でしたが、ソダシと同じく阪神JFを勝ち桜花賞では1分31秒台で優勝したスターアニスはドレフォン産駒という血統もあり距離不安が囁かれています。その意味ではフローラS組がオークスで好走している年と似ていると言えそうです。

フローラS 注目データ

2枠が好成績、8枠は乗り替わりの父非サンデー×母父サンデー系○

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
2枠 4-2-1-12 21.1% 31.6% 36.8%
3枠 0-1-2-17 0.0% 5.0% 15.0%
4枠 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0%
5枠 2-0-1-17 10.0% 10.0% 15.0%
6枠 0-3-0-17 0.0% 15.0% 15.0%
7枠 0-0-1-23 0.0% 0.0% 4.2%
8枠 2-1-4-19 7.7% 11.5% 26.9%

牝馬限定重賞では初の2000mという距離なので全体的には内枠~中枠までに優勝馬が多いのが特徴です。6枠は2着まで、7枠が3着が1回だけと外に連れて成績は落ちていくように見えますが、なぜか8枠だけは成績が上がっています。8枠からは7頭が3着以内に入っていますが、比較的多い共通点は【乗り替わりが7頭】【父が非サンデーサイレンス系が6頭】【母父サンデーサイレンス系が5頭】あたりです。前走はフラワーCなど重賞から未勝利戦だった馬まで様々なので、とりあえず血統と騎手で該当したら買い目に入れるのも面白そうです。

乗り替わり想定×父非サンデー系×母父サンデー系

  • サムシングスイート
  • ファムクラジューズ
  • ペイシャシス
馬券への活かし方

フリージア賞を勝ち今回上位人気が予想されるファムクラジューズが該当しましたが、今年は芝で2勝を挙げているのもこの馬だけなので、8枠ではなくても好走する可能性は高そうです。

サムシングスイートは中穴、ペイシャシスは大穴が予想されるのでこの2頭のうちどちらかが8枠に入ったら買い目に入れるのも面白そうです。

前走条件戦で4角5番手以内、前走OPクラスは位置取り不問

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
重賞 3-5-5-40 5.7% 15.1% 24.5%
OP特別 2-0-0-5 28.6% 28.6% 28.6%
1勝 5-3-2-57 7.5% 11.9% 14.9%
未勝利 0-2-3-30 0.0% 5.7% 14.3%
新馬 0-0-0-4

前走がオープンクラスだった馬・1勝クラスだった馬が過去10年で5勝ずつを挙げており、未勝利戦上がりの馬は2着止まりです。前走が条件戦だった馬は前走4角5番手以内が(5-4-3-58)・6番手以下は(0-1-2-33)と前走での位置取りが重要です。4角6番手以下で3着以内に入ったソーダズリング、ブライトジュエリー、フアナは5番人気以内に支持されており、キャリア2戦以下で連対率100%という戦績でした。

前走1勝クラス以下で4角5番手以内

  • エイシンウィスパー
  • サムシングスイート
  • スタニングレディ
  • ファムクラジューズ
  • ペンダント
  • リアライズルミナス
  • ロングトールサリー

前走1勝クラス以下で4角6番手以下+キャリア連対率100%

  • エンネ
  • マツリダイコ
  • ラベルセーヌ
馬券への活かし方

前走が条件戦で4角5番手以内だった馬は数もそれなりに多いので別のデータで取捨選択するのが良さそうですが、エンネ・マツリダイコ・ラベルセーヌと1戦1勝馬が3頭登録しており、いずれも想定人気では上位なのが悩ましい所です。過去キャリア1戦で好走したのは2023年のブライトジュエリーですが、前走が中京芝2000mの未勝利戦で内容も4馬身差の1着・上がり1位の34.6秒ですが上がり2位の馬が36.0秒と圧倒的な内容でした。

エンネは阪神芝1800mで1.45.8と全体時計は優秀でラベルセーヌは中山芝1800mで5馬身差。マツリダイコは前走1600mなのでこの2頭に比べるとやや劣るか。ブライトジュエリーも3着だったので、人気なら相手で押さえるくらいが良さそうです。

キャリア3~4戦の優勝馬が多い

戦績
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2戦 1-1-2-47 2.0% 3.9% 7.8%
3~4戦 8-3-5-47 12.7% 17.5% 25.3%
5~6戦 1-4-2-31 2.6% 13.2% 18.4%
7戦~ 0-2-1-11 0.0% 14.3% 21.4%

過去10年のうちキャリア3~4戦の馬が8勝を挙げています。キャリア1~2戦で優勝したのは2022年のエリカヴィータで前走フェアリーSでは10着でしたが2番人気に推されていました。また上に挙げたソーダズリング、フアナ、ブライトジュエリーも含めキャリア1~2戦以下で3着以内に入った4頭は5番人気以内の人気サイドでした。

またキャリア5~6戦で優勝したのは2023年のゴールデンハインドで牝馬の中では長距離適性の高いゴールドシップ産駒でした。

キャリア3~4戦

  • エイシンウィスパー
  • ゴバド
  • スタニングレディ
  • ファムクラジューズ
  • ラフターラインズ
  • リアライズルミナス
  • リスレジャンデール
  • ロングトールサリー
馬券への活かし方

きさらぎ賞3着のラフターラインズ、フリージア賞1着のファムクラジューズは共にキャリア4戦なので優勝候補として挙げられます。リアライズルミナスも想定では支持を集めていますが、前走が未勝利戦だったので相手までか。前走セントポーリア賞では7着に敗れていますが、リスレジャンデールはエピファネイア産駒という血統からは単穴候補としては面白そうです。

東京芝2000m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠19- 11- 15- 96/14113.5%21.3%31.9%
2枠12- 12- 11-117/1527.9%15.8%23.0%
3枠17- 11- 18-118/16410.4%17.1%28.0%
4枠15- 16- 15-126/1728.7%18.0%26.7%
5枠20- 22- 15-130/18710.7%22.5%30.5%
6枠12- 18- 21-145/1966.1%15.3%26.0%
7枠14- 19- 17-170/2206.4%15.0%22.7%
8枠18- 19- 15-179/2317.8%16.0%22.5%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
エピファネイア13-11-13-43/8016.3%30.0%46.3%
キズナ10-13- 4-50/7713.0%29.9%35.1%
ドゥラメンテ8- 7- 1-46/6212.9%24.2%25.8%
キタサンブラック7- 4- 4-21/3619.4%30.6%41.7%
リアルスティール6- 2- 6-17/3119.4%25.8%45.2%
ゴールドシップ5- 6-12-75/985.1%11.2%23.5%
レイデオロ5- 3- 3-22/3315.2%24.2%33.3%
スワーヴリチャード5- 1- 3- 6/1533.3%40.0%60.0%
サートゥルナーリア5- 1- 0-14/2025.0%30.0%30.0%
ハーツクライ4- 7- 8-43/626.5%17.7%30.6%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト12- 10- 7- 71/10012.0%22.0%29.0%
キングカメハメハ10- 10- 9- 52/ 8112.3%24.7%35.8%
ハービンジャー4- 6- 3- 28/ 419.8%24.4%31.7%
ゼンノロブロイ3- 4- 4- 17/ 2810.7%25.0%39.3%
オルフェーヴル3- 4- 1- 5/ 1323.1%53.8%61.5%
ヴィクトワールピサ3- 2- 4- 7/ 1618.8%31.3%56.3%
マンハッタンカフェ3- 2- 3- 20/ 2810.7%17.9%28.6%
ハーツクライ3- 2- 2- 30/ 378.1%13.5%18.9%
Numerous3- 1- 1- 1/ 650.0%66.7%83.3%
アドマイヤムーン3- 0- 1- 7/ 1127.3%27.3%36.4%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール28-16- 8-17/6940.6%63.8%75.4%
戸崎圭太11-13-15-38/7714.3%31.2%50.6%
横山武史11- 8- 3-45/6716.4%28.4%32.8%
北村宏司8- 3- 7-30/4816.7%22.9%37.5%
川田将雅5- 6- 3- 8/2222.7%50.0%63.6%
菅原明良5- 4- 2-39/5010.0%18.0%22.0%
マーカンド5- 1- 0- 8/1435.7%42.9%42.9%
津村明秀4- 3- 6-38/517.8%13.7%25.5%
横山和生3- 6- 2-25/368.3%25.0%30.6%
三浦皇成3- 4- 4-36/476.4%14.9%23.4%

フローラSで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 2枠の成績が良く、8枠は乗り替わり×父非サンデー系×母父サンデー系○
  • 前走1勝クラスだった馬は4角5番手以内だった馬が中心
  • キャリア3~4戦馬の優勝が多い

これらのフローラSのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ファムクラジューズ

point

東京芝2000mを3回経験

前走での位置取りも良く末脚は堅実

乗り替わり×父非サンデー系×母父サンデー系と8枠でも狙えるデータ

キャリア4戦で未勝利戦から3戦連続で東京芝2000mを使われています。前走は1勝クラスのフリージア賞で4角2番手の位置取りから1着。ラスト3Fも11.4-11.3-11.5で締めくくっていますが2走前の未勝利戦も11.5-11.3-11.3で締めており東京の直線でしっかり終いの脚を使える点が評価できます。乗り替わりで父非サンデー系×母父サンデー系と8枠でも狙えるデータにも該当します。

ラフターラインズ

point

きさらぎ賞でタイム差無し3着の実績

東京芝1800mの未勝利戦では時計・上がり共に優秀な内容

レーン騎手への乗り替わり

こちらもキャリア4戦で前走はGⅢのきさらぎ賞。スタートで出遅れましたが直線鋭い伸びを見せゾロアストロ・エムズビギンにタイム差無しの3着に入線。昨年の東京芝1800mの未勝利戦では1.46.0の勝ち時計で上がり33.8秒は2位馬の上がりに0.8秒差をつけるもので圧巻の内容でした。今回はレーン騎手への乗り替わりで抜けた人気になりそうですが、実績に欠けるメンバー構成なので上位評価は妥当です。

サムシングスイート

point

サートゥルナーリア産駒の牝馬は3歳から成績を伸ばすタイプが多い

前走未勝利戦では脚質転換・先行で押し切る内容

乗り替わり×父非サンデー系×母父サンデー系と8枠でも狙えるデータ

勝ち上がりに5戦を要しましたが、サートゥルナーリア産駒の牝馬は2歳戦でいきなり走る馬は少なく3歳になってから徐々に成長するタイプが多いのでそれほど気になりません。前走未勝利戦ではそれまでの後方待機から1角6番手と位置を取りに行き4角2番手から1着と成長を感じる内容でした。こちらも8枠で買える乗り替わり×父非サンデー系×母父サンデー系に該当するので、馬連やワイドの相手・枠次第で3連複の2~3列目という形が面白そうです。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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