京王杯スプリングカップ 傾向と過去データ

京王杯スプリングカップ 傾向と過去データ

京王杯SC(GⅡ)は2026年5月2日(土)に東京競馬場・芝1400mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

京王杯SC 開催情報

開催日 2026年5月2日(土)
格付け GⅠ
競馬場 東京競馬場
距離 芝1400m
出走条件 4歳以上
負担重量 別定(57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 5900万円

過去データ(10年)

京王杯SCは安田記念のステップレースとして行われており、1着馬には安田記念の優先出走権が与えられます。

  • トウシンマカオ(2025年1着) → 2025年セントウルS3着
  • ウインマーベル(2024年1着) → 2024年マイルCS3着
  • メイケイエール(2022年1着) → 2022年セントウルS1着
  • ダノンスマッシュ(2020年1着) → 2020年香港スプリント1着

安田記念の前哨戦として行われていますが2024年までは安田記念まで中2週とローテ的に厳しく、京王杯SCをステップに安田記念で好走したのは2017年のサトノアラジン・レッドファルクスが最後で高松宮記念を使った後のスプリンターが春最終戦として出走するケースが多いのが特徴でした。

2025年からは開催が2週早まり安田記念までは中4週となったことから安田記念を目指す有力馬の出走が増えることが予想されます。

京王杯SC 注目データ

全体的に外枠優勢(特に父サンデーサイレンス系)

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 0-0-2-13 0.0% 0.0% 13.3%
2枠 0-0-1-14 0.0% 0.0% 6.7%
3枠 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3%
4枠 0-2-1-15 0.0% 11.1% 16.7%
5枠 3-1-0-16 15.0% 20.0% 20.0%
6枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
7枠 2-1-2-17 9.1% 13.6% 22.7%
8枠 3-3-0-17 13.0% 26.1% 26.1%

内の1~2枠は過去10年では連対馬がなく、優勝馬は外枠から多く出ています。昨年は開催日程が2週早まりましたが1着は7枠9番のトウシンマカオでした。

内枠から好走しているのはミスプロ系など父が非サンデー系の馬が多く、父サンデーサイレンス系の馬は1~4枠が(0-1-3-29)・5~8枠が(3-3-3-27)と父系で比べると特に外寄りに好走馬が偏っています。

父サンデーサイレンス系

  • アサカラキング
  • セフィロ
  • ダノンセンチュリー
  • マイネルチケット
馬券への活かし方

今年は父サンデーサイレンス系は4頭と少なめですが想定1番人気のダノンセンチュリー、5番人気前後のマイネルチケット、愛知杯で3着のセフィロ、阪急杯で2度の2着があるアサカラキングと良いメンバーが揃っています。特に過去10年の優勝馬はすべて4番人気以内に推されていたこともあるのでダノンセンチュリー・マイネルチケットの2頭は枠順が重要になります。

前走高松宮記念・ダービー卿CTが中心

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
GⅠ 6-4-3-22 17.1% 28.6% 37.1%
GⅡ 0-2-2-8 0.0% 16.7% 33.3%
GⅢ 3-4-4-46 5.3% 12.3% 19.3%
OP 1-0-0-25 3.8% 3.8% 3.8%
3勝 0-0-1-14 0.0% 0.0% 6.7%

前走高松宮記念が(6-4-3-20)、ダービー卿CTが(2-2-3-22)、東京新聞杯が(1-0-1-1)とこの3レースで(9-6-7-43)と3着以内の大半を占めています。

3つのレースごとに見ると高松宮記念は4歳または6歳馬だと(4-3-2-2)で基本的には人気馬ですが7番人気2着のウインマーベル・10番人気2着のトゥラヴェスーラのような例もあります。

ダービー卿CTは上がりが2位以内だった馬が(2-0-2-2)と成績が良く、東京新聞杯は出走馬自体少ないですが好走しているのは1番人気タワーオブロンドン、2番人気サトノアレスと人気に支持された馬です。

前走高松宮記念・ダービー卿CT・東京新聞杯

  • シリウスコルト(ダービー卿CT)
  • ダノンマッキンリー(高松宮記念)
  • ララマセラシオン(高松宮記念)
馬券への活かし方

例年ならこの3レースを使ってきた馬が人気の中心になるのですが、今年はいずれも中穴~大穴になりそうで例年とは違った年になりそうです。角度を変えて前走GⅢという括りで見ると前走2番人気以内が(3-1-2-7)・前走3着以内が(1-3-3-5)になります。前走GⅢで2番人気以内だとファンダム・マイネルチケット、前走GⅢで3着以内だとセフィロが当てはまります。

上位人気馬が順当に勝ちやすい&昨年はスプリント実績馬での決着

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~2番人気 8-3-3-6 40.0% 55.0% 70.0%
3~4番人気 2-1-3-14 10.0% 15.0% 30.0%
5~9番人気 0-4-4-42 0.0% 8.0% 16.0%
10番人気~ 0-2-0-57 0.0% 3.4% 3.4%

過去10年の優勝馬は全て4番人気以内・単勝オッズだと10倍を切っています。単勝オッズが10.0~19.9倍は(0-4-3-23)と人気順・オッズである程度目安をつけられます。

また昨年は開催日程が変わったこともありますが、トウシンマカオの勝ちタイムは1.18.3。2ハロン目以降は全て11.2秒以下というほぼスプリント戦のラップでした。1着トウシンマカオ・2着ママコチャはスプリント重賞勝ちのある実績馬だったので今年もスプリント実績・持ち時計は注目ポイントです

1400m以下の重賞勝ち馬

  • カンチェンジュンガ
  • ダノンマッキンリー
  • ワイドラトゥール

1400mの持ち時計上位

  • マイネルチケット(1.18.9)
  • ワイドラトゥール(1.18.9)
  • ワールズエンド(1.19.1)
  • カンチェンジュンガ(1.19.2)
  • アサカラキング(1.19.4)
馬券への活かし方

1400m以下の重賞勝ち&1400mの持ち時計が上位なのはカンチェンジュンガ、ワイドラトゥールの2頭。いずれも想定では中穴~大穴ですが、どちらかと言えば買いやすいのは直近で愛知杯4着・昨年のスワンSで2着のワイドラトゥール。想定上位人気馬ではワールズエンド、マイネルチケットは1400mの持ち時計は上位なので比較的買いやすそうです。

東京芝1400m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠14- 12- 12-188/2266.2%11.5%16.8%
2枠12- 17- 17-193/2395.0%12.1%19.2%
3枠17- 17- 17-201/2526.7%13.5%20.2%
4枠15- 23- 18-207/2635.7%14.4%21.3%
5枠25- 13- 21-222/2818.9%13.5%21.0%
6枠26- 25- 15-223/2899.0%17.6%22.8%
7枠24- 29- 24-266/3437.0%15.5%22.4%
8枠24- 23- 33-271/3516.8%13.4%22.8%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ロードカナロア9- 13- 6- 73/1018.9%21.8%27.7%
イスラボニータ9- 8- 5- 47/ 6913.0%24.6%31.9%
ビッグアーサー7- 2- 1- 42/ 5213.5%17.3%19.2%
モーリス6- 6- 13- 74/ 996.1%12.1%25.3%
エピファネイア6- 6- 4- 55/ 718.5%16.9%22.5%
レイデオロ6- 6- 0- 11/ 2326.1%52.2%52.2%
ハーツクライ5- 4- 2- 24/ 3514.3%25.7%31.4%
ドレフォン5- 2- 3- 38/ 4810.4%14.6%20.8%
キタサンブラック5- 2- 1- 24/ 3215.6%21.9%25.0%
ロジャーバローズ4- 3- 1- 23/ 3112.9%22.6%25.8%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト10- 8- 5- 98/1218.3%14.9%19.0%
ダイワメジャー10- 5- 7- 64/ 8611.6%17.4%25.6%
キングカメハメハ5- 11- 9- 72/ 975.2%16.5%25.8%
ネオユニヴァース5- 1- 0- 28/ 3414.7%17.6%17.6%
Red Ransom4- 4- 2- 7/ 1723.5%47.1%58.8%
ハーツクライ4- 2- 4- 39/ 498.2%12.2%20.4%
ハービンジャー4- 1- 1- 18/ 2416.7%20.8%25.0%
Grand Slam4- 1- 0- 7/ 1233.3%41.7%41.7%
ステイゴールド4- 0- 2- 28/ 3411.8%11.8%17.6%
フジキセキ3- 5- 3- 33/ 446.8%18.2%25.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール19- 15- 9- 32/ 7525.3%45.3%57.3%
戸崎圭太18- 18- 11- 54/10117.8%35.6%46.5%
横山武史15- 7- 14- 47/ 8318.1%26.5%43.4%
菅原明良8- 4- 10- 75/ 978.2%12.4%22.7%
横山和生7- 8- 6- 39/ 6011.7%25.0%35.0%
レーン7- 6- 1- 13/ 2725.9%48.1%51.9%
三浦皇成5- 12- 10- 50/ 776.5%22.1%35.1%
田辺裕信5- 9- 7- 33/ 549.3%25.9%38.9%
川田将雅5- 3- 2- 11/ 2123.8%38.1%47.6%
モレイラ5- 0- 0- 9/ 1435.7%35.7%35.7%

京王杯SCで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 外枠の優勝が多い
  • 前走高松宮記念・ダービー卿CT・東京新聞杯が中心
  • 優勝候補は単勝4番人気以内かつ単勝オッズ10倍以下
  • スプリント実績馬・持ち時計上位馬に注意

これらの京王杯SCのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

マイネルチケット

point

東京競馬場での成績は安定

1400mの持ち時計1位

父サンデーサイレンス系なので優勝を狙うなら外枠

東京芝1400mでは2歳時に京王杯2歳Sで2着に入っており、2勝目を挙げたのも同コースの奥多摩Sと東京競馬場では比較的成績が安定しています。前走阪急杯は初の阪神が合わなかったのか9着に敗れましたが、1400mの持ち時計は1.18.9で登録馬中1位。父がサンデーサイレンス系なので勝ち切るには外枠が条件になりますが、今年は例年よりも実績馬が少ないのでチャンスはあります。

ワールズエンド

point

このレースの好走馬が多いロードカナロア産駒

1400mの持ち時計上位

前走1600mからの距離短縮はプラス

ロードカナロア産駒はスプリント適性は言わずもがなですが、京王杯SCでもレッドモンレーヴ・ダノンスマッシュ・タイムトゥヘヴンなど好走馬を多く輩出している相性が良いレース。この馬も新潟の3勝クラスで1.19.1、スワンSは1番人気で8着に敗れましたが1.19.2と走破時計自体は優秀でマイルよりも1400mの方が目を見張るパフォーマンスを見せており、距離短縮になる今回は注目です。

ワイドラトゥール

point

現役屈指の1400m巧者

1400mの持ち時計上位

登録馬に差し馬が多いのは不安

昨年の愛知杯優勝馬で1400mで好走→1200m・1600mで凡走を繰り返している1400m巧者。昨年のスワンSでは京都巧者オフトレイルにタイム差無しで1.18.9と持ち時計はマイネルチケットと同じく1位。末脚を活かすタイプなので前が速くなるほど期待できますが、今年は前に行くのがアサカラキング・ワールズエンド・マイネルチケット・シンフォーエバーくらいで差し馬が多いのが不安要素です。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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