NHKマイルカップ 傾向と過去データ

NHKマイルカップ 傾向と過去データ

NHKマイルC(GⅠ)は2026年5月10日(日)に東京競馬場・芝1600mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

NHKマイルC 開催情報

開催日 2026年5月10日(日)
格付け GⅠ
競馬場 東京競馬場
距離 芝1600m
出走条件 3歳
負担重量 馬齢(牡馬57kg、牝馬55kg)
1着賞金 1億3000万円

過去データ(10年)

NHKマイルCは3歳限定のマイルGⅠで、創設時はクラシックに出走できなかった外国産馬の春の目標でした。

  • 2025年(優勝馬:パンジャタワー) → 3連単1,505,950円
  • 2024年(優勝馬:ジャンタルマンタル) → 3連単8,520円
  • 2023年(優勝馬:シャンパンカラー) → 3連単260,760円
  • 2022年(優勝馬:ダノンスコーピオン) → 3連単1,532,370円
  • 2021年(優勝馬:シュネルマイスター) → 3連単21,180円

直近5年では固く決まる年は固く、荒れる時は大荒れで3連単も150万馬券が2回出ています。人気薄で好走した馬を見るとパンジャタワー、チェルビアット、ロジリオン、ウンブライル、ソングラインと1400mでの重賞好走馬・または1400mのオープン特別で強い勝ち方をしている馬が比較的多いのが特徴です。

NHKマイルC 注目データ

外枠有利・内枠は父・母父が非サンデー系なら

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0%
2枠 1-2-1-15 5.3% 15.8% 21.1%
3枠 0-1-3-16 0.0% 5.0% 20.0%
4枠 0-0-1-19 0.0% 0.0% 5.0%
5枠 0-3-3-14 0.0% 15.0% 30.0%
6枠 4-0-0-15 21.1% 21.1% 21.1%
7枠 1-2-0-27 3.3% 10.0% 10.0%
8枠 4-1-2-23 13.3% 16.7% 23.3%

外枠に優勝馬が多く、2枠で優勝したのは2016年のメジャーエンブレムなので9年連続で6~8枠が優勝しています。直近5年だと1~4枠から3着以内に入っているのはチェルビアット、ロジリオン、ウンブライル、マテンロウオリオン、グレナディアガーズ。マテンロウオリオン以外の4頭は「父・母父共に非サンデーサイレンス系」でした。

マテンロウオリオンはダイワメジャー産駒ですがダイワメジャー産駒はメジャーエンブレム・レシステンシアなど内枠でも成績が良いのが特徴でした。ただ今年は登録馬がいないので、1~4枠で狙えるのは父・母父共に非サンデーサイレンス系の馬ということになります。

父・母父共に非サンデーサイレンス系

  • アスクイキゴミ
  • エコロアルバ
  • クールデイトナ
  • サンダーストラック
  • トラスコンガーデン
  • ユウファラオ
  • ロデオドライブ
馬券への活かし方

人気を集めそうな所だとチャーチルダウンズC優勝のアスクイキゴミ、朝日杯4着のエコロアルバ、ニュージーランドT2着のロデオドライブが挙げられます。またアスクイキゴミはロードカナロア産駒・ロデオドライブはサートゥルナーリア産駒ですが上に挙げたチェルビアット、ロジリオン、ウンブライルと近年は父キングカメハメハ系は人気薄でもよく来ているので馬券にも組み込んだ方が良さそうです。

逆にアドマイヤクワッズ、カヴァレリッツォ、ダイヤモンドノット、レザベーションは父・母父どちらかがサンデーサイレンス系なので、この辺りは1~4枠に入った場合は評価は下がります。昨年1番人気のアドマイヤズーム、2023年1番人気のカルロヴェローチェも飛んでいるので父・母父にサンデーサイレンス系を持つ馬は1~4枠なら軸にするのはお勧めできません。

前走2~5着かつ0.5秒差以下だった馬が中心

前走
着度数
勝率
連対率
複勝率
1着 1-0-1-35 2.7% 2.7% 5.4%
2~5着 9-7-7-55 11.5% 20.5% 29.5%
6着~ 0-3-2-57 0.0% 3.0% 6.1%

前走で1着だった馬の成績が極端に悪く、優勝したのは2022年のダノンスコーピオン(アーリントンC1着)。また前走6着以下で3着以内に入った5頭中4頭は前走GⅠでしたが、優勝はなく2~3着まで。

馬券の大半は前走2~5着馬、前走はニュージーランドT・ファルコンS・桜花賞・皐月賞・毎日杯など様々です。また着差は0.5秒差以下なら(9-7-6-46)・0.6秒差以上が(0-0-1-9)です。

前走2~5着×0.5秒差以下だった馬

  • エコロアルバ
  • ジーネキング
  • タガノアラリア
  • ディールメーカー
  • バルセシート
  • フクチャンショウ
  • ユウファラオ
  • ロデオドライブ
  • ローベルクランツ
馬券への活かし方

人気どころではエコロアルバ、ロデオドライブが挙げられます。エコロアルバは朝日杯以来とややローテ面で前例が少なく、ロデオドライブは父・母父非サンデー系で前走ニュージーランドTと軸向きなのはこちらの方。

中穴~大穴では京王杯2歳Sで2着の実績を持つフクチャンショウ、1400mの秋明菊賞を0.5秒差で勝っているタガノアラリア、チャーチルダウンズCで唯一後方から追い込んできたバルセシート、毎日杯では1.45.2の好タイムで2着に入ったローベルクランツが面白そうで、もし6~8枠に入ったら単穴でも。

父サンデーサイレンス系×関東騎手は不振

騎手
着度数
勝率
連対率
複勝率
関東 0-1-0-28 0.0% 3.4% 3.4%
関西 4-6-3-30 9.3% 23.3% 30.2%
外国 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%

父サンデーサイレンス系は関西騎手の成績が良い反面関東騎手だと成績は大きく下がります。2着に入ったのは2022年のマテンロウオリオン(横山典騎手)。人気馬は多くありませんが、穴馬の好走が多いレースにもかかわらず父サンデーサイレンス系×関東騎手は成績が悪いので馬券的には軽視

父サンデーサイレンス×関東騎手(想定)

  • オルネーロ(津村)
  • ハッピーエンジェル(三浦)
  • フクチャンショウ(横山武)
  • リゾートアイランド(佐々木)
  • レザベーション(原)
馬券への活かし方

ニュージーランドT優勝のレザベーション、クロッカスS優勝のオルネーロは前走1着という割引きデータにも該当し父サンデーサイレンス系×関東騎手にも当てはまるのでデータからは消し。フクチャンショウは前走着順データでは拾えますが騎手データでは消し。ハッピーエンジェル・リゾートアイランドは前走着順で消しになります。

東京芝1600m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠29- 29- 16-215/28910.0%20.1%25.6%
2枠17- 26- 22-237/3025.6%14.2%21.5%
3枠19- 27- 24-248/3186.0%14.5%22.0%
4枠28- 17- 28-269/3428.2%13.2%21.3%
5枠29- 22- 29-283/3638.0%14.0%22.0%
6枠24- 40- 22-289/3756.4%17.1%22.9%
7枠35- 18- 38-333/4248.3%12.5%21.5%
8枠32- 34- 35-343/4447.2%14.9%22.7%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ロードカナロア17- 20- 17- 86/14012.1%26.4%38.6%
モーリス17- 17- 20- 80/13412.7%25.4%40.3%
エピファネイア17- 11- 19- 91/13812.3%20.3%34.1%
キズナ14- 11- 5- 61/ 9115.4%27.5%33.0%
リアルスティール12- 5- 3- 28/ 4825.0%35.4%41.7%
イスラボニータ9- 6- 7- 51/ 7312.3%20.5%30.1%
ブリックスアンドモルタル8- 5- 6- 40/ 5913.6%22.0%32.2%
ドゥラメンテ8- 5- 5- 52/ 7011.4%18.6%25.7%
ドレフォン7- 6- 2- 24/ 3917.9%33.3%38.5%
スワーヴリチャード6- 6- 2- 33/ 4712.8%25.5%29.8%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト29- 21- 31-166/24711.7%20.2%32.8%
キングカメハメハ13- 13- 11- 89/12610.3%20.6%29.4%
シンボリクリスエス8- 4- 4- 38/ 5414.8%22.2%29.6%
クロフネ7- 5- 2- 42/ 5612.5%21.4%25.0%
ハーツクライ6- 6- 4- 76/ 926.5%13.0%17.4%
ルーラーシップ5- 1- 4- 29/ 3912.8%15.4%25.6%
ダイワメジャー4- 12- 6- 72/ 944.3%17.0%23.4%
ハービンジャー4- 2- 3- 31/ 4010.0%15.0%22.5%
アグネスタキオン4- 2- 2- 36/ 449.1%13.6%18.2%
Frankel4- 2- 0- 13/ 1921.1%31.6%31.6%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール46- 29- 22- 42/13933.1%54.0%69.8%
戸崎圭太21- 17- 15- 85/13815.2%27.5%38.4%
菅原明良12- 9- 7- 86/11410.5%18.4%24.6%
横山武史11- 11- 14- 83/1199.2%18.5%30.3%
川田将雅10- 5- 2- 21/ 3826.3%39.5%44.7%
津村明秀9- 7- 13- 76/1058.6%15.2%27.6%
田辺裕信9- 5- 13- 48/ 7512.0%18.7%36.0%
三浦皇成8- 12- 3- 77/1008.0%20.0%23.0%
レーン8- 6- 6- 17/ 3721.6%37.8%54.1%
横山和生6- 9- 6- 59/ 807.5%18.8%26.3%

NHKマイルCで勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 優勝馬は6枠以降に多く、内枠は父・母父が非サンデーサイレンス系なら買い
  • 前走1着馬が不振。前走2~5着かつ0.5秒差以下
  • 父サンデーサイレンス系×関東騎手は不振

これらのNHKマイルCのデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

ロデオドライブ

point

父・母父が共に非サンデーサイレンス系(枠順不問で買える)

前走ニュージーランドTでタイム差なしの2着

レーン騎手への乗り替わり

父・母父が共に非サンデーサイレンス系なので枠順を気にする必要がなく、前走ニュージーランドTではタイム差無しの2着。そして今回はレーン騎手への乗り替わりと人気を集めそうではありますがデータからは推せる1頭です。キャリア3戦が全て中山というのは不安もありますが、中山マイルの1勝クラスでは1.32.1で走れているので東京でも対応できそうです。

ダイヤモンドノット

point

前走ファルコンSからの余裕を持ったローテーション

京王杯2歳S・ファルコンSの内容は高評価

データ的には前走1着は割引き

前走1着馬とデータからは割引きになりますが、朝日杯からファルコンSを経てNHKマイルCとレース間隔も空いているので、他のトライアル1着馬よりはローテ的に余裕があります。京王杯2歳Sでは0.5秒差で1着・ファルコンSでは1.19.8と左回りの1400mで強く、近年のNHKマイルCの傾向にも合っています。

バルセシート

point

前残りのチャーチルダウンズCで後方から3着

レシステンシアを半姉に持ち、血統からは世代戦でこそのタイプ

チャーチルダウンズCでは0.3秒差の3着でローテ的には好走ゾーンに入っています。またこのレースでは4角1~2番手のアスクイキゴミ・ユウファラオが残る展開の中、上がり最速で3着に食い込んでいるので本番での上昇が期待できます。またレシステンシア・グラティアスの下という血統で兄姉を見ても世代戦でこそのタイプです。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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