天皇賞・春 傾向と過去データ

天皇賞・春 傾向と過去データ

天皇賞・春(GⅠ)は2026年5月3日(日)に京都競馬場・芝3200mで行われます。この記事では過去10年のデータをもとに

  • どんな馬が好走しやすいのか
  • 狙うべきタイプ
  • 馬券にどう活かすか

を初心者の方にも分かりやすく解説します。

天皇賞・春 開催情報

開催日 2026年5月3日(日)
格付け GⅠ
競馬場 京都競馬場
距離 芝3200m
出走条件 4歳以上
負担重量 定量(58kg、牝馬2kg減)
1着賞金 3億円

過去データ(10年)

天皇賞・春はJRAの平地GⅠでは最長の3200mで行われるGⅠです。

  • ヘデントール(2025年1着) ダイヤモンドS1着、菊花賞2着
  • テーオーロイヤル(2024年1着) 阪神大賞典1着、天皇賞・春3着
  • ジャスティンパレス(2023年1着) 阪神大賞典1着、菊花賞3着
  • タイトルホルダー(2022年1着) 菊花賞1着
  • ワールドプレミア(2021年1着) 菊花賞1着

これ以前の優勝馬を見てもフィエールマン、レインボーライン、キタサンブラックと過去10年の優勝馬は全て3000m超の重賞での優勝実績・菊花賞か天皇賞・春と長距離GⅠでの好走実績がありました。今年はクロワデュノールが人気の中心になりそうですが、長距離戦が初になるためこの傾向を覆せるかに注目が集まります。

天皇賞・春 注目データ

4番人気以下×馬番5~8番の2~3着が多い

枠順
着度数
勝率
連対率
複勝率
1枠 2-0-0-10 16.7% 16.7% 16.7%
2枠 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4%
3枠 0-2-1-12 0.0% 13.3% 20.0%
4枠 1-2-3-9 6.7% 20.0% 40.0%
5枠 0-1-1-14 0.0% 6.3% 12.5%
6枠 1-1-1-13 6.3% 12.5% 18.8%
7枠 2-0-0-16 11.1% 11.1% 11.1%
8枠 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%

※京都開催のみのデータ

複勝率では4枠が40%と目立ちますがそれ以外の枠はほぼ横並び。京都改修後は2023年が①-⑦-⑯、2024年が⑭-⑤-⑥、2025年が⑥-⑭-⑧と優勝馬は内からも外からも出ており、内か外かに極端に寄ることもなく、人気馬はどの枠に入っても問題ありません。

4番人気以下は馬番5~8番に好走馬が固まっており、馬番1~4番が(0-1-0-22)、5~8番が(0-5-5-16)、9~18番が(0-1-1-50)。近年は2桁人気の大穴は走っていませんが、馬番5~8番×4~6番人気くらいの馬が2~3着に入ることが多いのが特徴です。

想定4~6番人気

  • スティンガーグラス
  • アクアヴァーナル
  • シンエンペラー
馬券への活かし方

スティンガーグラスはダイヤモンドS優勝からのローテで、昨年ヘデントールを優勝に導いたレーン騎手の騎乗。アクアヴァーナルは牝馬ながら万葉S1着、前走阪神大賞典でもアドマイヤテラの2着に入っています。シンエンペラーは長距離は初めてですが2024年のジャパンCではドウデュースにクビ差の2着。上位人気のクロワデュノール、アドマイヤテラ、ヘデントールは枠順不問ですが、こちらの3頭は枠順が重要になります。

優勝馬は3番人気以内

人気
着度数
勝率
連対率
複勝率
1~3番人気 10-3-2-14 34.5% 44.8% 51.7%
4~6番人気 0-5-7-18 0.0% 16.7% 40.0%
7番人気~ 0-2-1-96 0.0% 2.0% 3.0%

古くはビートブラック、マイネルキッツ、スズカマンボなど2桁人気馬の優勝で大荒れになる年もありましたが、2015年以降は3番人気以内の優勝が続いています。ただ1~3番人気が(10-3-2-14)という結果からも分かるように上位人気馬での決着という年は多くなく、1~2着が1~2番人気で決まった3年のうち2年は阪神開催。京都開催では両雄並び立たずという結果が多いのが特徴です。

過去10年の優勝馬(8頭)はいずれも3000m超の重賞優勝馬、また8頭全てが菊花賞か天皇賞・春で3着以内に入った経験がありました。

想定1~3番人気

  • クロワデュノール
  • アドマイヤテラ(阪神大賞典1着、菊花賞3着)
  • ヘデントール(天皇賞・春1着、ダイヤモンドS1着、菊花賞2着)
馬券への活かし方

今回の最大のポイントが長距離の出走経験が無いクロワデュノールの取捨選択。古くはトウカイテイオーがメジロマックイーンに敗れたように長距離実績が非常に重要なレースのため、クロワデュノールを消しという買い方も十分考えられます。またアドマイヤテラは武豊騎手・ヘデントールはルメール騎手と共に長距離の名手。北村友騎手もトップジョッキーの一人ではありますが、長距離は特に騎手が重要と言われます。アドマイヤテラ・ヘデントールを頭に、2~3着に4~6番人気をという買い方でもある程度配当はつきそうです。

前走4角4番手以内の優勝が多い

前走4角
着度数
勝率
連対率
複勝率
4番手以内 9-5-6-54 12.2% 18.9% 27.0%
5番手以下 1-4-3-74 1.2% 6.1% 9.8%

前走での位置取りが4角4番手以内だった馬の優勝が多く、5番手以下で優勝したのは2019年1番人気のフィエールマンで前走はAJCCで4角6番手でした。また前走4角5番手以下で好走した8頭中6頭が父ディープインパクト系。前走4角5番手以下×父ディープインパクト以外の馬は割引きです。

前走4角4番手以内

  • アクアヴァーナル
  • アドマイヤテラ
  • クロワデュノール
  • サンライズソレイユ
  • スティンガーグラス
  • プレシャスデイ
馬券への活かし方

上位人気馬ではヘデントールが前走京都記念で4角11番手ですが、9か月振りの実戦で体勢が整っていなかった影響もありそうです。他ではタガノデュードも大阪杯で4角7番手、ホーエリートもダイヤモンドSで4角6番手。いずれも父がキングカメハメハ系になるのでデータからは割引きです。

前走4角4番手以内ではやはりアドマイヤテラは長距離実績もありデータからも推奨できます。

京都芝3200m コースデータ

枠順成績

枠順着別度数勝率連対率複勝率
1枠2- 0- 0-10/1216.7%16.7%16.7%
2枠1- 1- 0-11/137.7%15.4%15.4%
3枠0- 2- 1-12/150.0%13.3%20.0%
4枠1- 2- 3- 9/156.7%20.0%40.0%
5枠0- 1- 1-14/160.0%6.3%12.5%
6枠1- 1- 1-13/166.3%12.5%18.8%
7枠2- 0- 0-16/1811.1%11.1%11.1%
8枠1- 1- 2-15/195.3%10.5%21.1%

種牡馬成績

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト3- 1- 1-18/2313.0%17.4%21.7%
ブラックタイド2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
ステイゴールド1- 1- 1- 5/ 812.5%25.0%37.5%
ルーラーシップ1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%
リオンディーズ1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%
ハーツクライ0- 3- 1-14/180.0%16.7%22.2%
エピファネイア0- 2- 0- 1/ 30.0%66.7%66.7%
キズナ0- 1- 2- 1/ 40.0%25.0%75.0%
オルフェーヴル0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%
ディープスカイ0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%

母父成績

母父馬着別度数勝率連対率複勝率
サクラバクシンオー2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
Green Tune2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
マンハッタンカフェ1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%
フレンチデピュティ1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%
Royal Anthem1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%
ステイゴールド1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%
Machiavellian0- 2- 1- 0/ 30.0%66.7%100.0%
キングヘイロー0- 1- 1- 1/ 30.0%33.3%66.7%
ジャングルポケット0- 1- 1- 0/ 20.0%50.0%100.0%
デュランダル0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%

騎手成績

騎手着別度数勝率連対率複勝率
ルメール3- 0- 1- 2/ 650.0%50.0%66.7%
武豊2- 0- 1- 3/ 633.3%33.3%50.0%
レーン1- 0- 1- 0/ 250.0%50.0%100.0%
岩田康誠1- 0- 0- 4/ 520.0%20.0%20.0%
菱田裕二1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%
北村友一0- 1- 1- 2/ 40.0%25.0%50.0%
和田竜二0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%
池添謙一0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%
ボウマン0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%
戸崎圭太0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%

天皇賞・春で勝つための攻略ポイントまとめ

過去データから分かる重要ポイントは以下の通りです。

  • 人気馬は枠不問、4番人気以下×馬番5~8番が2~3着候補
  • 3番人気以内の優勝が多く、長距離重賞勝ち・GⅠ3着以内の実績が重要
  • 前走4角4番手以内の優勝が多く、5番手以下は父ディープインパクト系優勢

これらの天皇賞・春のデータ・また今年の登録馬の特徴から挙げられる注目馬を紹介します。

アドマイヤテラ

point

前走阪神大賞典での内容は文句無し

長距離実績(菊花賞3着)×武豊騎手

レイデオロ産駒は京都はやや苦手

前走阪神大賞典では4角3番手から3.02.0のレコードで優勝、3歳時は菊花賞で3着の実績を持ちます。騎手も武豊騎手の継続騎乗とデータからはほぼ減点無しで優勝候補の筆頭です。テーオーロイヤル・ヘデントールと父キングカメハメハ系の優勝が続いていることも追い風ですが、レイデオロ産駒は阪神に比べ京都はやや苦手としています。昨年も阪神大賞典を圧勝したサンライズアースが4着に敗れたことは記憶に新しく、武豊騎手の手腕に期待。

ヘデントール

point

昨年優勝の実績

長距離No.1のルメール騎手

前走は凡走も2か月半の間隔が空くため状態が上向いてくれば

前走京都記念では4角11番手から8着と見せ場なく敗れましたが、9か月振りのレースで斤量59kgなど条件的にも厳しい部分がありました。昨年の優勝馬なので前走内容についてはある程度度外視できますが、前走からの2か月半でどこまで状態を上げてこれるかが鍵になります。長距離ではNo.1のルメール騎手と鞍上は文句無しなので、調教での動きに注意。

クロワデュノール

point

中距離での実績・レーティングは断トツ

長距離実績に欠ける点は割引き

春のローテ自体狂いがあり、天皇賞・春は狙ったレースではない

大阪杯でGⅠ3勝目を挙げ、天皇賞・春を勝つと父キタサンブラックと同じく中央4場でのGⅠ制覇となります。レーティングや中距離での実績は断トツですが、やはり天皇賞・春というレースでは長距離実績が求められるのでその点は割引き。また本来はドバイ遠征の予定でその場合は天皇賞・春には出走しなかったと思われますし、間隔的にも厳しい部分があります。

※本記事は過去データをもとにした分析であり、的中を保証するものではありません。
馬券購入は自己責任でお楽しみください。

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